「日経MJから学ぶ磨く」起業ネタの着眼着想の方法

2017.10.13 (金)

世の中の最新情報がリアルタイムで見つかる日経MJ。誌面で一覧できるのは温もりがあってネットにはない良さがある。この中には起業アイデアや起業ネタの着眼点、着想点が満載。そんな中から気になった記事をピックアップ共有したい。(随時追加更新)

 

弱者の戦い方、狭く広げる(2017.10.13号)

 
テレビ離れの中、ローカル局の東京MXが6期連続の増収を続けている。なかでも「5時に夢中!」がけん引している。制作局長のインタビューに学びがたくさんあったので紹介したい。

 

「マス向け、青少年への配慮、家族も見られる番組作りというのが普通の発想。キー局のマネをしても予算も人も違うので安っぽくなってしまいます。いっそ家族で見られない番組した方がいいじゃないかと・・・」常識を覆す逆転の発想だ。

 

マツコデラックスさんはこの番組から生まれたとのこと。マツコデラックスさんを起用したときのこと。「最初は会社の反対もありましたけど圧倒的な存在感や半歩進んでいる人の感性に寄せたかった」半歩先の感性、いい言葉だと思う。

 

「キー局の番組作りは銀座4丁目に店を出す発想。我々は都心部から離れた駅で店を出す。ロボットレストランのような強烈な企画にしないと」「東京MXは百貨店に挟まれた小さなそば屋みたいな存在。どんどんつゆを濃くするしかない」狭く濃くがキーワードだ。

 

上司の理解がないのでは?の質問に「東京都とか商工会議所とか株主が多すぎて内乱ばかり。上は何もわかっていないしコンテンツも大事にしていない。ワケのわからない事業に金を使わないでもっと生き金を使ってほしい。こちらは見てほしいという一心。内容が気にくわなくて干渉されてもかまわない。それなら代わりにやってみろと」

 

「どの会社だろうが忖度はあります。上の受けが良くても2~3人がよろこぶだけ。つまらないと結局打ち切られる。だったら上の機嫌をとってもしょうがない」上に文句を言わせないことをやる。この仕事魂に大変共感した。

 

「5時に夢中!」にはご縁があって2度出演させていただいた。焚き火の仕事がテーマだった。いざふたを開けるとこちらの思惑とは全く違う放送内容になっていた。取材やロケから自分たちの番組企画に合うように編集していたのだ。そのときは主旨が違うだろ!と解せなかった。でもその理由がこのインタビューでわかった気がする。

 

掟破り飲食店(2017.3.27号)

 
「掟破り」どういう意味?と感じたことだろう。飲食店といえばお酒を提供する場所。これまでの常識だった。そんな常識を覆すようなことが始まっている。世の中のトレンドを先取りで的確にとらえる日経MJで気になる記事があったので紹介したい。

 
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ワインや焼酎などお酒を自由に持ち込める飲食店が増えている。店の収益を自ら手放す禁じ手ともいえるが、背景にあるのは消費者の嗜好の変化だ。「とりあえずビール」の習慣は崩れ、酒は自宅で飲む「家飲み」も広がる・・・(日経MJ2017.3.27号より引用)
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たしかに最近居酒屋に行っても「とりあえずビール!」という言う人は少なくなった。みんな思い思いのドリンクをオーダーしている。知り合いにぜひおすすめしたい日本酒を持ち込める店、自前の焼酎と割るものを持ち込める店、店頭で買ったワインをそのまま持ち込んで飲める店など多岐にわたる。持ち込みのお酒でネタが増えてお互いのコミュニケーションも活発になるという。

 

飲食店にとって持ち込みなんてして大丈夫なの?と思うだろう。ここには裏がある。店側は一定の持ち込み料を回収する。持ち込み料には原価が掛かっていないのでそのまま利益になる。激しい価格競争で利益率低下に悩まされている店側にとって持ち込み料の安定収入が入ることでメリットが大きい。注文回数を減らしたり、メニューを絞り込むことができるので人手不足の解消にもつながるとのこと。

 

ビジネスに掟なんてない。昨日まで常識と思っていたことが今日は変わる。消費者はどんどん変化している。その変化を感じることが大切だ。売り手になるといきなり消費者なんて言っている。でも普通に生活していたら自分が一消費者。「こんなのあったらいいなあ」そう思うことをやっちゃばいい。誰に何かを言われることなくすぐ実行に移せるのが起業家のメリットだ。

 

お客さまがどうありたいのかに対応できること。お客さまによろこんでもらうにはどうしたらいいかを考えられること。ビジネスをまわすためのシンプルな答え。その結果、提供側にもメリットが出る。そんなビジネスモデルの発想を教えてくれる記事だ。

 

効率化だけでなく非効率化(2016.1.1号)

 
ネット通販が普及して20年。そんな中、消費者の不満もたくさん積もっています。「探しても欲しい商品が見つけにくい」「サイトが見にくい」「個人情報の登録が面倒」「検索の際はキーワードに関連する選択肢を的確に出してほしい」「メルマガや広告で不要な商品をすすめられる」とかとか。

 

ネットでの暮らしは向上したが、増え続ける情報量をコントロールできなくなり、リアルの良さに再び目が向けられてきている。いかにネットの情報と向き合い、快適な暮らしへとつなげるか企業も消費者も模索している。

 

楽天が手掛ける「人気市場の舞台裏を体験できるツアー」。「料理人の顔が見える」グルメサイト「ヒトサラ」。「一人ひとりの都合に合わせた」献立提案サイト「オーガニック」。せっかく買った服の着こなしがわからずタンスの肥やしにしている女性のためのサービスクローゼット。いずれもそこに着目している。

 

「生身の人間の方がやりとりが短時間で済み正確」というのは、オペレーターが予約の仲介をする「LINEグルメ予約」。「就活サイトの情報は参考程度。社長の話を聞いて考え方に共感でき、志望度が上がった」「意識の高い学生だけが来ていて質が高い」というのは、経営者が学生と接点をもつ場づくりをする「ガチ就」。

 

「効率化だけでなく非効率化」「人にしかできないこと」「人間味がある」「商品の背景や物語がみえる」「心を通わせる」このあたりがキーワード。ネットのことを周知しながら、よりその人にマッチした商品サービスを提供できること。相手の顔が見えて安心できること。これからますます重要になりそうだ。これからのフリーエージェントが目指す方向は「○○エージェント」かもしれない。

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