二拠点生活で自由な働き方を複業でつくる

2019.08.22 (木)

複数の仕事をする複業。サラリーマンだけでなく、事業をやっていても複業という考え方はあります。現在3つの事業を手掛けています。複業をやるときにあった方がいいのが「時間と場所を選ばない働き方」です。これまでいろいろと試行錯誤した結果、一応落ち着いたところが「二拠点生活」でした。この記事では複業と二拠点生活についてまとめました。これからやってみたい人は参考にしてみてください。

複業にいたるまでの経緯


 
実は最初から複業しようとしていたわけではありません。まずずっとやってきたのが起業・複業の塾。多様化した働き方を具体的に後押しするため9年に渡り、マイナーチェンジしながら展開してきました。それと並行して始めたのが講師業。サラリーマン23年で培った経験と独立後に得た知見をもとにコンテンツをつくっていきました。

 

 
もともと地方へ出向いて現地の小規模事業者と接するのが大好きな性格。職場の風通しを良くする、その人のやる気に火をつける、それができることにやりがいを感じました。そして焚き火コミュニケーション業。個を素のまま引き出せる場づくりとしてこれしかないというもの。それ以外にもいろいろやってきましたが、今現在この3つに集約されています。

 
複業として成立するためには継続できることが必要です。継続していくにはぶれない軸が必要です。3つともに「個を尊重した場づくり」という自分軸に立脚していることでぶれずにここまで進めています。自分軸という根っこのもと、好奇心のままにやりたいことをやれるのは起業家の特権でもあります。

 

二拠点生活になった理由

一方で働く場所についてもいろいろなことをやってきました。起業当初は自宅オフィスで打ち合わせはカフェというところから始めました。オフィスといっても単なる作業場ですね。その後、レンタル住所、レンタルオフィスと渡り歩きました。毎回セミナーを開催するのに場所を探して予約しないといけない、個別相談をカフェでやることへの違和感、大して利用しないのに固定費が掛かることなどを経験しました。そんな経過を踏みながら、やっぱり自分の拠点がないと落ち着いて活動ができないと思うようになりました。

 
そこで都心に事務所を構えました。といってもワンルームマンションの一室です。手頃な物件を探すのには時間を要しました。不動産業者への仲介料、敷金礼金でそれなりのお金が掛かりました。さらに小さいながらも事務所となるとテーブルやイス、さらには什器も買い揃える必要がありました。もろもろ足し算すると、60〜70万円くらいは掛かった記憶があります。

 
1年くらい経ったところでワンルームでは手狭になってきました。そこで近隣の1DKのマンションに引っ越しました。自分のオフィスを持つことでいちいち会場探しをする手間もなくなり、コミュニティ運営もスムーズにできるようになりました。一方で家賃や光熱費などの固定費負担もそれなりでした。都心を離れ、少し自宅に近い場所へ移りましたが、中途半端な状態でした。

 
そもそも電車に乗って人混みのある都会へ行くことが苦手でした。自宅に少し寄せることで自転車通勤をするなども試みました。気持ちよい日もありましたが、雨が降ると電車になってしまうなど根本解決にはなりませんでした。その頃には事務所にいる時間も減って拠点があることの意味がなくなってきました。

 
これだったら毎月のセミナー会場のみ確保して、事務所なしという選択肢もあるかも。そんなことを考えるようになりました。機を同じくして焚き火コミュニケーション事業の拠点探しを始めていました。以前から活動として接点のあった埼玉ときがわ町の山あいを候補にしました。最終的に秩父に入る手前の山中にあるログハウスに決めました。

 
山の中のログハウス。どうやって仕事をまわすのか?まずはネット環境です。ケータイも満足につながらない場所で最初は不安でした。幸い、光ファイバーを引き込むことができました。ネットさえあれば仕事のやりとりはできます。またZOOMなどのオンラインツールを使うことで顔合わせするセッションも可能になりました。

 
自宅と山のオフィスを行き来する生活が始まりました。それまで山の中でちゃんと仕事がまわるのか不安でした。と同時にどこまでそれが可能になるのか試してみようという気持ちもありました。実際にやると何も支障は起こりませんでした。後述しますが、むしろ効果の方が多かったです。もちろん対面で顔合わせするということに勝るものはありませんが、ケースバイケースで臨機応変にいけます。その時起こったことに対処していけばいいのです。こうして今は1ケ月のうち半分を自宅、半分を山のオフィスで過ごすようになりました。

 
というわけで、二拠点生活について最初からそうしたくて始めたわけではありません。いろいろと動き始めたら結果的に二拠点生活になっていたという感じです。これからもこのまま固定ということを決めていません。その時その時に合わせ、変化していくものと思っています。これが絶対正解という考え方はしたくないのが理由です。

 

二拠点生活の実際


 

山のオフィスは、住所こそ埼玉ときがわ町ですが標高700メートルの山の中にあります。人の気配はほぼありません。風の音と小鳥のさえずりが聞こえるだけです。もちろん車や雑音もありません。建物の中に入ると物音ひとつしない静寂になります。都会で生活していたらまず味わうことができない空間です。

 

 
ロフトの天窓に差し込む朝の光で目を覚まします。裏庭に出て山並みへ向かって深呼吸します。おいしい空気が胸いっぱいに入ってきます。登ってくる朝日を背中に受けながらPCで書き物をします。一切の雑音がないので集中力が高まります。

 
自然の中にいると五感が開きます。風の音、小鳥のさえずり、山や葉っぱの色、木々の香り。今まで気にも留めていなかったものが純粋にからだに染み渡るのがわかります。本来人間が本能として持っている感覚のようなものが呼び覚まされます。

 

 
山の生活を始めるようになって新たにスタートしたことがいくつかあります。そのうちの一つが自分でつくる小屋づくりです。今までDIYとかそういう類には全く関心すらありませんでした。最初は廃材になるものがもったいないということから倉庫づくりを始めました。失敗を重ね、やっているうちに仕事としての必要性もあり、自作で小屋を建て始めました。右往左往しながらも合間合間の作業で4ヶ月くらいかけて外づらは完成しました。つくっている過程は何者にも代え難いものがあり、さらなる創作意欲に燃えています。

 

二拠点生活を始めてわかったこと


 
実際に二拠点生活を始めて3つのことがわかりました。一つ目が「どこにいても仕事はできる」ということです。固定化された事務所なんて不要です。ネット環境さえ整っていれば、世の中にあるツールをそれなりに使うことで場所を選ぶことなくシゴトができます。納品物も現物を送るものは減っています。であればネットで完結できますね。

 
毎日同じ時間に決められた場所に通勤するなんて意味がありません。それだけで相当なエネルギーを使ってしまうし、会社としては膨大な通勤費と社員を受け入れる事務所を維持するお金を払わないといけません。固定化された環境にいると頭の中も固定化されます。新しい発想や柔軟な思考なんて生まれるはずがありません。働き方改革で就業時間の長さが取り沙汰されますが、そもそも一日8時間労働、さらには残業までしないと成果が得られないような仕事の仕方自体に問題があります。

 
二つ目に「都会の日常がどれだけ時間に縛られ追われている」かということが実感できました。一日与えられた時間は24時間みんな平等です。それをどう使いかは自分次第です。誰かに拘束されて費やすものではありません。都会の暮らしはみんな何かに急いでいます。そんなに慌てていても何の意味もないことがわかるようになります。

 
仕事の質を上げていくのに必要な要素はリラックスと集中です。本当の生産性はこの二つから生み出されるものです。その両方が一度に叶えられるのは自然の力あってのことだと思います。

 
三つ目が「複数のシゴトをすることで広がる」ということ。広がるには複数の意味があります。視野が広がる、シゴトの幅が広がる、収入源が広がる、生活の仕方が広がる、行動範囲が広がるなどです。複数のシゴトは相乗効果もあってよりやりがいを生み出していきます。先述したように僕は今3つのシゴトをしています。まさにそういう感じになっています。

 
最初は「それおもしろそう!」というノリが大切。儲かりそうとか時流に乗っていそうとか、そういう類ではやらない方がいいです。たのしくないですから。そして何より重要なことはその「根っこ」にあるものが同じであること。思いつきで始めたことは続きません。根っこつまり自分軸に立脚していればぶれることはありません。

 

まとめ

場所と時間に縛られない働き方は実現できます。またその方が仕事の質は断然高くなります。こういった働き方は少し前から言われていました。でもそれって一部の特別な人がやっていることという認識でした。でも今は自分次第で具体化できるようになりました。従来型の働き方に固執しないでください。もちろん会社勤めで自分が思うようなことはできません。ただ意識の置き方を変えていくことで、身のまわりからささいな働き方を変えていくことはできます。

 
いきなり二拠点生活まではいかないまでも、場所を変えてシゴトをするということがどんな感覚なのか、自然の中でのテレワークを味わってみたい人は一度体験にいらしてみてください。(→Working base Kokko)そして「こういうことなんだ!」と手を打ってみてください。そして働き方ひいては生き方を変えるキッカケにしてほしいと思います。

 

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