起業して孤独になることの本当の意味と対応方法

2019.02.07 (木)

起業すると孤独になると聞いたことがあるのではないだろうか。たしかにそういう一面がある。サラリーマン時代と大きく変わることの一つかもしれない。本記事では起業して孤独になるという意味と孤独になったときにどうしたらいいかの対応法についてまとめた。

起業して孤独になるとはどういう状態?

サラリーマンはどうだろう。まず何時までに出社するかが決められている。会社に着くと今日何をしないといけないかも決められている。お昼を食べに行く時間も決められている。下手したら食べるお店やメニューまで上司に決められる。

 

もし仕事が進んでいなかったらフォローされる。うまくいかなかったら上司が指示をしてくれる。相談することもできる。もちろん上司の是非はある前提だが。体調をこわして休んだら誰かがカバーをしてくれる。

 

独立起業すると誰も何も指示する人はいなくなる。自分でスケジュールを立てて自分で何もかも決めて毎日を送ることになる。何時の起きようがどこで仕事をしようが誰と会おうが好き勝手。まったくの自由だ。

 

体調を崩すと仕事は完全ストップする。誰も代わりをやってくれる人はいない。毎日の収入減に直結する。悩んだときも基本一人だ。話し相手や相談相手がいなかったらずっと自分の中で考えることになる。

 

孤独でやって行き着く先に起こること

孤独でやっているとどんなことが起こるのか?セミナー講師で登壇し終わった後の懇親会での話だ。懇親会はセミナー参加者と立ちながら会話するスタイル。受講対象はこれから起業したい人が大半。その中に数名もう独立している人がいた。何人かと話す中、Cさんという既に独立している人との順番になった。

 

>もう独立して6年になります。今は開業コンサルティングをしています。会社を追われて辞めざるを得ない状況でスタートしました。ろくに準備をすることもなく成り行きで始めた仕事です。ずっと一人でやってきました。ここまで何とか細々と食いつないできた感じです。

 
「ところで今日のセミナーにはなぜ参加されたんですか?」と質問してみた。

 
>一人でやってるとだめなんです。自分、自分になって客観的に見れなくなってしまいます。今やっていることが正しいのか、間違っているのかさえわからなくなります。自分中心で物事を考える傾向にはまってしまいます。今日はある意味、自分を整理する感じで参加しました。独立起業に何が必要なのかわかっていたはずでしたが、抜けているものや忘れていたものを再確認できました。

 

Cさんは聴いているといくらでも話してくる。自分の話を聴いてほしいオーラが満載だ。日頃ほとんど話し相手がいないんだなあ・・そんな印象を受けた。

 

一方、一人でやっていると世界がどんどん狭くなっていく。入ってくる情報にも偏りが出てくる。ネットや本からたくさんの情報を仕入れることはできる。でも生身の人間から得る情報、現場で得る情報には勝るものはない。

 

独立後の6年間、Cさんにちょっと相談できる仲間がいたらどんなに心強かったことか。きっと起業準備中に集まって情報交換している他の参加者を見て「自分もそうすれば良かった・・・」と後悔してはず。開業後、孤独になって行き場を失くたくないのならのなら気の置けない同じ立場の仲間をもつことをおすすめする。

 

お互いを知り合う同じ立場の先輩後輩の存在価値

起業してからは基本孤独だ。全部自分で決めていける代わりに気がつくとたった一人になっていたりする。そんな時こそほしい仲間の存在。仲間でもできたら先を行く先輩、同じ立場の同輩がいるととても心強いもの。実際にあったエピソードだ。

 

天職塾を卒業したメンバーが集まって一つのプロジェクトを立ち上げようという企画になった。多岐にわたるお客さまのニーズ。一人の力だけでは成し得ない内容だった。そこでそれぞれの分野で専門性をもったメンバーが集まった。月イチ定例でミーティングをやっていた席でのこと。

 

ミーティングの冒頭、近況報告の時間がある。前回から今回までどんな活動をしてきたのかを参加メンバーの前で共有する。

 

「やろうとしていることがあっちこっち広すぎて相手に何ができる人なのかが伝わらない。ちょっと壁にあたった感じです」とは起業してすぐのメンバー。「あるところから依頼があって物販セミナーをやった。やらないでおこうと思ったカテゴリーだったがやってみたらたくさんの発見があった。今はとにかく修行と思ってトライすることにした」こちらも起業してまもないもう一人のメンバー。

 

「いろんな人と接してきた。なかにはお金を踏み倒す人がいた。失敗だったがどんな人にそういう傾向があるかがわかった」起業して2年目に突入したメンバー。「僕も3年目までは一人ブラック企業だった。ほんとろくに休みなしで来た。最近昔やっていた空手を再開した。こないだは好きな子供と触れ合って元気をもらった」起業4年目のメンバー。それぞれのステージでいろいろな話が飛び交う。みんなで話をし、別のメンバーの話を聴くことで何かを得ている。

 

話の内容はかなり突っ込んだものばかり。リアル過ぎる内容。自分の本当の悩みや失敗談の連続。こんな話が他でできるだろうか?でもこの場ではみんなそのままを話していた。なぜ話せているのか?それは起業前から苦楽を共にし、それぞれの人柄を知り合い、お互い気の置けないメンバーだから。自分の弱いところも素直に話せる関係性だ。

 

起業前から信頼関係をつくる

起業したら孤独になる。日々一生懸命にやっても結果が出ないこともある。そんなとき自分一人の殻に閉じこもっていたら出口は見えなくなる。起業前から何でも話せる仲間をつくること。「この場ではどんなことを言っても受け停めてくれる人たちがいる」そんな安心安全な場をもつことの大切さを再認識する出来事だった。

 

起業は一人で積み上げていくもの。他力本願では成就しない。でも一方で周囲の応援なしでは成り立たないのも事実。自分を応援してくれる人を何人つくるかが成功への道筋になる。応援してくれる人、本当の仲間は起業準備中からつくっていくのが得策。なぜなら信頼関係が必要だから。信頼関係は何度も会って年月を経ないとできないのが理由だ。

 

→こちらも読まれています「起業仲間の見つけ方」

 

自分から孤独になることも必要

人は困ると誰かに相談したくなる。当たり前のことだ。「これどう思う?」「どうしたらいいと思う?」いろいろな人にきいてまわる。するとみんな違うことを言う。きけばきくほどどうしたらいいかわからなくなる。

 

他人の話を聞きすぎるというのは起業して初期の人に多い傾向。一番迷うときだけに仕方のないことだろう。でも最後に決めるのは自分だ。誰もあなたのことに責任持って答えようなんて思っていない。

 

「あの人の言うことを真に受けたら大変なことになった」もしこんな事態になって相手のことを責めても物事は何も好転しない。起業に他責はない。全て自責で考えられるようになること。言葉でいうのは簡単だが難しいことでもある。

 

起業したら敢えて一人になる時間をつくることだ。そして一人じっと考えてみる。実は答えは自分の中にあったりする。そして自分で決めて自分で動く。結果がどうなろうと自分の責任。結局それが一番だと思う。

 

モヤモヤを相談する 体験授業に参加する

現在の記事: 起業して孤独になることの本当の意味と対応方法

▼お役に立ったらご紹介シェアをお願いします▼

お問い合わせ・ご相談はこちら

お電話でのお問い合わせ

090-6486-1726

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

メンバー専用ページ

ログインする

ID・パスワードを忘れた方はこちら

入会申込はこちらから

会員登録

よく読まれるコラムランキング

⇑ PAGE TOP