残業や長時間労働をなくすことが働き方改革ではない

2018.02.16 (金)

働き方改革では残業や長時間労働をなくそうというテーマがある。たしかにムダな残業やいつまでもダラダラ会社に残っているのは意味のない話だ。でも残業をしないことがイコール働き方を変えることということではない。本記事では残業や長時間労働と本来の働き方との関係をまとめた。

 

30代の頃はがむしゃらサラリーマンだった。あたりが暗い時間に家を出て終電ぎりぎりまで仕事をした。時には仕事が追いつかず床の上に寝て翌朝を迎えた日もあった。ほぼ毎日仕事だけし続ける感じだった。もはや残業や長時間労働という域をはるかに超えていた。

 

でも全く苦にならなかった。苦になるどころかやりがいに満ちていた。他人に言われてやっていることなんて一つもなかった。会社という枠組みの中ではあるが自ら考え自ら仕事をつくっていた。もちろん身体はきついときもあった。でもたのしかった。今でもその頃のことを思い出すと良い思い出が蘇ってくる。

 

長時間労働がいいと言っているのではない。目標もメリハリもなく毎日遅くまで仕事をしているのはやめた方がいいに決まっている。特に良くないのは周囲の雰囲気に合わせた状態だ。上司が残っているから、周囲が帰ろうとしないからしょうがなく残っている。これは絶対になくすべきだ。前述したやりがいのある時代だけではない。こんなときの方が多かった。

 

長時間労働という表面的な話だけ議論になると何が目的なのかを逸脱してしまう。長時間労働そのものの是非ではなく今ある職場がどういう状態なのか?どんな仕事をしているのか?各人のモチベーションはどこにあるのか?コミュニケーションはちゃんとできているのか?を見直すことが先にある。

 

シンプルに大切なことは毎日をたのしく生きることだ。毎日の生活の中で仕事が占めるウエイトは一番大きい。だとすれば仕事そのものをたのしい時間にしていく必要がある。働き方改革と言われる根本は仕事がたのしいと感じられることにある。現象や小手先のことばかりに目を奪われているようだと本質を見失うことになる。何のための仕事なのか?どこへ向かっているのか?本人も会社も考えていく必要がある。

 

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