定年後の仕事と働き方から生き方を考える5つの視点

2017.11.07 (火)

早期退職、リストラ、役職定年・・・50代になるとサラリーマン事情も急変する。「これから定年後をどうしよう・・・」「このままで会社に居続けていいのか・・・」人は窮地に立ってはじめてこれからの人生を考えるようになる。今回は定年後の生き方をどう考えるたらいいのか、いくつかの視点で共有してみたい。

 

生々しい事例

「大手企業に勤め定年卒業した。当面の収入を得るため、再雇用の1年契約をしている。でも給料がとても安い。そのことに納得ができない。今までの経験を生かして自分で仕事を始めたいと思うようになった。定年後の生き方をどうしたらいいか、現役時代よりずっと悩み続けている。(61歳男性)」

 

「大手で35年勤めていた。57歳で部長から課長へ格下げ。いわゆる役職定年。これまでの苦労が水の泡。おもしろくないなあと思うようになった。59歳には課長から平社員になってしまった。第二の人生は、好きなことを仕事にしたいと思う。(60歳会社員男性)」

 

「50歳を過ぎて会社の合併統合があった。毎年のように会社の名前が変わっていく。そんな中、いつ自分の仕事がなくなるかわからない毎日。自分で仕事をつくらないといけないと感じるようになった。自分が経験した思いを若い人たちに伝えられるような仕事がしたい。(58歳会社員男性)」

 

「20年間勤めた会社が再編成。45歳で初めての転職、その後3社を渡り歩いた。以前から独立したい気持ちはあったが、定年後の人生は自分が主人公になりたいと強く思うようになった。(57歳会社員男性)」

 

「それまで順調だった。でもある時点で降格、減給。人間不信にもなりかけた。転職も考えたが50代では年齢的にもむずかしい。独立起業という選択肢が浮かんできた(54歳会社員男性)」

 

日々モヤモヤ相談に訪れる50代以上の生の声だ。50代でしぼんでしまうのか。それともこの逆風を追い風に変えるのか。逆風は振り返れば追い風になる。それを決めるのはあなた次第だ。一番大事なことはこれからに人生をどうつくっていきたいかだ。一度立ち止まって考えてみたい。

 

ワクワクを忘れない

60歳定年が近づいてきた。65歳まで今の会社で延長はできる。60歳からの後の人生には2000万円くらいが必要だという。でもこのままずるずる行っていいんだろうか?これで終わるのは良くない。生涯現役で働いていた方がしあわせなはず。何かはじめた方がいいと思う。でも自分に何ができるんだろう・・・

 

サラリーマンで55歳を過ぎるとこんな思いがちらほらする。もしこんなことを感じているのなら大いなるチャンスだ。一度立ち止まってみようと思えること。そのことで新しい人生が拓けてくる。

 

サラリーマンをずっとやってきて何の疑問ももたずに人生を終える人もいる。終身雇用と言われていた時代はほとんどがそうだった。それが当たり前と思ってきた。でも今は違う。サラリーマンだけで人生を終えるほどもったいないことはない。

 

あなたのワクワクって何ですか?「この年になってワクワクなんて・・・」そんなさみしいことを言っていけない。ワクワクは何歳になっても持ち続けるものだ。年齢なんて関係ない。毎日朝起きたらワクワクできる、そんな人生にしたくはないだろうか?

 

定年がない生き方

「60歳定年が来たときどうしようか?」「65歳までの雇用延長でほんとにいいんだろうか?」「定年後を年金だけで暮らしていくことに不安を感じる」いろいろな思いが巡るだろう。ここで発想を変えてみよう。定年ありきの考え方ではなく「定年がない生き方」という視点だ。

 

まず収入というところで考えてみよう。サラリーマンをやっていると収入のピークは50代前に来ます。その後下降線をたどり定年、定年後は年金で細々と生活というイメージになる。その年金もいくらもらえるか不透明な時代だ。

 

もし50代で起業準備を始めたとする。正しい手順でコツコツやれば一定の稼ぎはつくれるようになる。そして50代のどこかの時点で独立起業する。一時的には収入は減る。でもその後上昇カーブを描く。70代までそれなりで仕事をしたとして生涯賃金はサラリーマン時代を上回ることになる。

 

そもそも社会保障制度があてにならない中、自分で稼ぎをつくるという視点を忘れてはいけない。収入を得るという目的もある。でも実はそれよりも大きな収穫がある。自ら稼ぐということを始めると「生きている実感」が持てるようになるからだ。

 

「そんなこと言っても50代で独立起業をスタートするなんて遅いんじゃないの?」こんな疑問も湧いてくるだろう。そんなことはない。世の中には遅咲きの成功者と呼ばれる人がたくさんいる。

 

カーネル・サンダースさんは65歳でケンタッキーフライドチキンを、レイ・クロックさんはミキサーの営業マンから50代にマクドナルドを立ち上げた。安藤百福さんは47歳で世界初のカップ麺を開発した。アンパンマンのやなせたかしさんは超売れっ子になったときは70歳近くになっていた。これらの人を特別な人と思うのか?自分にもチャンスがあると思うのか?自分でつくる人生の分岐点がここだ。

 

今まであなたがやってきたことは自分が思いもよらぬことで花が咲くことがある。そのためには夢を持ち続けることだ。夢を持っている人は輝いている。夢を実現するために目標にチャレンジし続けることこそ尊いものはない。

 

生きていることに意味がないと愚痴っている人生がいいだろうか?それとも夢へ向かって毎日に生きている実感をもって人生を送っていくのがいいだろうか?どちらを選択するかはあなた自身。できるできないではなくやろうとする気持ちが肝心になる。

 

定年してからでは遅い

「定年後、年金だけで生活できるのかなあ?」「そもそも生きがいってどうやってつくっていけばいいの?」「50代からの起業なんて年齢として遅くないの?」「役職定年やリストラ、身の回りに起こっていることにどう対応していけばいいの?」

 

「定年後の第二の人生は自分で決めたい」「50代からいつまでも健康で、生きがいをもって生きていきたい」「人に感謝されながら豊かな人生をつくっていきたい」「定年後も生涯現役を貫いていきたい」

 

2013年時点の男性の平均寿命は80.21才。60才で定年したら退職してから20年以上ものたくさんの時間が待っている。一方60歳から夫婦2人で必要な生活資金は3,000万といわれる。この時間とお金をどうするか。そのためにも第二の人生設計は必須になる。

 

こんな状況の中、何も考えず定年を迎えるとどうなるのか?定年でサラリーマンを辞めたとたんにすることがなくなって途方に暮れてしまう・・・だんだん外に出るのも億劫になって引きこもりになってしまう・・・そんな人も現実にいる。特にサラリーマンでそれなりのポジションにいる人は要注意だ。会社を辞めてはじめて自分の地位も名誉も人脈もみんな会社があったからと気づくときがやってくる。

 

定年前に自分で始めた事例

 

50代からの起業って現実的なの?そんなふうに感じるだろう。実は50代こそ起業へ向けた最大のチャンスだ。アカデミー卒業生の体験談インタビューの一部を紹介する。暮らすようなじぶん旅をプランニングする田辺一宏さん。58歳から起業準備をはじめて独立して1年目のときのインタビューになる。

 

Q:起業してよかったことは?
1つ目はお客さまから直接感謝の言葉をいただけることです。お客さまを旅にお連れしたとき、本当によろこんでいただけた、感謝していただけました。なかなかサラリーマンで経験できないことだと思います。今まで金融とかメーカーにいたのでお客さまから直接感謝の言葉をいただくことはありませんでした。

 

2つ目は自由であることです。残業がないかわりに終わりもない。休みらしい休みはありませんが自分の好きなことをやっているのでたのしいです。3つ目はわくわくできること。最初に相談したときは英会話でやろうとしていました。でもじぶん棚卸で一番のわくわくは学生時代のバックパッカー経験の中にあったことがわかりました。「シニアのバックパッカー」を目指しこれからも自分もやりたいしお客さんも増やしていきたいです。

 

Q:定年起業への経緯は?
企業の中で輝けるのは40代まで。60歳近くになると仕事の範囲が少なくなってきます。もうサラリーマンの仕事は面白くないなと感じました。60歳で定年で嘱託で残るのか、自分でやりたいことをやるのか迷いました。でも自分でやることを選びました。今はこの道を選んでよかったと思います。

 

Q:起業後に苦労したことは?
集客ですね。金額も高額なのでなかなか苦労しています。でもこれはやるしかないと思っています。ネットやリアルでいろんな手段を講じています。

 

Q:今後描く未来は?
パックツアーだけで味わえないじぶんだけの暮らす旅を具体化し、お客さまによろこんでいただきたいです。

 

これまで培ってきたたくさんの経験と人脈。それを生かさない手はない。資金を借りるとか会社を作るとか事務所を開設するとか、そんな見せかけのことだけを考えないことだ。箱ものにこだわるとリスクを大きくするなるだけになる。

 

これまで歩んできた人生を振り返る。今自分がここに至っている道筋にこそ価値がある。ワクワクできることを軸にこれまでの経験と人脈を掛け合わせてみよう。あなただけのオリジナルなビジネスが浮かび上がってくる。50代は身の丈にあった自分サイズの起業に最適の年代だ。

 

定年前にすべきこと

仕事に対するモチベーションも薄れてきてただ毎日会社に通っているだけ。職場では親会社から転籍してきて上のポジションに入っていく。自分がやってきた仕事の仕方は通用しなくなる。定年前になり定年後を考えて今のままで良いのか?かといってこの年では転職は難しい。65歳まで嘱託で会社にいることもできるけどそれも???かといって自分に何ができるのだろうか?モヤモヤしている・・・世の中のリストラ、早期退職、役職定年といった時代背景が反映している。

 

じゃあ50代定年前の今、自分に何ができるのかにフォーカスする。定年前と言えば歩んできた人生の厚みが違う。これまで50年以上で培ってきた経験と人のつながりは他の世代ではあり得ないものだ。多くの場合自分ではその経験の価値に気づけない。

 

会社の中では評価されなくても独立起業という視点でいけば活用できるものがたくさんある。また価値は客観的に評価されるものだ。真剣に自分のことを考えてくれる仲間からフィードバックを受けないと自分ではわからないものだ。

 

そうはいっても食べていけるのかなあ・・・そんな声が聞こえてきそうだ。ちなみに三宅は独立したとき住宅ローンは2つガッツリあった。もちろん今もそのまま返済している。でもここまで何とかなっている。リスクを考えればきりがない。新しいことをはじめるならリスクを負うのは当たり前のことだ。

 

あとはスタートを大きく構えないこと。自分サイズで小さくお金をつかわないやり方ではじめていくことです。定年前は身の丈起業のチャンス。そのためにはまず自分を知ること。まずはここから始めてほしい。

 

⇒50代から自分サイズの人生をつくる方法

 

年金プラスアルファを稼ぐ目標を立てる

50代半ばを過ぎると自分でやる環境が整ってくる。人によって多少の違いはあるが子供は独立して手が離れていく。住宅ローンも後半戦もしくは終盤戦になってくる。夫婦二人が食べていけることが基盤になる。

 

退職金も出る。金額に大小はあってもまとまったお金だ。年金も出る。65歳からだといってもそれなりの金額だ。子供たちも巣立っていく。収入的には奥さんと二人でそれなりに生活できたらいいわけだ。それなら「年金プラスアルファ」の収入でOK。リスクは最小限になる。

 

生活基盤は守る。収入よりも生きがい。「年金プラスアルファ」で自分が本当に好きなことで毎日をワクワクしながら生活する働き方をおすすめする。

 

同じ志の仲間とつながる

アカデミーには50代から新しいことをはじめたメンバーがたくさんいる。みんな一様に目がきらきらしている。まずはそんな人たちと接してみることだ。「こんな世界があったんだ!」きっと見える世界が変わるだろう。今は目が輝いている。でもみんな最初は定年後に不安を持っていた人ばかりだ。毎日目が死んでいる人と会っていても何も変わらない。人は環境でつくられる動物だ。

 

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