場所を選ばない仕事スタイルの実践〜働き方の多様化

2019.01.03 (木)

今、働き方の選択肢は増えている。場所や時間を選ぶことなくどこにいても仕事はできる。世の中ではテレワークなどといって取り沙汰されている。その本質とは何か?本記事では働く場所の実体験をふまえ自分で働きたい環境をつくることの意味についてまとめた。

サラリーマンを23年やってわかったこと

新卒で大手家電メーカーに入社した。関西で14年、東京で9年勤務した。会社は梅田、新大阪、新橋、上野など都心にあった。毎日超満員の通勤電車に乗った。会社にたどり着くともうすでに疲れていた。中堅になって以降は満員電車を避けて早朝出勤するようになった。

 

その後ベンチャー立ち上げに参画した。オフィスは品川駅に直結した高層ビルの中。朝は改札から高架まで通勤の人の波ができた。一本の大きな川が流れるようだった。そんな中ビラ配りをしたこともあった。夜は深夜まで仕事をした。帰りの電車は酔っ払いだらけだった。

 

毎朝早く起きて電車に乗って通勤する。夜遅くまで残業をする。帰りもまた満員電車に乗って家路につく。通勤のストレス。人間関係のストレス。仕事上のストレス。ストレス満載だった。そのときは気づいていなかった。そうすることが当たり前と思い込んでいた。でもそうではないということが後になってわかることになった。

 

独立後経験したさまざまな事務所形態

独立して最初は自宅で仕事をした。1年程度やって名刺に自宅住所を書くと信用がなさそうに感じるようになった。そこでレンタル住所なるものを使うようになった。お客さまとの面談はカフェを使っていた。

 

そのうちカフェでやっていることに不足を感じるようになった。少しは事務所っぽくしたくなったことを理由にレンタルオフィスを都心に借りた。といっても固定のものではなく、集合型で使いたいときに出向くコワーキングスペース的なものだった。

 

独立して数年が経過。自分の事務所を持つことの憧れもあり、都心のワンルームマンションを賃貸した。玄関ドアには社名を貼ってそれらしくした。自分の事務所を持ったことを誇らしく思った。1年後手狭になったことを理由に少し広めの場所に引っ越した。多くのお客さまを迎えるにいたった。

 

ここまでは利便性を考え全て都心のターミナルに事務所を設けた。この頃から満員電車に乗ることが苦痛になるようになった。独立したのに電車で通勤していることに違和感を感じるようになった。自宅から自転車で通える範囲ということで事務所を住宅街に移転した。

 

事務所をもってわかったこと

2018年10月、事務所を解消した。今後はこれまでの固定オフィスからメインターミナルを拠点とした都内会議室をレンタルする形態に変えた。目的は2つある。固定事務所を持たなくても仕事ができることを体現すること。本当の意味でのテレワークスタイルを実践することだ。

 

上述のようにこれまで長年事務所を持ち事業運営をしてきた。レンタルオフィスや固定オフィスなどさまざまなやり方を経験してきた。その中でわかったことは固定オフィスを持たなくても仕事ができるということだった。極端に言えばオフィスは単なるステータスでしかない。

 

ビジネスを継続してまわしていくキモは利益を継続して出していくこと。売上を上げ経費を減らすことだ。経費の中でも固定費を極力削減することが重要になる。事務所は固定費の中でもウエイトが高いもの。よく吟味しないといけない。

 

一方で山のオフィス(working baseKokko)を準備してきた。人里離れたところでちゃんと仕事ができるのか?数ヶ月テスト的に動かしてきた。山にいながらにして都会とつながって仕事をする。自然の中で暮らしながら仕事の質を上げていく。二拠点居住で仕事をするデュアルワークスタイルだ。

 

世の中にはテレワークという働き方がある。ICTを活用した場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことを指す。話題にはなるがどれも一部の特別な話だったり中途半端なやり方だったりする。システムとか仕組みとかそういうことではなくもっとシンプルなことだと思う。

 

その意味で本当のテレワーク実現にチャレンジしていく。口先だけでなく自らの手で体現していく。そのことで一人でも多くの人が場所を選ばない働き方に踏み出し、世の中の閉塞感から脱するキッカケになればいいと思っている。

 

夢を追い続ける先にある具体例

 

この写真は仲間が現在(2018年10月)八ヶ岳でセルフビルドしているログハウスだ。東京と八ヶ岳を行き来しながら準備を重ね、山林を買い、今は現地へ移住して自分だけのフィールドを立ち上げようとしている。

 

彼は起業する前から自分だけのキャンプ場をつくると公言してきた。「そんなこと本当にできるの?」「夢物語じゃないの?」周囲にはそんなことを言われた。でもそれを今まさに体現している。

 

同じく別のメンバーは山梨で空き家を購入しゼロからワイナリーを立ち上げた。先日世界ワインコンクールを受賞し注目を集めている。ワインは全くの未経験分野。始めたのは50代を過ぎて。でも3年以上かけて夢の実現を果たした。まだまだ現在進行形、さらなる志へ向かって走り続けている。

 
そして僕自身。「将来は山の中に拠点をつくって人を呼びたいと言ってたよね?何言ってんだろう、絶対やらないと思っていた。でもやっちゃったね」子供に言われた。そんなことを言っていたことすら忘れていた。まだまだ走り出したばかり。まさにこれからが本番だ。

 

・「そんなの無理」と世間が思うことにチャレンジした。
・自分がやりたい環境を自らの手で切り拓いていった。
・夢を追い続けた。

 

これが三者の共通点だ。二人がやっていることも新しい働き方の現在進行形だ。「自分が好きな環境にいながらにして心豊かに仕事をしていく」自分で仕事をつくっていく上ではずせないキーワードだ。

 

新しい働き方への共感づくり

山のオフィス周辺に人はいない。ただ聞こえてくるのは鳥の声と風がそよぐ音。騒音なんて縁遠いものになった。「ここにいると余分なことを考えなくなるね。周囲に気を遣わなくてもいいし。家にいたら日々煩悩状態だよ」先日ここに数日間滞在した社会人3年目の娘は言った。衣食住。人間の基本に立ち返るシンプルな生活になる。

 

これからの時代、ますます働き方は多様化する。従来型の考え方に縛られていてはいけない。ビジネスをするのに事務所を持たないといけないという固定概念は捨てよう。都会にいないと仕事はできない。これも単なる思い込みでしかない。

 

「そんなこと言ってほんとにそれで仕事がまわるの?」という疑問もあるだろう。仲間の事例や僕自身が自ら体現することで共感してくれる人の働き方の選択肢を増やしていきたい。働き方を見直し一緒に新しい未来をつくっていこう。

 

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