起業家は毎日が新年度になる

4月が始まりましたね。この季節は新しいことが始まります。新学年、新学期、新年度。新しい仲間、新しい職場。桜の演出もあってとても晴れやかです。フレッシュな気持ちって大切ですよね。春が来るたび感じます。
新年度にあわせ、会社では社長訓示や今年度の方針メッセージがあります。僕もサラリーマン時代、何度も経験しました。4/1はリセットした気持ちで臨みます。でも翌日には忘れてしまいます。目の前の仕事に追われすっかり日常です。サラリーマンは雇われの身。会社の経営としてこれが必要と言われても実感なんて持てません。給料はもらえるからそれで良し。所詮他人事なんですね。
これが起業家になると変わります。会社や事業そのものが自分の生活に直結します。今年度はどんなゴールを描くのか?そのために必要なことは何なのか?じゃあ、それをいつまでに取り組んでいくのか?すべて自分事です。当たり前ですが必死で考えます。
考えるときは、もちろん経営的に厳しい面もありますが、わくわく感の方が大きいです。なぜならすべて自分が思うように計画を立てられるから。ゴールがブレてはだめですが、途中での軌道修正はいつでもやろうと思ったときにできます。
サラリーマン時代は稟議をとってどうのこうの・・・このままやったらうまくいかないのがわかっているのに、お客さまから見たら明らかにこっちの方が正しいのにそのまま進んでしまうなんてことがたくさんありました。とても歯がゆい思いをしたのを記憶しています。そんなときってないですか?
起業家は経営そのものが自分事。新年度はもちろん節目ですが、別に4/1だけリセットしようなんてことはありません。朝起きたら今日は新しいことをはじめよう!そんな毎日を送ることになります。だから「毎日が新年度」です。今日が新年度と思ってやっています。4月を迎えてそんな気持ちになった今日この頃です。
※桜だけがやたら脚光を浴びるこの季節。その裏でアスファルトに一生懸命咲いている野の花にフォーカスしてみました。
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