仕事は自分らしくたのしくやるもの

仕事はたのしくやるもの。サラリーマンを23年、起業家を8年。31年社会人をやってきて出たシンプルな答えだ。仕事はお金をもらうための手段。だからつらいし我慢しないといけないもの。そんな固定概念がある。もしそう思っているのなら視野を変えてほしい。仕事は絶対たのしくやるものだ。
サラリーマン時代。四六時中、仕事のこと会社のことばかり考えていた。家族と一緒にいても、ふと思い付いたらメモをとったり会社の話をしたり。「いつもパパは仕事のことばかり考えてるね」そう言われた。こんなふうにしたらもっとお客さまがよろこんでくれるに違いない。現場から見たらこの方がきっと会社は良くなる。そう思うことが多々あった。すぐにやらねば!と会社に行く。ふたを開けると組織のしがらみで実行には移せなかった。
自分が先頭に立ってやれているときはたのしかった。こうしたい!こうしないといけない!自らそれが動かせるときはやりがいがあった。でも会社という組織。全部自分でできるはずはなかった。上司の承諾を得る。根回しをする。稟議をまわす。どこかの地点までいくと限界に達した。
起業家になってから。仕事のことをいつも考えているのは同じ。ただそれを「仕事」と思ったことは一度もない。これがサラリーマン時代と大きな違いだ。自分がゼロからつくったこと。毎日さらに新しくしていくこと。すぐに情報発信できること。思い付いたらすぐ実践できること。そんなワクワク感の中にいるからだ。
行動は全て自分が決める。自分がやりたいと思ったらやる。今必要と思ったらすぐに実行に移す。仮にうまくいかなくても全て自分の責任。うまくいかなかったから次がある。誰も文句を言う人なんていない。だからやりたいことをやり続ける。
サラリーマンの頃は仕事とプライベートを分けて考えていた。仕事は仕事、プライベートはプライベート。いわゆるオンとオフ。ここまでは仕事、ここからはプライベートといった感じ。起業家になってからはその垣根はなくなった。働いていること自体が毎日に直結している。生きている実感につながっている。サラリーマン時代には決して得ることができなかった感覚だ。
仕事はたのしいものと書いた。さらに言うと仕事ではなく、毎日生きているという実感値を得ることだ。生きる実感を得るために働く。働いた先に自分サイズのしあわせがある。そんな毎日を一緒につくっていこう。
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