50代から早期退職、再就職の実態

2017.07.12 (水)

早期退職・再就職のリアル

50代から早期退職をしたら、当然再就職という選択肢が出てくる。これまで長年同じ会社で勤めてきて、ここにきて再就職。果たしてうまくいくんだろうか?そもそも転職活動ってどういうものなんだろうか?何からはじめたらいいんだろうか?

 

たくさんの不安が出てくるだろう。経験のない世界のことですから当然にことだ。50代前後の中高年になって再就職する実態とはどんなものなのか?僕自身がその年代で実体験したことを共有する。

 

まず再就職という選択肢。それまで大手でそれなりの仕事をしてきた自信があった。今までの経歴でいけば引く手あまたなのでは?と思っていた。ところがそんなプライドは転職活動をスタートしてわずか1ヶ月ほどでへし折られることになった。

 

インターネットで検索する。「46歳 転職」などで検索すると多数のサイトが出てきます。「中高年のハイクラス転職」「50歳の転職ならリクルート」「45歳から49歳転職の積極活用」そんなフレーズが並ぶ。

 

これはハイクラスでもいけるんじゃないか・・・少し期待をしてサイトを選び会員登録、求人をみてみる。結構あるじゃないか・・・そう見える。履歴書と初めて職務経歴書なるものを作って応募する。でもその結果は散々な目にあう。ことごとく書類選考で落ちていく。何十社もこの状況が続くと「オレはダメ人間なのでは?」人間不信にさえなっていく。

 

次に思いつくのがハローワーク。とりあえずネットで場所を探し、行ってみることにする。ハローワークに着くとあふれるほどの人が来ている。こんなにたくさんの人がいるんだ・・・会社で仕事をしている昼間の時間にまったくの別世界がある。まずはその光景に驚かされる。失業という言葉のもつネガティブなイメージ。その場にいることに変な後ろめたさを感じる自分がいた。

 

暗い表情でひたすらパソコンに向かっている人たち。いったい何をしているんだろう?あとになって求人情報を集めている人たちだいうことがわかる。とりあえず個別相談かな?と申し込んでみる。たくさんの順番待ちをして相談窓口の人に現状を訴える。初めてなのでわらにもすがる思いだ。

 

それに対し相談窓口の人は慣れた口調でハローワークの仕組みを説明してくれるだけ。えっ?それだけなの?あっさりしすぎてない?そんな感じだ。一日何人もの人を受け付けていたら無理もない話だと後になってわかる。そして自分もパソコンで求人を探す一人になっていく。何度か通っているとそのことに慣れていく。最初に見た衝撃的な気持ちもそのうちなくなっていく・・・

 

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・中高年の求職者の3分の1は、退職から1年経っても希望の就職先が見つからない。残りの3分の2は、会社が用意する再就職支援サービスなどを活用して、何とか転職先は見つかるものの大半は待遇が落ちる。中高年の再就職先の年収は前職の7割なら御の字・・・
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日経ビジネスの「早期退職の経済学」特集から引用したものだ。ほんとにそうなの?と思うだろう。でも実際こうなる。まさに実体験の通り。50歳前後で早期退職、再就職を選んだ先にはこんな実態がある。そのことを理解した上で今後どう進んでいくのか?自分の人生をどう舵とりしていくのか?方針を決めることが最初のステップになる。

 

早期退職制度は前向きに活用する

早期退職制度の対象年齢が年々下がっているようだ。今まで50歳以上が退職だったのが45歳以上になったとか。45歳以上だったのが40歳以上に下がったとか。相談内容からわかる。終身雇用制がなくなったとか、会社は定年まで面倒をみてくれなくなったとか言われはじめて久しい。

 

でも実態はまだまだそんな急を要する話ではなかった。ここにきて、現実としてのリストラが加速してきている。会社によっては転職支援制度とか進路支援制度といった名前をつけているみたいだ。

 

この制度がすごいのは、エントリーしたら退職一時金が上乗せされるのに加え、数年間の給料が出るというもの。そこまで手厚い優遇してまで、会社はリストラしたいのかと驚いてしまう。今まで一生懸命やってきた社員の気持ちを考える余裕もなくなる状況なのだろうか?さみしい話だ。

 

前向きにとらえればそれだけ独立起業へ向けてのハードルが下がるということ。独立起業は立ち上がりのお金が大変だ。この難局をどう乗り切れるかで次のステップが見えてくる。数年間にわたって収入が保証されるなんてこんなありがたい話はない。もし早期退職制度があってこれからの生き方に疑問を感じるのならこのチャンスを活用したい。

 

早期退職して起業を考えるときの落とし穴

早期退職して転職もおぼつかない。じゃあ起業という選択肢があるんじゃないの?こんな考えでモヤモヤ相談に来る人も多い。起業を志しても実際に開業後軌道の乗せられるのは一部と言われる。その理由は何だろう?早期退職からの起業を考えるときに落とし穴があるからだ。

 

「転職活動をしたけどうまくいきそうにないから起業を考えた・・・」多くのケースだ。これではうまくいかない。ただの逃げ道、世間体だけで考えているようなケースは論外になる。起業は自分で仕事をつくっていくことだ。立ち上げていくにはそれなりのエネルギーと思いになる。単なる選択肢だけで考えていては途中で頓挫するのは目に見えている。

 

なんとなくカフェをやりたい、ペンションを経営したい、田舎で農業をやりたい・・・こんなケースもうまくいかない。そもそもカフェやペンションをやるなら投資が必要になる。カフェなら3000万円、ラーメン店なら1000万円、パン屋なら3000万円の初期投資と言われる。投資するということはそれを回収していかないといけない。毎年利益を出して数年にわたって回収していく。その間もちろん生活もしていかないといけない。

 

退職金を投じて物件を借り、内装にこだわって、立派なカフェをつくった。でもお客さまがまったく来ない。どうしよう・・・当たり前のことのようだが、このことに気づかず起業スタートする人があまりにも多い。起業は融資を受けて会社をつくってはじめるもの、そんな先入観もあったりする。だからたった1年で廃業に追い込まれてしまう。

 

早期退職後、独立起業を考えるなら、起業した後どんな人生をつくっていきたいのかを明確にもつことが先決だ。思いや情熱をしっかり持てることが土台になる。きっかけはネガティブでもいい。きっかけを契機にこれからの自分の人生をどう切り拓いていくのか?自分がワクワクできることは何なのか?毎日をたのしく生きていくためにどうしたらいいのか?そのために手段として起業という方法を選ぶこと。考え方の順番を間違ってはいけない。

 

さらにできるだけお金をかけずに起業を考えること。これまでの経験と人脈を生かしてできることはないのか?自分自身を商品にすることはできないのか?箱をつくることばかりに目を向けないことだ。そして起業準備がスタートしたら、起業前にお客さまをどう集めていくかに注力することが最重要なテーマになってくる。

 

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