起業は教わるより失敗することで自分のものする

2018.05.03 (木)

「こうしたらうまくいく」「あんなことをしないように・・・」世の中には溢れんばかりの情報が飛び交っている。ノウハウやハウツーと呼ばれるのだ。その一つひとつに目を通していたらどれだけ時間があっても足りなくなる。人は失敗したくないから次から次へ学ぼうとする。こうなると悪循環だ。本記事では自分のものにはどうしたらいいかを事例からまとめた。

 

山オフィスにいるとき。裏山で山仕事をする。先日初めてチェーンソーを使った。倒木なのでそのまま切ればいいと思った。ところが木の3分の2まで入ったところで機械が止まってしまう。食い込んだままニッチもサッチもいかない。手伝いを呼んで木を持ち上げて何とか抜くことができた。木がしなってチェーンソーを圧迫したのが原因だった。

 

その後も作業を続けた。地面に横たわる丸太を切ることにした。見た目はそんなに太くないので余裕でいけると思っていた。ところが切れた瞬間に突然丸太が自分の方へ転がり落ちてきた。そして親指の上を通っていった。一瞬の出来事だった。後でかなりの痛みが残った。こうして事故が起こるのだろうと推測した。

 

「倒木の状態がこういうときはこんな切り方をしましょう」「丸太が自分の方へ転がってくることがあるのでこうしましょう」もし専門家からこんな感じで懇切丁寧に教わっていたらどうだったか?もちろん予備知識として気にしただろう。

 

でもそれだけだと頭でわかったことに過ぎなかったと思う。そもそもそういう事態になったらどんなことが起こるのかをこの目で見ていない。体感もしていない。理屈でわかっている程度だといつか過ちをやってしまうだろう。

 

あの痛みを二度と経験したくないと思うから次回は細心の注意を払う。理屈ではなく身体が覚えたものだ。物事は自分が実際にやって失敗する中から得るものが本物になる。今回の伐採体験がシンプルにそのことを教えてくれた。

 

起業もまさに同じことが言える。いくら知識やノウハウを詰め込んでも役に立たない。実践してなんぼだ。最初からうまくいく人なんていない。小さな失敗を積み上げて次のステージへ上がっていく。小さな失敗はいくらでもリカバリーできる。失敗を恐れずチャレンジしよう。それが自分自身の厚みをつくっていくのだから。

 
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