起業するなら資金調達しないといけないは間違い

2018.05.11 (金)

「資金調達の方法を学びたい」「融資の条件を知りたい」創業支援というテーマで各地でセミナーをさせていただく機会がある。事務局から受講者から特に学びたいことを事前資料で送ってもらう。その中に必ず入っているものがこれだ。結論から言おう。起業するのに資金調達しないといけないと考えているのは間違いだ。本記事では起業と資金調達の関係についてまとめた。

 

独立開業するにはお金が要る。お店を構えるには資金を用意しないといけない。でも自己資金はほとんどない。だから資金を調達しないといけない。「自己資金がないけどどのくらい借りることができますか?」こんな質問もあったりする。そう思っているのなら要注意だ。

 

資金調達したおかげで立派なお店ができた。でもいざ開業するとお客さまがなかなか集まらない。借りたお金は毎月返済しないといけない。アルバイトの人件費の負担がのしかかる。家賃も払わないといけない。光熱費だってばかにならない。仕入れも先にお金を用立てないといけない。

 

とにかく出費ばかり。売上は一向におぼつかない。現金残高も残りわずか。ああもうお金がまわらない。やめるしかない。そして廃業に追い込まれる。手元に残ったのはマンション一軒分の巨額の借金だけ・・・

 

これは架空の話ではない。現実に起こっているリアルな事例だ。独立起業イコール資金調達と安易に考えている人はこんな結末になる。起業して1年目に半分近くの人が廃業する。その多くのケースがこれにあてはまるといっても過言ではない。

 

「こんなことをやりたいと10年以上考えてきました。だからお金を貸してください。こんなふうに言う人がいます。でも想いだけでお金は貸せません。本当にやりたいのならまずコツコツ手元の自己資金を貯めてからにしてほしいと思います」先日セミナー講師で登壇した公的機関の担当者はこんな話をしていた。

 

起業してとにかく必要になるお金は当面の生活費だ。特に1年目は売上なんてまともに立たないと思っておこう。となると収入が途絶えても生活していけるだけのお金を貯めておかないといけない。生活費を資金調達しておこうなんて本末転倒。まずは手持ちのお金を準備することに注力することだ。

 

起業は身の丈で始めるのがベストだ。身の丈以上に大きなことをしようとするからお金が必要になる。お金を借りるのは最初やろうとすることが軌道に乗った後だ。目安は3年お金を掛けずにやっていける基盤をつくること。一つのステージをクリアして次のステージに行きたいと思ったときに考えればいい。

 
→こちらも読まれています「お金をかけずに起業する方法」

 

起業のスタートアップで必要な学びは資金調達ではない。そんなことに意識を置くだけ時間のムダだ。もし起業について学びたいのならどうやったらお客さまを集めることができるのかを学ぼう。起業して一番苦労するのは集客だ。廃業の理由はお客さまが集まらず売上が上がらないことがほとんどの理由だ。覚えておこう。

 

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