起業するなら物語プロフィールをつくろう

2018.06.16 (土)

起業すると一人でも多くの人に自分を知ってもらうことが最初の一歩になる。自己紹介する場面が増える。ホームページでも発信する。その際に必要になるのがプロフィールだ。本記事ではプロフィールをどうやってつくっていくのかをまとめた。

経歴とプロフィールは別物

今から自己紹介をしてくださいと言われて、自分のことをどうやって説明するだろうか?どこどこ出身で○○大学を出て、○○会社に就職、○○部で何年、こんな業務を担当してきた・・・こんな感じではないだろうか?いわゆる経歴というものだ。

 

じゃあ、会社の看板をはずしたらどんな自己紹介に変わるのか?会社の看板をはずした自分、これが起業家のスタートです。起業家は自己紹介のとき経歴を話さない。相手からすると経歴には何も興味がないからだ。経歴ではなくあなたという個人に興味を持つ。

 

起業したらプロフィールをしっかり作り込むことが必要になる。プロフィールの出来次第でお客さまの集まり方が変わるほど重要なものと認識しよう。プロフィールといってもピンとこないかもしれない。まず次の2つの文章を一読してほしい。

 

A→19**年東京大学卒。米○○にてMBA取得後(株)リクルート入社。人事部を経て採用および組織コンサルティング、ブランドコンサルティング、マーケティングの新規事業を経験。その後1社の取締役を経て株式会社○○社代表取締役に就任。全国で講演多数、著書多数・・・

 

B→19**年東京大学卒。米○○にてMBA取得後(株)リクルート入社、順風満帆なコースを歩む。ところが家業の経営危機に直面、家業再生に乗り出すことに。年上の上司とのコミュニケーションに苦労しながら3年間で黒字回復。株式会社○○社代表取締役に就任。全国で講演多数、著書多数・・・

 

2つのプロフィールを比べてみてどう感じただろうか?Aからは立派な人なんだなあ・・・というイメージを受けたのではないだろうか?Bからは人となりやその人の裏側が垣間見えた感じではないだろうか?その感覚を憶えておいてほしい。Aがいわゆる経歴、Bがプロフィールだ。

 

起業したら会社ではなく自分自身を売っていかないといけない。あなたそのものが商品になる。自分を売っていくときの材料がプロフィール。相手の琴線にふれるプロフィールに仕上げるには物語化を意識しよう。人は物語に心を動かされる。単なる経歴だけで相手の心は動かない。

 

プロフィールのキモはドン底と頂点

プロフィールを物語化するコツは「ドン底と頂点」を探すことにある。これまで生きてきた中で人には大なり小なりアップダウンがあるものだ。自分が一番沈んでいたときはいつか?そのときどんな気持ちだったのか?自分が一番輝いていたのはいつの時代なのか?苦労を乗り越えたから今がある。そこを物語にしていく。

 

起業して必要なのは経歴ではない。あなたのプロフィールでどれだけ相手の心を動かすことができるかが勝負。心を動かすプロフィールづくりは自分のこれまでを深掘りすることから生まれる。人柄や人間性をどれだけ伝えられるのかが何より重要になる。

 

物語プロフィールをつくる手順

プロフィールは現在⇒過去⇒未来の順番で組み立てていく。今こんな仕事をしている(現在)、その理由はこれまでにこんな経験をしてきたから(過去)、これからはこんな世界を目指していきたい(未来)というながれだ。

 

「今なぜここにいるのか」「なぜこの仕事をしているのか」。この質問の答えを出すために過去の経験を書き出していく。経験の中でもフォーカスしたいのは苦労。人の心を動かすのは成功体験より苦境にいたときの話。この人にもこんなときがあったんだ・・・そう感じてもらえるものだ。血が通った人間くさいところがあるほどプロフィールは厚みには出る。相手に対する共感を呼ぶ。

 

物語プロフィールをつくるときは、おすすめしたいのが自分史を書くこと。その時その時で今でも映像が浮かんでくるくらい脳裏に残っているもの、うれしかったこと、たのしかったこと。逆に苦労したこと、つらかったこと、失敗したこと。漫然とだらだら書くのではなく、その時の経験が今の自分にどうつながっているかを考えながら書くことがコツだ。

 

あともう一つのコツは完璧なものを目指さないこと。プロフィールって最初から完成形なんてできない。僕自身も事業を始めてからちょこちょこ何度も何度も加筆修正してきた。「焼き鳥のたれ」みたいに付け足し付け足ししてコクを出していく。時間をかけて人間性を映し出す物語プロフィールをつくってみよう。

 

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