働き方の選択肢を決めるものは、お客さまとどうありたいかの気持ち

日々モヤモヤ相談で話を聴いていると「この人は起業家に向いているな・・・」と感じる人がいる。起業家に向く要素にはいくつかのものがある。共通点の一つに「お客さまと直接接している仕事がしたい」という気持ちを持っていることが挙げられる。本記事ではその事例をまとめてみた。
>毎日仕事に追われ自分のやっていることが誰のためになっているのか見えなくなっている。いったい自分は誰のために働いているのだろう?もっとお客さまからの反応がダイレクトに戻ってくる仕事がしたい。できたらお客さまから感謝してもらえるようなものなからベスト。
>マネージャーとして日々仕事をしている。社内で部下の管理や会議やプレゼンばっかりやっている。最近つくづく面白くないと思うようになった。担当の頃のように現場でお客さまと直接接している方がダンゼンたのしい。
>会社でやっていることは売上や数字ありきでお客さまに向いていない。それが大事なのはわかるが、自分は目の前のお客さまに向き合いたい。本当によろこんでもらえることをしたい。お客さまの声をきいて満足してもらえるものを提供したい。
これらが共通点にはまる人が口にする内容だ。この話が相当数あるのが実態だったりする。組織だって動く中ではやっていくには難しいものばかり。本当に実現したいのならハラを決めて起業への道を選んだ方がいい。お客さまを自分で選び直接接しながら自分のやりたいことを実践できる。
部下をマネジメントすることにやりがいを感じる人は組織人に向いている。組織の中で調整しながらうまく立ちまわって自分がやりたいことを実現していく。それも一つのやり方だ。どちらを選ぶかは自分次第。働き方の価値観を決めてほしい。
一つだけ言っておきたいことがある。もし起業への道を選んだとき。その時は全てが自己責任になる。良いことも悪いことも全て自分に100%跳ね返ってくる。会社にいたらそのうちの幾ばくかは会社に渡る。どちらがいいかここも価値観次第。これからの働き方を決めるモノサシにしてほしい。
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