起業で何をするかを決めるじぶん棚卸の方法

2016.05.23 (月)

起業で何をするかを決めるには自分を知ることが必須です。自分を知る方法が棚卸です。棚卸にはいくつかのアプローチ方法があります。その中に自分のこれまでの人生を振り返って文章にするステップがあります。天職塾では「じぶん振り返りノート」と呼んでいます。幼少期までさかのぼります。原点を見つける作業ですね。例えばこんな感じです。

 

人見知りで大人しい幼少期
1964年2月29日、広島の県病院でこの世に生を受けた。閏年生まれはその後、格好の自己紹介ネタになった。父親が公務員で生まれてしばらくすると山口に引っ越しした。幼稚園までの記憶は定かではない。今でも情景が思い出されるのは、父親の自転車に乗っていたとき。ハンドルに取り付けた椅子に座って前輪に足を巻き込んで擦りむき痛い思いをしたこと。なぜそれが思い出せされるのかはわからない。もう一つ、幼稚園の頃、自宅宿舎の裏かその先にあった自衛隊の射撃場で砂を積み上げた中からヤッキョウを衣装懸命拾っていたこと。家の中にいるより、草っ原とかそういう場所で外遊びするのが好きだった。

 

内向的な小学低学年
小学生になって広島に転校した。公務員の集合住宅で毎日毎日日が暮れるまで遊んでいた。廃棄物を集めた山の中からガラクタを拾ってきてアジトをつくったり、化学実験と称して混ぜ合わせたりしていた。カード欲しさだけでスナック菓子を捨ててしまうことが問題になった仮面ライダーカード集め、コマ回し、貝割りなど昔ながらの遊びが懐かしい。当時大好きだった秘密基地づくりを思い出すと、誰かにも干渉されずに自分の世界をつくっていくことに興味があったことが今になって気づきになった。

 

いとこの家から犬の首輪を無断で自宅に持って帰ったときは、こっぴどく叱られた。理由は僕がウソをついたこと。無断で持ってきたことを素直に言えず誰にでもわかってしまうようなウソをついた。この頃はよくウソをついていた。ひとえに厳格な父親が怖かったから。怒られるのがいやだったから。成績が悪いと正座でビンタされた。ちょっとしたいたずらっぽいことをすると怒られる。父親は保護観察官という仕事柄か、自分の息子は絶対非行のない人間に育てようと意識が強く、かなり厳しく枠にはめられた感じだった。そんな環境で、小学生時代はわんぱくな子供とは正反対の萎縮した子供になってしまっていた。

 

自信をもつ小学校高学年
4年生になると同時にまた転校になった。今度は広島市内だったが新しい環境になじむのに苦労した記憶がある。公務員という仕事の関係で3年に一度の転勤を余儀なくされた。「自分が親になったときは絶対転校のない仕事をしよう」と子供心に感じていた。それまで運動オンチ、背も低く、クラスでも存在感がないタイプ。5年生から6年生にかけて身長が14センチも伸びた。それまで背の順で前から2番目だったのが一気に後ろから2番目に躍進した。勉強もトップクラス、からだが大きくなったおかげで運動もそこそこできるようになった。6年生のクラスでは今で言うイケメンTOP3に入り、みんなの羨望を受ける存在になった。ちょっと誇らしかった。

 

一方で自己表現が素直にできない子供だった。「三宅君は何を考えているのかわからない子ですね」当時信頼していた担任の先生が言っていたという言葉はショックだった。もっと普通に自分を出したいけど、うまくいかない。そんな自分にもどかしさを感じていた。「すぐふてくされる」「内向的」こんなふうに言われるのがいやでいやでたまらなかった。

 

先日通りがかりのお母さんが「何でふてくされてるんだよ!」と怒られて泣いている小学生を見ることがあった。その子の気持ちがわかる気がした。自由がなかったし、個性を出すこともできなかった。好きなことを好きと言えずやりたいことができなかった。忍耐、我慢することこそが大切、子供心にそんな思いだけが残っている。個人のもつ個性をそのまま伸ばしてあげたい、大事にしたいという思いはこうした子供の頃の経験が原点になっているのだと改めて感じる。

 

これは僕の子供の頃のものです。文章にすることで忘れてしまった過去が蘇ってきます。書くことで「個人のもつ個性をそのまま伸ばしてあげたい、大事にしたいという思いはこうした子供の頃の経験が原点になっているのだと改めて感じる」と気づくことができました。起業には自分の原点が何なのかを見つけることが必要です。しっかり振り返ってみてくださいね。

 
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