時の人、出来事に学ぶ起業の心得&心構え語録

2019.03.10 (日)

結果を出した人には必ずこれは!というものがあります。その瞬間、瞬間にこそ価値があります。ここでは時の人が発した言葉、映画のワンシーンなどの中から起業の心得、成功への道筋に役立つものを紹介します。(※随時更新しています)

 

大杉漣さん(2018.2)

 
昼ごはんを食べていた。「えっ!大杉漣亡くなったんだ!」横に座る妻がスマホをみて言った。「大杉漣?誰だ?」名前をきいてピンと来なかった。写真をみて「あーこの人かあ。えーなんで?」66歳とのこと。あまりに若い。驚いた。まさに突然の訃報だった。亡くなる直前までドラマ撮影仲間と一緒に会食をしていたらしい。みんなを笑わせ続けていたと。

 

「サラリーマンだって100人いたら100通りの人生がある。その役になり切ることにやりがいがある。まだまだやり尽くしていない思い・・・」ある番組でこんな感じのコメントをしている場面をやっていた。100人いたら100通りの人生。心に響くフレーズだった。人にはいつ何かがあるかわからない。だからやり残しは良くない。やろうと思ったことがあれば悔いにないようにやっておく。大杉さんに限った話ではない。ただ今回の急逝を知り改めてそう感じた。

 

富澤商店(2017.5)

 
がっちりマンデー。日曜の朝、時間が合えば必ず見るTV番組。日曜に仕込んで月曜から!というフレーズが気に入っている。今回はマニュアックなスーパーの特集。起業に役立つヒントが満載だったので共有したい。

 

一つ目はお菓子やパンの製菓材料専門店の富澤商店。プロが使う食材を小出しにして一般の人に売っている。ここでやっていることは顧客層を「しぼる」ということ。これまで世の中にあるスーパーは老若男女、幅広い層を相手にしてきた。この店は「手づくり派の主婦のみ」に特化している。「こんな人にだけ来ていただけたらいい」「選んで来ていただけたら人に徹底してよろこんでもらう」吸収したい視点だ。

 

さらに「体験できる」場を定期的につくっている。無料のお菓子や料理教室を無料で開催。実際に自分の目で見てさわってみてやってみてたのしさを実感して購入する。お客さま目線でどうなるとたのしいのかからの組み立てが基本になっている。

 

二つ目がフランス発の冷凍食品専門店のピカール。本場では1000店近くを展開する人気店らしい。日本で冷凍食品と言えばレンジでチンできてすぐ食べられ簡単というイメージ。ピカールはフライパンで焼く、鍋であたためるといったさらにひと手間をかけるような食材。出来上がりはちょっとしたフルコースで本格的なものになる。そんな食卓を囲みたいときには重宝する。

 

店を構えたのは中目黒といったちょっとハイクラスの場所だ。映し出せれた客層も裕福なシニア層や奥様という感じに見えた。お客さまを明確にしてその人たちがどんな生活をしたいかから考えた発想と言える。

 

三つ目がカルディ。普通のお店ではなかなか手に入らないような世界の品を用意している。来店時は入口でコーヒーのおもてなし。どうぞゆっくり見ていってくださいの雰囲気づくり。店内は迷路のようになっている。買いたいものを決めて来るのではなく何かおもしろいものはないかな・・・でお店に行く。コーヒーが飲めるし暇つぶしにもなるしちょっとしたワクワク感がある。

 

マニュアックなビジネスは決してスーパーだけに限られたものではない。ユーザーの価値観は多様になっている。全体に対して投げかけても相手には刺さらない。お客さまの心をつかむには個々のニーズを受け止めていかないといけない。これから起業していくときはマニュアック。憶えておきたいキーワードだ。

 

映画「SING」(2017.5)

 
「SING」というアニメ映画。とある劇業主が主人公コアラ。父親の代、一世を風靡するような劇場がまったく売れなくなり借金返済の毎日。そんなある日オーディションをやって一発逆転を狙う企画をすることに。従業員のちょっとしたミスで告知した賞金の額が2ケタ間違ったこともありオーディションには長蛇の列ができる。

 

オーディションの結果、何人かが選考に残ることに。歌手の夢を捨てきれないギャング一家の息子ゴリラ。恋人のためにエントリーしたのに失恋してしまうヤマアラシ。25人の子供とダンナの面倒に奮闘しながらもいつか歌手になる夢を追う主婦のブタ。プライドが高く人目を気にして格好つけるネズミ。そして歌が上手いのに人前に立つと緊張して何もできなくなるゾウ。オーディションに残ったメンバーの苦難の毎日が描かれる。

 

スポンサーになってもらいたいお金持ちヒツジの前でリハーサルが始まる。オープニングのイカのダンスパフォーマンスであっと言わせたのもつかの間。突貫工事でつくった水道管が破裂し、みんな水に飲まれながら九死に一生を得る。劇場がすべて崩れさりガレキの山に。主人公は何もかも失ってしまう。

 

「とんでもない男だ!」普通はメンバーが離散するような大事件。でも実際は意外な展開に。コアラに「もう一度チャレンジしよう!」と掛け合うメンバーたちの姿があった。コアラは自分はもうダメだとふてくされる。そんな紆余曲折の中、みんなで手づくりでステージをつくることになる。

 

ステージに集まった観客はブタの家族とゾウの家族という身内だけ。「今日は観客がそんなに多くない。でも精一杯やり切ろう」劇場主コアラは言う。「賞金のためではなく自分のために歌う」その想いでステージが進行する。バカなやつらがで始まった嘲笑するTV局。その感動の映像を通してたくさんの聴衆が集まり始める。メンバー一人ひとりは自分の持てる力を全て出し切る。観客と一体となったステージがそこに出来上がる。後日ステージをみたお金持ちヒツジがスポンサーになって劇場は再生する。以前にも増して輝いた場に・・・こんなストーリー。

 

主人公コアラはどんな壁があろうが常に前向き。ある意味いい加減なところもある。でも適度ないい加減さがあるから、目の前にある苦労も乗り超えてこられた。それでいてメンバー一人ひとりのことをしっかり見てあげる。最悪の事態になりながら周囲が応援してくれる理由がここにある。

 

どん底から駆け上がるプロセス。相手がどんな状態になっても支えになる友情。思いをひとつにした仲間との一体感。起業に欠かせない要素が満載だった。感動とエネルギーを与えられた。「それは人生を変えるステージ」SINGのキャッチコピーだ。起業は人生を変えるステージ。まさにピッタリ。SINGをみて起業ステージをイメージしてみてはどうだろうか?

 

大関豪栄道(2016.9)

 
起業を考えるきっかけはネガティブでいいの?はいOKです。ただネガティブなままではNG。それをいかに原動力に変えていけるかが重要です。大関豪栄道が全勝優勝を飾りました。外国人力士全盛の中にあって日本人力士の全勝。快挙だと思います。豪栄道のこれまでの歩みがそのことを教えてくれています。ご紹介しますね。

 
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6年前、野球賭博に関与し、名古屋場所を謹慎休場。部屋の敷地内から出られず、親しい知人には「クビになるのかな」と漏らした。好きな相撲ができないつらさに、泣けてきた。謹慎明けで、待ってたのは地元大阪でのおわび行脚。現在約500人いる後援会員も、当時は200人に激減。「相撲でしか、返せない」。見捨てずに残った後援者のため、ぐっと涙をこらえた。

 

2度目のドン底は、2年前から始まった。念願の大関昇進を決めた名古屋で左膝半月板を損傷。その後も両肩など3度骨折した。昇進祝賀会は、激励会に名称変更。「情けない感じになりました」。唇をかみ、またも後援者に頭を下げた。

 

部屋には、心ないファンから大関非難の電話もあった。後援会関係者は「受話器を取ったおかみさんは、涙を流したそうだ」と明かす。入門した18歳から、優しく接してくれた母親代わりの恩人まで苦しませた。今年春場所も、前半で右太ももを肉離れ。そんきょもできず病院をハシゴした。痛み止めを1日5本打ってでも土俵に立ち続けた。(2016.9.26日刊スポーツから引用)
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「浮き沈みが激しい人生なんで」こうした苦難の日々も「無駄な経験じゃなかった」「なかなか思い通りに行かないことが多くて、つらい日もあったんですが、今日で少し報われました。うれしい涙です」は優勝コメント。

 

会社がいやだから、人間関係がつらいから、自分の思いにそぐわないから、だから起業したい。最初はネガティブでもいいです。でもネガティブを引っ張ってはだめ。人生は山あり谷あり。谷にいるときは良いことなんて考えられません。でもあきらめないでください。「浮き沈みがある人生」だからこそ相手の心を動かします。人生に無駄な経験なんてありません。もし今気持ちが落ちているのなら、それはこれからの未来につながることと受け止めてください。そして原動力に変えていってください。必ず道は拓けます。

 

つんくさん(2016.5)

 
喉頭声帯がんで声帯を全摘出したことを昨年母校の入学式で発表した音楽プロデューサーのつんく♂さんが昨年に続いて新入生にメッセージを送ったとのこと。

 

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私も声を失って歩き始めたばかりの1回生。皆さんと一緒です。こんな私だから出来る事。こんな私にしか出来ない事。そんな事を考えながら生きていこうと決意。皆さんもあなただから出来る事。あなたにしか出来ない事。それを追究すれば、学歴でもない、成績でもない、あなたの代わりは無理なんだという人生が待っていると思います(全文からの引用)
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これは1年前に学生へ送ったものの一部です。これから新しい人生を踏み出す学生たちへのメッセージ。このままこれから起業家を目指す人にもつながるメッセージです。そして今年・・・

 

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人生なんて気持ち次第。「ああよかったな」と思うか「全然ダメだった」と思うか、それも自分次第ですね。例えば、事業で成功したように見えても「ああ、不幸だ」と感じている人もいれば、厳しい逆境と向き合う中でも「ああ、幸せだ」と感じている人、世の中にはいろんな人がいるでしょうか、心の中は自分で決めるもの。私は心の中が「幸せ」でありたいです。(全文からの引用)
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1年間いろいろな試行錯誤があったはず。想像を超えるものだと思います。そんな背景をふまえてのこのコメントに深みがあります。「心の中は自分で決めるもの」その通りだと思います。自分自身が毎日をたのしく生きていけること、その原点は自分の心が幸せであるということです。心が幸せになる仕事を創り出していく未来を自分でプロデュースしていく、つんくさんのメッセージを見て改めてその想いを新たにしました。

 

DAIGOさん&北川景子さん(2016.5)

 
DAIGOさんと北川景子さんの結婚会見観ましたか?しあわせそうで印象的ですね。二人の空気感が特に。TVでも女性からDAIGOさんの好感度が上がったと報じるコーナーもあったり・・・わかる気がします。そんな中、これは起業家にもつながるなあーと感じたことがあったので少しふれてみますね。

 

まず、DAIGOさんがさりげなく北川さんがステージに上がるときにしたエスコート。「相手を思いやる気持ち」が自然に出ていました。今日意識してということではなく、いつもやっていることなんだと思います。起業家もお客さんを自然に思いやる気持ちが大切です。相手への心遣い、気配りができる人は決まって仕事ができる人です。

 

「結婚についてはいつ決めましたか?」の質問に、北川さんは「いつだったかな?自分は何もしていません。ここぞというときはすべてDAIGOさんが決めています・・・」的なコメント。ここぞというとき、大事なときは自分が「決断」する。これも起業家にとって必要なことです。

 

「見つめ合う場面をみて胸キュンでした」会見をみた女性たちがみんなそう言っていました。起業家も場面場面で相手に対するLOVEが必要だと思います。恋愛的な意味ではない相手に対する愛情です。相手が胸キュンと思ってくれるくらいの想いや振る舞いを心掛けたいものです。

 

「どうやって報告したらいいのか、2人で話し合って決めました。僕たちの言葉でみなさんに伝えたかった・・・」こんなコメントもありました。自分の言葉にして伝えること。これは「言語化」と言われるものです。起業家は自分がやっていることを「言葉にして伝える力」が必要です。

 

輝いている人からは学ぶことがたくさん。芸能界という人に見られる仕事と起業家の仕事とはつながるところがありますね。流行になったDAI語で起業家を表すとしたら、、、「MWJT」ですかね?「毎日をわくわくしながら自分でつくりだすこと」。おあとがよろしいようで・・・

 

郷ひろみさん(2016.3)

 
アナザースカイというTV番組。毎週一人の人物を取り上げてその人の半生を描きます。今回は郷ひろみさんが登場していました。郷さんが19歳の頃初めて訪れて魅了された地がニューヨーク。バラード3部作のヒットや1999年の「GOLD FINGER’99」の大ヒット後にもかかわらず、2002年からボイストレーニングの留学を決意。そんな絶頂期になぜ留学だったのか?

 

「このままじゃいけない」これがその時の心情だったそうです。徹底的に歌手として力をつけることが目的でした。現状に満足することなく常に進化を求めていく・・・それがこの言葉に込められています。

 

「今しかできないことをやる」「今やらずに後悔するのなら、すべてやっておいた方がいい」「60歳でやりたいことはいっぱいある」郷さんからはこんな珠玉の言葉が出てきます。

 

「70歳でカーネギーホールでコンサートをする」それが次の夢だそうです。もしそれが実現できなかったとしても、次は80歳でやろうと思える。目標達成できなくても常に前を向いて次へ行こうという気持ちになれる。だから夢は大事。

 

その昔、ドレミファドンという番組がありました。ゲスト出演していた郷ひろみさんは自分が歌い終わった後、カセットテープに録音した自分の歌を繰り返し聴いていたそうです。表面的に華やかな人な一面しか見えません。でもそういう人にかぎって陰で大変な努力をしています。見えないところでコツコツ積み上げのできる人こそもっとも怖い存在です。

 

郷ひろみさんの半生を見て、起業家としてのマインドと行動力の根っこを学ぶことができました。少しでも真似できるよう精進したいものです。

 

箱根駅伝「中央学院大学」(2015.12)

 
起業準備には「やり方」の前に「あり方」がためが必須です。土台のないところで継続はあり得ません。そのことを学べる記事がありましたので紹介します。

 

箱根駅伝に勝ち上がる弱小校のすごい「戦術」。中央学院大学という学校。現在13年以上連続で箱根駅伝に出場しているのは、東洋大学、駒澤大学、日本体育大学、早稲田大学、山梨学院大学、中央大学、そして中央学院大学の7チームしかないそうです。

 

チームを率いるのは川崎監督。選手たちには『大学で燃え尽きたいなら、私の練習では絶対に無理だから、自分で上乗せしなさい』と言っています。同時に、実業団に行きたい選手には、大学でやっていることを継続できれば、実業団でも必ず通用するからという話もしているんです」

 

箱根駅伝の優勝を目指すのではなく、将来のために選手を強化していく過程で、タイミングが合えば勝つこともあると川崎監督は考えているのだ。

 

トレーニング量が少ない分、別のアプローチで選手たちを強化している。それは「ランニングフォームの指導」だ。箱根駅伝の常連校ともなると、基本的に速い選手ばかりということもあり、フォームを細かく指導するチームは少ない。(東洋経済オンライン2015.12.8から引用)

 

速さだけを競ってもうまくいきません。その前にフォームありき。つまり土台づくりです。起業準備も同じです。ビジネスアイディアがたくさんある、情報発信の方法がわかっている・・・そういった「やり方」も必要ではあります。

 

でも「やり方」の前に「なぜその仕事がしたいのか?」「どんな人をどうしてあげたいのか?」の「あり方」が必要です。土台がないと事業は継続しません。迷ったら「やり方から入ってないかな?」「あり方はどうなっている?」と自問自答してみてください。答えが見つかります。

 

石川遼選手(2015.12)

起業を継続的にまわしていくために必要な「メンタル」と「技術」。そのバランスが重要です。プロゴルファーの石川遼選手がメジャー試合に優勝しました。国内では敵なしで米ツアーに乗り込んでいきましたが予選落ちで苦しんでいました。そんな石川選手の朗報です。彼は試合後のインタビューでこう語っていました。

 

「アメリカツアーに参戦して成長できたことは「気持ち」の部分。「技術」ももちろん成長しているが、普段できていることが本番でできるか否かは「気持ち」の問題。ここが成長できたと思う・・・」

 

起業を形づくるのも、この気持ち「メンタル」と「技術」の2つです。この両輪をきちんとまわしていくことが必要です。重要なことはメンタル70に対し技術が30という割合です。

 

サラリーマン時代は、起業するためには技術つまり知識やスキルが先に要ると思いがちです。実はそうではありません。起業に必要な知識は実際に動きながらつけていくものです。実践なしに勉強ばかりしても意味がありません。頭でっかちになるだけです。

 

起業するために資格を取ろうとする人がいます。これがその典型です。資格はビジネスが動き始めて、それを上乗せするのに必要になった時点で取ればいいことです。資格があるから仕事がもらえる・・・そんなことはかけらもありません。

 

起業を継続させていくのは「メンタル」です。独立後はいろんなことが起こります。山あり谷あり、予想もしないことの連続。どんなときも心を折ることなく前に進んでいこうとする気持ち。これなしでは乗り越えていけません。

 

今はそうでなくてもいいです。もともとメンタルが強い人なんてそうそういませんから。これから起業を目指そうというときは「メンタル」に重きを置いていくことを意識してみてください。それだけで人は変わっていけます。

 

ロンブー亮&ココリコ田中(2015.11)

 
先日は大手企業の主催アウトドアイベントの裏方プロデュースをやってきました。僕たちが手掛けるもう一つの事業「焚き火の仕事」です。

 

当日は芸人さん2名が参加しました。こんな演出ができるなんてさすが大手ですね。芸人と一緒に仕事をするなんてそうそうない中、いくつかの収穫がありました。節々で彼らの立ち居振る舞いを観察していました。

 

最初は遠慮がちの参加者も慣れてくるとみんな「一緒に写真を撮ってください!」と言ってきます。その場で快い対応ができるか否か。相手がどんな人でもちゃんと目を合わせて話せているか否か。BBQのときトングなどの道具が行き渡っているか否かの配慮やその指示。しゃがんで子供と同じ目線になってサインをしてあげられる姿・・・

 

「あのイベントで笑顔で一緒に写真に入ってくれた芸人さん」そんなふうに覚えてもらえることで口コミになります。子どもたちにとっては大切な思い出です。もしかしたら一生涯の出来事になるかもしれません。逆に「あの芸人、上から目線でテレビの中とは大違い・・・」なんて言われたらファンはいなくなります。

 

その場に携わっている人すべてに心配りと感謝の気持ちをもつことの大切さ。ビジネスの基本を再確認できる貴重な場になりました。

 

一方で現場で今回の企画をサポートいただいた町役場、きこり体験のみなさん。依頼元の二転三転する内容をそのつど快く受け入れていただきました。現場の人たちのご協力があってイベントは成功しました。

 

自分がどんな立場にいたとしても基本は「人対人」。この原点を忘れたらいけない・・・今回関わっていただいた人たちの姿を見ながら改めて勉強になった一日でした。

 

「日本でいちばん心が温まるホテル」アソシア名古屋ターミナル(2015.11)


 

4期連続赤字、リストラで人員3分の一、倒産寸前の泥沼状態から再生させた総支配人、柴田秋雄さんとホテルの従業員の話です。感銘を受けると同時にとても勉強になりました。

 

将来はないとすべてあきらめかけたとき。一番大切なのは、従業員の心を回復させること。そのことをだけを守り抜き、みんなの心をひとつにします。数々の苦難を乗り越え、黒字に転換。他に類のない素晴らしいホテルに生まれ変わります。

 

その途中では奇跡とも言える出来事が次々と起こります。でもそんな素晴らしいホテルも建物の老朽化で閉館になってしまいます。柴田さんは、従業員の今後の進路を一人ずつきちんと決めていきました。

 

そして今日がホテル営業最終日という日。柴田さんは最後の朝礼でこう従業員にメッセージを贈ります。

 

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新しいところは期待もあるけど、あとの半分は不安です。不安な気持ちになったときにたったひと言でその不安が解消される場合と、不安がもっと辛くなるときがあります。どうか一人だと思わないでほしい。もう一回言います。一人じゃない。みんながいる。

 

だから辛いときにこんなこと言っちゃ嫌だなとか、こんなことを言ったらみっともないなとか、こんなことを言ったらみんなが笑うかなとか、そんなことは絶対思う必要はない。元気がいいときは電話をくれなくていい。会おうなんて思わなくていい。

 

疲れたときに、嫌になっちゃったなと思ったときに連絡がほしい。そうなったときに僕はすぐみんなを集める。みんな集まれ。疲れてるぞ、○○君が。みんなで空気入れたあげよう、元気になってもらおうということをしたいと思っています。

 

もう一回言う。誰でも疲れる。誰でも苦しいことがある。そのときに一人じゃないと思ってほしい。家族だけでなく仲間が自分を見ていてくれているとぜひ思ってください。それが僕の想いです。ありがとう。
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起業準備、起業の過程は「不安」の連続です。メンバーが不安になったときいつでも戻ってこられる場になること。どんなときでも受け容れてあげられる存在になること。人の温もり。人が人を想う気持ち。これこそ天職塾フリーエージェントアカデミーが目指す姿。ホテルアソシアの話を知り、目標を明確にすることができました。

 

山奥の隠れ家レストラン(2015.10)

 
ヨメさんが長野に小旅行に行ってきたときのエピソードです。とある山奥のレストランに入ったそうです。場所は、とってもわかりづらい、土地勘のある人でもちょっと迷うような昔からの集落の一角。店も自宅の裏手で一見わかりにくい。看板も目立たない。

 

自宅の納屋を改造して作られたというお店はこじんまりですがとってもオシャレ。座席は4人がけのテーブルが2つと少なめ。メインは放牧で売っているところはあくまでおまけという感じ。特に宣伝らしい宣伝もしていない。ホームページもしょぼいです。

 

「この豚、臭みがないでしょう?そういう育て方をしているんです。○○さんから仕入れています」「このワインは山ぶどうでつくっているんですよ。○○ワイナリーさんっていうところなんですよ」お店の方からそんな話を聴き、教えてもらったお店にも足を伸ばしました。

 

そこでおみやげで買ってきたワイン、生ハム。これが本当にうまい!「お金儲けではなくおいしさを追求している」話を聴いていて理念が伝わってきました。

 

そうしたお店はおそらく地元の人ではなく外部から来た人たちの様子。それぞれにやりたいことがある。想いをしっかりともちながら、お互い助け合って共存して生きている。そんなイメージをもったそうです。

 

天職塾にはモヤモヤから起業を志した人たちが集まってきました。でもいつしか起業という枠を超えたつながりに発展してきています。それは一人ひとりが人にやさしい心をもった人たちだから。なぜそんな人たちばかりになっているのか不思議です。とても有難いことです。まさに「本物」の人間性と言えます。【本物が本物を呼ぶ】そんなコミュニティになれたらいいですね。

 

安保理法案可決(2015.9)

安保関連法案のニュースが大きく取り沙汰されています。本当に大変な事態です。聞くところによるとすでに法案可決は決まっていたとのこと。あの夜の審議はパフォーマンスだったとか。

 

そもそもこんな大切な審議が真夜中に行われること自体、意味がわかりませんでした。TVには主要閣僚がへらへら笑っている姿が映し出されました。彼らの給料が血税で成り立っていると思うと腹立たしい思いでした。そのあたりは横に置くとして・・・

 

国民一人ひとりの思いを無視して政治家の保身で物事を決めていく。とんでもない話です。内情のくわしくはわかりませんが、僕が起業にいたったサラリーマン時代を思い出しました。

 

サラリーマン時代、僕は大きな組織の中にいました。最初は現場に身を置きました。今では減ってしまった街の電器屋さんの活性化が仕事でした。日々電器屋さんの店主や奥さん、二代目と膝つきで話しました。彼らはいろいろと悩んでいました。自分たちだけ解決できない会社としてやってもらわないという数々のことが山積でした。

 

現場で起こっている問題点を本社に訴えつづけました。でも大きな組織の中では取り上げられることもありませんでした。

 

その後、本社へ異動しました。現場で起こっていることをどうしても改善したい。本社でもそのことを発信しつづけました。「三宅が言うのは正論かもしれないけど、そんなの無理に決まってるよ・・・」周囲の人は口々に言いました。

 

現場では、お客さんへ向いて、今の商売に一生懸命向き合っている人たちがいる。現場のことは部下から上がってくる報告だけで判断していました。ちなみに幹部が報告資料を目する頃には、本質はなくなった当たり障りのない形に変わっている、そんなことの繰り返しでした。結果、現場で起こっていることを無視して、幹部たちの保身、社内政治で物事は決まっていきました。この構図が許せませんでした。

 

どうしても納得がいきませんでした。そして幹部候補生研修の場で根っこの話をトップへぶつける事件にいたります。ここからサラリーマン失格人生が始まりました。

 

トップ自ら現場に行くこと。現場にいる人と同じ目線に立つこと。自分の目で見て、自分の耳で聴いて、自分の五感で体感すること。世の中で実際に起こっていることを知るにはこれしかありません。

 

会社組織にいたらどこまでいっても納得できない結果になる。そのことは誰かに自分の人生を委ねてしまうことにつながる。だから僕は独立起業の道を選びました。安保法案可決を通し改めて感じたこと。人生は他人に委ねるものではなく自分で切り拓くものだと。

 

星奈津美さん(2015.8)

水泳世界選手権で星奈津美さんが見事金メダルを獲得しました。病を克服しての金メダル、いくつもの苦難を乗り越えた頂点、本当にすばらしいことですね。

 

「最近自分らしいレースができていなかったので、やってきたことを出そうと思って泳いだ。いろんな人から応援のメッセージをもらった。感謝の気持ちをもって表現できる泳ぎをしたいと思っていました」星さんのレース後のコメントです。

 

「やってきたことをすべて出す」「いろんな人から応援」「感謝の気持ち」このフレーズが響きました。結果を出した人のコメントには「応援」と「感謝」という言葉が必ず入ります。とってつけたわけではなく自然に出てくる言葉です。「応援」と「感謝」が自分の中にあるからだと思います。

 

世の中にたった一人で成功できる人なんてそうそういません。みんな周囲の人に支えられて、応援されて前に進んでいます。応援してもらってより大きな目標に向かっています。

 

これは起業でも同じです。起業で成功するためには応援される存在になることが必要です。そのためには今自分ができることを一生懸命にまっとうすること。周囲の人に感謝し、どれだけ謙虚な自分でいられるか。ものすごく大切なことです。決して応援してください!と言ってまわることではありません。

 

応援力とは自分だけがしてもらうことではありません。相手や周囲の人の応援をすることで自分にも応援が戻ってくることです。星さんの晴れやかなインタビューに改めて応援力の大切さを学びました。

 

東芝の不正事件(2015.7)

東芝の不正がメディアを世の中をにぎわせています。「組織的不正」「上に逆らえなかった・・・」「こんな数字本当にできるの?という予算上乗せがよくあった」社員のコメント。評論家は「実態と報告にかい離があったのではないか?」と言っていました。

 

典型的な大企業風土です。僕も同じような環境で22年サラリーマンをしていたのでよくわかります。組織的不正・・・から見えるのものは、組織という意味のとり違い。上に逆らえなかった・・・は旧態依然の硬直化した体質。こんな数字本当にできるの?・・・は数字だけが下りてきて強制力を与える仕事の仕方。実態と報告にかい離があった・・・は現場と本部が分断されていること、上層部が現場からかけ離れていること。こんな様子が想像できます。

 

必要なのは組織でなくチームです。チームに必要なことはゴールを一つに共有したフラットな関係です。数字は重要です。でもその重要性を伝えるのは経営者の思いであり社員一人ひとりと向き合う姿勢です。ビジネスはお客さまそして現場ありき。現場を無視した経営はうまくいきません。

 

こうした大きな会社の経営者は雇われ社長です。出世、昇格、人間関係で昇りつめ、ある一定期間を任されます。もちろん生涯勤め上げてきた人なので人一倍会社に対する思いはあるでしょう。でも社員一人ひとりをこうしてあげたいとか、会社を将来の姿を心底考えられる人は多くはないと思います。

 

雇われ社長はどこまでいっても雇われ。本当の意味で「自分事」と考え、「心からたのしい仕事」はできません。だから僕はひとり社長、フリーエージェントの道を選びました。

 
フリーエージェントとは「インターネットを使って、自宅でひとりで働き、組織の庇護を受けることなく自分の知恵だけを頼りに、独立していると同時に社会とつながっている人たち」のことを言います。(ダニエルピンク「フリーエージェント社会の到来」より引用)

 

「企業組織の中で生きていく価値観」「自分で人生をつくっていく価値観」働いていく選択肢には大きく2つあります。

 

これからの時代、企業の中にあっても起業家マインドをもって生きていくことが大切です。組織なので任される範囲は決まります。その中で自分が社長として会社を動かすんだったらこうする!そんな思いをもってやらないと仕事はたのしくなりませんから。上に逆らえないから・・・と言っている社員のかたまりでたのしい仕事ができるはずがありません。

 

加えていつ何時、レールからはずされるかもわからない状況です。不測の事態があっても一人で生きていける土台をつくっていく必要があります。東芝の不正ニュースをみて、改めてフリーエージェントという働き方の意義を再認識しました。

 

宇宙飛行士 油井亀美也さん(2015.7)

日本人10人目の宇宙飛行士、油井亀美也さんを乗せたロシアの宇宙船「ソユーズ」が打ち上げされたそうです。

 

油井さんは長野県川上村で生まれ。宇宙に関心を持ち始めたのは小学校3年生の時。望遠鏡で「新しい星を見つけたら自分の名前が付くんだ」と熱心に夜空を探していたそうです。

 
記者会見では「まだ6等星レベルであり、これからがんばって立派にミッションをやり遂げて、将来的には1等星として、空に燦然と輝けるような“中年の星”になりたい」とコメントしました。中年の星、親しみやすくていい感じですね。

 

際限なく広がる宇宙。宇宙には一つひとつ輝く星があります。そんな星がまとまってきれいな夜空ができあがっています。宇宙には無限の可能性があります。夢の実現と宇宙にはつながるところがあります。

 

天職塾では「ほしぞら商店街」という構想を練り上げています。起業家であるフリーエージェントは一人ひとりが輝く星です。フリーエージェントが集まるとより一層輝きを増します。そこには無限の可能性を秘めています。

 

商店街には人のあたたかさ、温もりがあります。商店主同士が助け合って協力し合って商店街を盛り上げています。商店街がにぎわうことが自分のお店のためにもなります。

 

フリーエージェントとフリーエージェントとが結びついて新たなビジネスを興す。チームで応援し合うことでさらなる成長につながっていく。そしてお互い笑顔でたのしい人生を歩んでいく。宇宙飛行士の油井さんのニュースがほしぞら商店街にリンクしました。

 

イモトアヤコさん(2015.7)

 
「世界の果てまでイッテQ」で放映していたマッキンリー登頂プロジェクト。マッキンリーは北米最高峰の山。頂上までの道のりは順調に行っても20日間。片道25km、高低差は,000mに及ぶ過酷な登山です。加えて荷物を運んでくれるポーターさんがいない。必要なものは自分で持っていかなければならない登山です。

 

そんな険しい山にイモトは登山チームとともにトライしました。途中は苦難の連続。天候が荒れて先に進めない状況も。ベースキャンプに何日も動かずにいるとストレスが極限状態になります。そんなときはカラオケ大会でばか騒ぎ。お笑いネタを自らやってみせる。周囲がつらいときに、そんなイモトの姿がありました。

 

その後、イモトが体調をこわしました。このまま続けていけるのかなあ・・・不安になっていました。そんな彼女を少しでも励まそうと今度はチームメンバーがお笑いライブを開催。笑いの渦に巻き込まれました。

 

そんなプロセスを経てやっとの思いで頂上が見えるところまで登りつめる。高山病で激しい激痛。空気が薄くてしゃべるのにも支障が出る。とんがった尾根。一歩滑ると100メートル下に落下してしまうような状況。もう戻ってしまおうか・・・そんな気にさえなってしまう状況です。

 

「自分で決めたんだからやるしかない」そこでイモトが発した言葉です。とにかく前へ向いて進む。不屈の精神力です。そしてチームメンバーが全員、見事に登頂成功。感動の場面でした。

 

起業への道そして起業後こそこんな道のりです。山あり谷あり。つらいこともたくさんあります。苦難のときこそ、ばかになって前に進む。自らが周囲の仲間をたのしくする。逆に仲間が助けてくれる。そして節目節目で「自分で決めたんだからやるしかない」まさにこれです。

 

起業すると決めたんだからやるしかありません。イモトの精神力と周囲を元気づける力が勉強になりました。僕もこうしてたのしい毎日をつくっていきたいと思います。

 

体操内村選手(2014.10)

体操の内村選手が世界選手権5連覇を達成しました。ものすごい快挙ですね。この間、選手も変わるし技術もどんどん向上する。そんな中トップの座を守りつづけることがどんなに大変なことか解説の人も大賞賛していました。

 

まったくその通りだと思います。内村選手の競技をテレビを通して観ていました。1位を守りながら節目節目で演技をします。そのつどかかるプレッシャーは測りしれないものです。そんなきびしい環境の中自分を貫きます。周囲がどうこうではない感じです。

 

圧巻は最終演技。すべての選手が演技を終え、会場全員が見つめる中での演技。少しのミスがあるだけでも5連覇は遠のきます。観ている方がドキドキするくらいの緊張です。そんな中、内村選手は堂々と力強く自分の演技を全うしました。

 

プレッシャーに負けない強靭な精神力。そのかげには不断の努力があるはずです。だからこそのあの演技です。内村選手をみていて感じたのが「自信」です。彼にはどんなことにも動じない自信があるのだと思います。

 

起業にも自信が必要です。自分がもうだめだと思った瞬間、物事は悪い方向へ進んでしまいます。逆に自信をもって突き進んでいけば自ずと道は拓けます。

 

自信とは自分を信じること。自分を信じるためには周囲にどんなことが起きようと決して動じない日常の積み重ねが必要です。毎日には予期せぬ出来事で折れることもあります。でもそれを乗り越えていこうとする気持ち。内村選手から自信の意味を学びました。

 

ノーベル物理学賞/赤崎勇教授(2014.10)

 

若者へのメッセージとしてこんな語録を残していらっしゃいます。
>あまり偉そうなことは言えないが、はやりの研究にこだわらず、自分のやりたいことをやるのがいちばんだと思う。自分のやりたいことなら、なかなか結果が出なくても続けることができると思う。

 

「自分のやりたいことなら、なかなか結果が出なくても続けることができると思う」大変共感しました。実はこの言葉の中に起業の心得につながるものが入っています。【なかなか結果が出なくても続ける】ここです。

 

起業へ向けた活動も同じ。やったことがすぐに結果に結びついたりはしません。いろいろな苦労があります。挫折もあります。つらいことにも直面します。そんな中にあってどれだけ続けていけるか。途中でやめてしまったら起業は失敗。続けていれば起業は成功。ここが大きな分岐点です。まさに継続はチカラなんですね。

 

続けるためには、自分のやりたいことをすること。はやりの研究にこだわらず・・・を起業に置き換えると、今の時代ならこれなら売れるかも?このビジネスアイディアならウケるかも?と思ってしまうこと。地に足ついた専門分野でないと長続きはいません。

 

また起業ネタをさがすとき、多くの場合は「できること」から考えがち。もちろん「できること」を考え合わせることは必要です。でも、できることから入ってしまうと続きづらいもの。やっぱり、自分がやりたいこと、好きなことを軸にすべきです。

 

ワクワクすることなら情報発信も続けていける。アイディアもどんどん出てくる。何より毎日をたのしく送ることができる。赤崎さんのコメントをみて、起業の心得を学ぶことができました。

 

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