脱サラして起業するときに知っておきたい落とし穴

2018.08.30 (木)

サラリーマンをやっていくことに限界を感じる。脱サラして自分で仕事を始めたい。そんなふうに考え始めたときに誰もが通る道がある。本記事では脱サラへ向けて知っておきたい落とし穴についてまとめた。

 

脱サライコール起業と考えてしまう

脱サラという言葉。最近はあまり使われなくなった感じがする。ネットで調べると脱サラとは「サラリーマン暮らしをやめ、自分(たち)で事業をする生活に移ること」という意味があるようだ。「生活に移る」という表現が気になるところ。

 

「脱サラしてラーメン屋になった」こんな記事を見かける。脱サラという言葉には少しネガティブなイメージがある。今の会社がいやなので逃げ出した・・・そんな感じが垣間見える。少なからず悲壮感も漂う。「生活に移る」という表現がそれを表しているように思う。成り行きでそうなったみたいだ。自らが事を進めた感じがしない。成り行きの先に未来はない。

 

脱サラと起業は意味が違う。起業とは読んで字のごとく「業を起こすこと」。つまり「自分で仕事をつくりだすこと」だ。自分で人生をコントロールしていくのが起業だ。逃げ出しただけで独立はうまくいかない。日々前進する力がすべての源になる。前進する力は自分の未来を切り拓いていきたいという強い想いに他ならない。

 

もちろん最初の動機は今の仕事がいやでということで構わない。「自分はこんな世の中をつくっていきたい!」そんな志なんてなくてもまったく大丈夫。志をもって起業する人なんてほんの一握りしかいない。でもいつまでもいやだいやだのネガティブな感情を引っ張ってはいけない。サラリーマン生活を抜け出したいという気持ちだけなら起業なんて考えない方がいい。

 

脱サラしたいなあ・・・そう思っていたら、「自分が起業したい!」に言い方を改めてみよう。単なる言葉の違いに見えるかもしれない。日々自分が口にする言葉が感情をつくり行動を促す。起業して自分が人生をコントロールしていくんだ!そんなワクワク感で毎日を過ごそう。

 

なぜ脱サラ起業なのかがない

「40代から始める脱サラ・独立計画」「時代の追い風、高齢者向け事業」「無店舗ビジネスで低リスクな開業」といったキャッチコピー。いわゆるフランチャイズや代理店といった類のビジネス。40代、50代になってサラリーマンを抜け出して始める。脱サラのイメージだろう。

 

異業種交流会などに行くと、こうしたビジネスをしている人にもたくさん出会う。名刺交換をするなり「自分はこんな仕事をしていてこうでああで・・・」といろいろとビジネスの内容を説明してくる。そのたびに「なぜその仕事をしているのですか?」「なぜ独立したんですか?」と質問したくなる。聞いていて心に響いてくるものがない。

 

「なぜその仕事をしているのですか?」この質問は本質を突く。サラリーマンのままでいることに疑問を感じたのでとりあえず何か自分で始めたいと思った・・・やりたいことも明確じゃなかったので比較的リスクが低そうなこのビジネスを選んだ・・・。自分にはこれっといった特技もないのでシステムがしっかりしたこの仕事にした・・・こんな答えだと事業を継続するのはきびしくなる。

 

これまで自分なりにこんな人生を歩んできた。こんな苦労や挫折もあった。だからこんな人をこうしてあげたいと思うようになった。そんな時ご縁があってこの仕事に巡り合えた。だから今やっています・・・こんな答えを言える自分でありたい。
 

もしそんな熱い想いがあるのなら、起業を志そう。世の中にあるビジネスの枠組みに自分をはめ込んではいけない。他人がつくった仕組みの中にワクワク感があるだろうか?本当の達成感、充実感がその中に感じられるだろうか・ゼロからイチを生み出すところに起業の醍醐味がある。人生の舵取りは自分でしよう。

 

今の仕事の延長線上で起業を考えてしまう

脱サラという言葉。最近はあまり耳にしなくなった。サラリーマン世界を抜けたいという思いが入っている。「今の仕事の延長線上で起業したいのですが・・・」脱サラ的な人に多い考え方だ。この選択肢はどうなのか?今回は今の仕事の延長線上で起業することについて考えてみたい。

 

これまでの経験は何者にも代えがたい。長年かけて仕事で得たものは間違いなく大切にしたいものだ。どんな職種であっても必ず財産として生きている。経験がある分野、人のつながりがある分野での起業はゼロから始めるより近道と言える。稼ぎも早くつくれる可能性がある。

 

ただそれだけでは不十分になる。ビジネス成功のために必要なことは「継続」だ。起業して進んでいく先にはたくさんの困難が待っている。一つひとつの壁を乗り越えて初めて見える景色がある。どんな苦労があってもとにかく続けていくことが全てだ。

 

困難とセットになるものが不安だ。困難に遭遇すると不安を感じる。不安が充満してくると人は行動が止まってしまう。続けていくためには何度も押し寄せてくる不安を払拭できるメンタルが必要だ。どうしたらメンタルができるのか?それはワクワクと情熱だ。そのことを考え始めたらワクワクが止まらない。知らない間についつい熱く語ってしまう。熱中、没頭、夢中になる。そういう種類を言う。

 

今の仕事の延長線上にワクワクと情熱はあるだろうか?多くの場合それがないから起業したいのではないか?独立して自分で食べていけるようになるのが起業ではない。今までの生活と何を変えたいのか?どうなりたいのか?それを未来と言う。まず実現したい未来があって、それを具体化するために起業が手段としてあるだけのことだ。

 

途中でやめたら起業は失敗。続けていたら成功。とてもシンプルな答えだ。シンプルだからこそ深いし価値がある。仮に今の仕事の延長線上で起業してずっと続けていけるだろうか?毎日たのしく仕事ができるだろうか?起業の先に求めるものは何だろうか?もし自己実現を求めるのなら単なる今の仕事の延長線上ではないはずだ。

 

「今の仕事の延長線上で起業する」一見正しいやり方のように思える。でも一度よく考えてみてほしい。そうすることで本当にしあわせな人生が歩んでいけるのか否かを。起業家とは「心からたのしいと思える仕事を自分でつくりだす人」。心に留めておいてほしい。

 

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