三宅哲之の体験談

【公開】仕事が干される体験談|会社が嫌ではじまってもいい、大事なことは前向きなエネルギーに変えること

「会社で人間関係がうまくいかない」「仕事がうまくいかない」「毎日上司と顔を合わすのが苦痛」「話す相手もいなくなった」日々職場ではいろんなことが起こります。「もう会社なんてイヤ!だから起業しよう・・・」そんな思いになりますね。
 
先日ケースにしまい込んでいた書類を整理していると、サラリーマン時代に日々のことを綴ったノートが出てきました。サラリーマンとして絶頂にいたとき、当時のCEOに進言。それがもとで左遷をされた直後にいった部署での様子が書かれています。その一部を公開します。
 
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当時まだ管理職の肩書きは残っていました。でも部下もいない一人課長。新規事業担当などと言われていました。来る日も来る日も仕事らしい仕事はなし。自分で仕事をつくろうと動き始めたらストップとプレッシャーをかけられる。そんな日々が書いてありました。懐かしくながめてしまいました。
 
この後も転々と部署異動。最後に異動した先で上司による強烈パワハラを受け自暴自棄。お先真っ暗な状態に追い込まれていきます。まさにネガティブの極地にいたのでした。「もう会社なんかイヤだ!辞めてやる・・・」そんな感じだったことを思い出します。
 
でもここからすぐに起業はしませんでした。22年勤めたその会社を辞し、ベンチャーに転職、そこでも倒産の憂き目に遭い失業。その後、零細企業を経て独立しました。もうこれ以上サラリーマンとしての底辺はないだろう・・・ある意味追い込まれた最後の結末でした。
 
起業しようかというきっかけは、実はこんなネガティブなことが多いものです。自分はこんなことをやりたい!こんな世の中をつくりたい!今ある問題を解決したい!そういった志をもって起業スタートする人は案外少ないもの。
 
大切なことは「会社がイヤだからを引っ張らない」ことです。イヤならどれだけイヤなのかトコトン考えてみること。実は考えてみるというのはしんどいことだったりします。だから何がイヤなのかそのまま書き出してみてください。
 
書き出した結果、本当にイヤだとわかったらもうイヤと思うのはそこでストップ。ネガティブを考えるエネルギーをこれからの自分の未来へ向けてください。会社がイヤだから起業する・・・これだけでは失敗します。ネガティブをポジティブに変換することを意識してください。大事なことなので心して置いてほしいと思います。

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