サラリーマン独立起業のリスクを減らす3つの方法

2017.10.24 (火)

起業のリスクとはどんなことだろうか?セミナーなどで参加者に質問してみる。「売上が上がらず手持ちのお金がなくなること」「資金を調達したけど結局行き詰まってしまって借金だけ残ってしまうこと」「お金がなくなって自己破産すること」「ビジネスは始めたけどお客さまがとれないこと」集約すると「お金とお客さまの問題」ということになる。では起業のリスクを減らすのににどうしたらいいのかを共有したい。

 

会社をいきなり辞めないこと

まずお金のリスクを避けるには?サラリーマンを続けながら起業準備をしていくことだ。サラリーマンであるかぎり毎月の給料があるのでお金のリスクはなくなる。いろいろとやってみて軌道に乗りそうになかったらそのままサラリーマンでいたらいいということだ。ネガティブな言い方だがこれで失敗は回避できる。

 

つまり起業準備中の失敗はない。というより想定される失敗は起業準備中にすべてやってしまうくらいの気持ちが必要だ。失敗をすることで学びが得られる。次に同じことをしないようになる。これこそが本当の成長だ。

 

実際に起業準備を始めると、人とのつながりなど見える世界が一変するのでそれだけでも価値のある活動だと気づくことができる。もっと早くやっておけばよかった!会社から外へ目を向けたとき、つくづくそう感じることだろう。起業はリスクだけではないことを知っておこう。

 

3つの思い込みをリセットする

 

☑起業はお金をかけないとできない
☑起業は会社をつくらないといけない
☑起業は店を構えることからはじめないといけない

 

サラリーマン時代の思考パターンは必ずこの3つにとらわれている。失敗のリスクを減らすにはこの落とし穴の中味をちゃんと知っておくことが必要になる。これさえ知っておけば失敗のリスクは激減する。

 

思い込み1:起業はお金が掛かるもの

「独立起業するのにはお金が要る。だから資金調達をしないといけない。資金調達の方法を教えてください」こんな相談がよくある。起業には資金調達が当たり前と思い込んでいる人も多い。たしかに起業にお金は必要だ。でも勘違いがある。個人事業主で始める。在庫も抱えることなくビジネスをつくれば資金調達の必要はない。

 

自己資金の範囲内でできるだけお金をかけずに起業する方法がいくらでもある。店舗を構える前にネットショップではじめる。在庫をもたずに受注販売にする。自分自身を商品にする。人を雇ったり事務所を借りたりは軌道に乗ってからで十分だ。それよりまずお客さまを集めることに注力する。最優先でやらないといけないことは、お客さまを集める仕組みをつくってしまうことだ。

 

ちなみに僕が起業するときは資金調達はしてない。それまでの少しの蓄えをもとに最初は個人事業主として開業した。事務所は当面自宅。コンサルタントなので在庫も不要。住所が都内ではなかったので1年ほどしてバーチャルオフィスを借りることにした。お客さまとのやりとり上、都内の必要性が出たのが理由だ。

 

名刺に入れる住所もそのとき変えた。最初のうちはお客さまとの商談や移動の合間の仕事や作業もカフェでやっていた。事務所があるに越したことはない。でも別になくても何の支障もなかった。起業当初はできるだけ固定費をおさえることが重要。見た目より実をとることだ。稼ぎが出始めたらいくらでも器を変えていけばいい。

 

小さく始めて自分サイズにしていく。まずは身の丈で基盤をつくる。自分サイズ起業スタイルならOKだ。あなたは借金がしたいだろうか?したくないはずだ。借金でスタートすることを前提にしないこと。借金を抱えてその返済に追われて仕事に忙殺される。資金繰りに困り首がまわらなくなって行き場を失ってしまう。そんな状況は絶対避けよう。

 

投資をしないと売上はつくれない、そう思い込むのも時期尚早だ。自分サイズでいくのなら最初から投資なんてしなくていい。できるだけ初期投資をおさえてお金をかけずに起業するやり方を知っておこう。

 

思い込み2:起業は会社をつくること

独立起業イコール会社をつくることと思っている人が意外に多い。これは日々起業モヤモヤ相談を受けていて感じることだ。

 

事業を行う形態には法人と個人事業主の2つがある。法人化のメリットは社会的信用が得られること。開業後お客さまになる人が会社でないと取引をしないという条件ならば、法人設立は必須になる。個人を相手にするビジネスなどそうでないのなら最初から法人にする必要はない。個人事業主でスタートすればいいことだ。個人事業主で数年やって売上や集客の基盤をつくってから法人化しても遅くない。

 

会社設立は単なる手続きにすぎない。セミナーで会社設立の方法を学ぶ必要もない。もし知識をつけておくのなら会社設立の本を一冊読んでおけば十分だ。もちろん自分で法人設立することもできる。でも学ばないといけないこと手間がかかることが他にたくさんある。手続きは行政書士や司法書士の専門家に報酬を払って任せよう。

 

店舗、事務所、会社を立てて大きくしたいのか。それとも自分と家族が食べていけ、少しだけぜいたくができるレベルでいいのか。さらに言うとあなたが起業することでどんな人生をつくっていきたいのかがものさしになる。

 

従業員を抱えて、毎日仕事に追われて、多忙な日々を過ごし、家族と過ごす時間がなくなる。そんな毎日がいいのか?それとも家族と過ごすことを最優先に考えそのために仕事をする。稼ぎはそれなりでいい。お金はできるだけかけずに起業を軌道に乗せる。そんな毎日がいいのか?決めるのはあなたの価値観だ。何のために起業したいのか?「起業の先にあるもの」が重要テーマになる。

 

思い込み3:起業は箱をもつこと

「カフェをやりたい」「飲食店をやりたい」「ジムを開きたい」・・・創業、開業というとこんな声をたくさん聞く。こうした人に共通するのが独立起業は店舗を構えることと思い込んでいることだ。ここには大きな落とし穴がある。

 

飲食店をはじめることを例にしてみよう。店舗をどこに出店しどんな業態にするのかから考えはじめる。物件が見つかったら、物件取得費、内装工事費、開業に伴う諸経費などが発生する。自己資金だけでまかなえるケースは少ないので借り入れをすることになる。

 

店舗がオープンすると、仕入をどうする、在庫をどうするといったことが日々発生する。まったくの未経験分野だったとしたらこれらに加え日々新しい仕事を覚えていくことが必要になる。アルバイトを雇ったらその人たちのオペレーションや教育もしなければならない。毎日雑務に追われながら資金繰りに四苦八苦。何よりお客さまが来てきてくれるのか否か。ここに一番頭を悩ます毎日になる。

 

アカデミーでフィットネストレーナーでスタジオを開設した人がいる。彼はリアル店舗を構える前にホームページをしっかり育てることに注力した。専門分野を立てビジネスプランを練りこむことを含めると1年ちょっとかけて土台をつくってきた。

 

その間、実際のお客さまとのトレーニングは会議室やレンタルスペースを借りて実施した。インターネットで集客活動を半年間にわたって地道に行った結果、オープンするときには損益分岐点クリアできる会員さんを獲得することができた。開業後に多くありがちな赤字でスタートするということはなかった。「もし店舗を開設する前にホームページをしっかり育てて集客をしていなかったことを考えると正直恐ろしくなります」彼のコメントだ。

 

箱だけつくってあとからお客さまを集める、こんなしんどいことはない。固定費だけかかって売上がなかなか上がらないという悪循環に陥るからだ。夢を描いて開業したにもかかわらず1年目で借金を抱えて廃業・・・最悪こんなことも起こる。独立起業は店舗ありきではない。その前にお客さまをどうやって集めていくかを考えていこう。

 

会社との新しい関係づくりにトライする

全く発想を変えてリスクをなくす方法がある。今いる会社との関係を変えてみるやり方だ。正社員という雇用形態をはずし業務委託という方式に変更する。今やっている仕事はそのままに勤務時間や制約を減らす。その中で決められた仕事をきちんとこなす。結果業務効率も上がる。会社にとっては社会保険や雇用保険などの固定費がなくなるのでコストメリットは大きい。

 

独立起業を考えはじめると会社の仕事がつまらなくなる。極端なことを言うと昼間の仕事は上の空なんてこともある。会社を辞めたいとモチベーションの下がった社員を抱えていても会社には良いことなんてない。

 

今の時代、会社の組織にしばりつけるなんてナンセンスだ。組織に属することを価値観に置く人はそれでいい。でも個人としてやっていきたい人にはそぐわない。重要なことはいかに個人の力をひきだし全体を活性化するかがだ。その人の価値観にあわせ仕事さえきちんとやってもらう。割り切ってしまうのも一つの方法だ。

 

アカデミーにも今いる会社と業務委託契約を結んでいる人が複数いる。業務委託をとりつけた上で起業離陸を果たしている。当面の収入を得られるので大きくリスクが軽減する。今の日本にはまだまだこんな働き方は定着していない。特に大企業でいきなりは難しいことかもしれない。

 

働き方が多様化し個人の力をもっと引き出して活気ある社会にするにはどんどん広げていきたい方法と感じる。これぞまさにハイブリッドキャリアと言える働き方だろう。そのことがひいては日本版フリーエージェント社会の具体化にもつながる。個人がいきいき活力をもって働いていける場を広げていきたいものだ。

 

ゼロからはじめる自分サイズ起業の学校とは? ≫

体験授業に参加してみる 漠然と起業にモヤモヤしたあなたが、30分で自分サイズ身の丈起業を学べる 無料小冊子プレゼント

関連する投稿

現在の記事: サラリーマン独立起業のリスクを減らす3つの方法

▼お役に立ったらご紹介シェアをお願いします▼

お問い合わせ・ご相談はこちら

お電話でのお問い合わせ

090-6486-1726

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

メンバー専用ページ

ログインする

ID・パスワードを忘れた方はこちら

ご入学がまだの方はこちらから

ご入学のお申し込み

必読!最速で学ぶ起業コラム

⇑ PAGE TOP