起業するには忘れたくないお客さま目線

2017.03.02 (木)

ビジネスをやる上でお客さま目線でいることが重要・・・誰もがわかっていることだろう。でも現実として自分が売る側になると買い手の気持ちは忘れてしまいがちになる。だからいつも「お客さまから見たらどうなるのか?」を自問自答するクセをつけておきたいものだ。

 

お客さま目線がどこかにいく顕著な体験談がある。接点があって付き合いをしている信用金庫がある。最初に担当になった営業マンはとにかく一生懸命だった。その熱意に動かされて取引を始めることにした。最初は「社長お願いしますよ」的な話が多かったので「うちにも役立つ情報を持ってきてね」と伝えた。すると翌月以降そのあたりを意識した話をするようになった。

 

その後異動があり担当が変わった。今度は30歳そこそこの若手だ。以前の担当によるとやり手で優秀だときいていた。毎月積み立てをしているので月1回営業担当が事務所にやってくる。彼は初回のとき挨拶もそこそこに「融資についてよろしくお願いします」的なことを言ってきた。このとき「うん?」と内心感じた。初対面でいきなり営業かよ・・・そんな感じだ。

 

次に来たとき「社長のところは従業員さんはいらっしゃるのですか?」と切り出してきた。「パートでヨメさんが手伝っているくらいです」「あ、そうですか・・・それなら当面資金の用立ては必要ないですね・・・何かあったらお願いします」明らかにあなたのところはどうでもいいという態度が見え隠れした。とにかく節々に感じる上から目線の姿勢を不快に感じていた。

 

その後、事業があって資金が必要になることが発生した。その旨を伝え、決算書と依頼された書類を渡したときのこと。「この件についてはさらに知りたいのでFAXで送ってもらっていいですか?」と言ってきた。早めに対応しようとその日のうちに送った。なのに到着しましたのひと言の電話もない。いったいどうなっているんだ?と思った。

 

このあたりの話を顧問税理士に伝えてみた。すると「金融機関ってそんなもんです。うまく立ち回って資金を引き出した方がベターです。営業担当なんてしょちゅう変わりますから。人を見るなんてしない方がいいです。それなりに付き合わっておくのが自分のためですよ」税理士はこんなことを言った。うちの会社は営業マンからすると優先順位が低くなっているはず・・・こんなことも言っていた。

 

たしかに現実はそうなのかもしれない。金融機関からお金を借りないと資金が回らない。だからいざというときのために上手に付き合っておく。それはそれで世の中のながれになっている。おそらく金融機関側は「金を貸してやる立場」にいるからこんな姿勢になっていくのだろう。

 

でもどうしても納得がいかないところがある。信用金庫からすると弊社はお客さま。僕たち中小零細企業があって事業が成り立っているのではないか?その根本のところが逆になった関係になっていると感じる。正直これ以上取引を続けるか否か考えているところでもある。信用金庫にとってうちのような零細が1社なくなったからといって何の問題もないはずだ。ただ大勢に影響がなくても、一人のお客さまを失うという視点は持っていてほしい。

 

今回の事例は特別なものだったかもしれない。でも自分が売り手になったら買い手の気持ちを考えなくなってしまう傾向になる。起業したらお客さま目線で考えることを忘れてはいけない。今回の事例を通じて自戒も含め心に留めておきたいことだ。

 
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