事業資金を信用金庫や日本政策金融公庫で融資してもらう方法

2018.02.20 (火)

それなりに事業として基盤ができた。次のステップに進んでいきたい。その際にまとまったお金が必要になることもある。自己資金では賄えきれないとき、資金の算段に融資を受けるという手段がある。本記事では実際に信用金庫と日本政策金融公庫で申込手続きや面談した内容をふまえ、融資を受けるためのながれと注意点についてまとめた。(※あくまでも自身の経験からの記載となるので実際は異なるかもしれないことをご了承ください)

 

申込方法

信用金庫の場合は、営業担当に自社へ来てもらうことから始まる。取引上必ず事務所を確認するのが義務づけられているようだ。口座開設などをした上で融資の相談をした。まず必要になるのが過去2期分の決算書。これを営業担当に預けてコピーをとる。

 

次に信用保証協会への申込手続きに進む。実印とともに必要書類への記入をする。信用保証協会とは中小企業・小規模事業者の金融円滑化のために設立された公的機関のことをいう。金融機関にお金を借り何らかの理由で返済ができなくなったときに代位返済する。信用金庫で融資を受けるときは信用保証協会を通すことが基本になっているようだ。

 

もし保証協会を通じての融資が難しい場合は担保を付けて融資を受ける方法もある。担保になるものとしては自宅物件などだ。物件価値を算出して決められることになる。これはイレギュラーな方法と思っておこう。

 

日本政策金融公庫の場合は、まず自社があるエリアの支店に出向いて必要書類を提出する。いきなり行くとこの書類を書いて持参するように言われるので二度手間になる。必ず事前に必要書類を用意持参するようにしたい。必要書類は過去2期の決算書および借入申込書と企業概要書という様式になる。きちんと書いておくことで後にある面談をスムーズに進めることができる。ホームページをみてもいろんなメニューがあり自分はどうしたらいいかわからない。まずフリーダイヤルに電話してどうしたらいいかを訊くのが効率よい方法になる。

 

 

審査結果と融資実行までに要する時間

信用金庫経由の信用協会は、新規取引だと審査に時間が掛かる。信用調査があるからだ。ほぼ1ヶ月は掛かると思っておいた方がいい。それまでに借り入れ実績をつくっておくと2回目以降の融資実行が早くなったり承認がおりやすくなる。「営業的にそういう会話をすることもあります」担当者は言っていた。

 

一方、日本政策金融公庫の場合の結果は少し早めに出る。申込書類を提出して10日目に面談。翌日に事務所を見に来てそこから稟議に入る。1週間後に審査結果があり、郵送される書類を返送。書類に不備がなければ3営業日後に入金というながれになる。申込から融資実行まで約1ヶ月というイメージだ。

 

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設備資金と運転資金

融資を受ける資金には運転資金と設備資金の2種類ある。多くは運転資金を借りる人が多いそうだ。運転資金は7年以内など返済期間に違いがあるので事前に確認しておこう。車を購入したいがためにそれを含めた金額を運転資金で借入するなどのイレギュラーもあるらしい。担当者との雑談で知ったウラ話だ。

 

借り入れできる金額

信用金庫だと運転資金の場合で月商の3倍までが目安とのことだ。月商100万円であれば300万円までというイメージになる。どのくらい貸してくれるかがわからないことには計画の立てようがない。一つのものさしとして知っておこう。

 

面談時の事業の説明

信用金庫ではこれからやろうとする事業と今までやってきた事業の両方の内容をヒアリングされた。商品サービスの内容をきちんと説明できるようにしておこう。その際ざっくり売上がこんな感じというのではなく、単価×客数に分解して説明することが必須になる。面談前にひと通りのことを整理しておきたい。

 

日本政策金融公庫の面談では提出資料の確認がほとんどだった。「法人としての借入は他にないですね?」「先月の売上が前年より少し下がり気味ですが・・・」「代表者が保証人になるので個人の負債を確認させてください」といった質問が大半。何をやろうとするのかの詳細のツッコミはなかった。一つひとつに明確に返答ができるようにしておこう。

 

その代わり提出資料は細かなところまで多岐にわたる。最新の月別売上がわかるもの、法人税・事業税・消費税・源泉所得税などの領収書からはじまり、住宅ローン・車ローンなどの借入金残高、返済表さらには個人の預金通帳にいたるまでコピーされる。ほぼ丸裸にされている感じだった。

 

面談までに1週間以上掛かったのだがその間に相当数労力をかけて事前確認と調査を行っているのがわかった。要は「この会社は返済できる力があるのか否か」の一点をみているだけ。決算書で数字で表れているものと直接顔を合わせて人物確認をするというものなのだろう。その分、決算状況はさることながら事前にビジネス内容が確認できるものとしてホームページがしっかりしていることなど重要になる。

 

最後に担当者の能力によるところも大きい。僕を担当してくれた人は優秀かつ人柄の良い人だった。その分進み方も早かったように思う。自分で決められることではないがやはり最後は人ということになる。

 

まとめ

第三者にビジネスや経営内容を突っ込まれることで姿勢を正すことができる。また話して説明することで頭の整理にもなる。相手がお金を借りる人というシンプルさも功を奏する。もちろん資金を調達するためにやることだが、事業を見直すという意味でも融資相談は良い機会になる。タイミングが来たらぜひチャレンジしてみよう。

 
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