起業がうまくいく人、起業がうまくいかない人の時間管理の習慣

2017.10.20 (金)

起業がうまくいく人といかない人には常日頃の考え方や行動習慣に違いがある。起業家マインドと呼ばれるものだ。これまでもいくつか紹介してきた。起業準備を始めると時間との戦いになる。時間をどうやってつくり出すのか?そもそも時間とは何なのか?今回は「時間管理」という視点でみてみたい。

 

「仕事が忙しいからできない」症候群

「仕事が忙しくて起業準備する時間がない」多くの人がそうなる。そんな時は「仕事が忙しい」と言っている自分を振り返ってみる。仕事が忙しいということは自分は会社に縛られれているから行動が起こせないと言っていることと同じだ。「そんなこと言われても・・・」と言いたいだろう。でもいつまでその状態を続けるのか?そのままでいたらいつまで経っても「仕事が忙しいから」と言い続けて何も変わらない自分のままだ。

 

「時間がない」と言っている人はいつまで経っても時間がないを繰り返している。一日24時間、与えられた時間はみんな平等だ。「時間がないから◯◯できない」と言っていたら問題解決にならない。「どうやったら時間をつくり出すことができるか」を考え始めないと事は進まない。

 

フリーエージェントアカデミーでは月1回メンバー同士が顔合わせをする場をつくっている。同じ志の仲間と定期的に接点をもつことはとても重要だ。自分を振り返り自分を知ること、相手を知ること、モチベーション維持すること、起業家としてのコミュニケーション力を磨くこと、強いつながりをつくることなど多岐にわたる目的がある。

 

塾がスタートした頃は平日夜月1回のみ開催していた。一か所だけだとどうしても都合が合わず参加できないという人が出てきた。月1会う場がないと起業の土台はできない。そこでここ数年は平日夜と週末の両方で行っている。場所も東京、横浜、埼玉、大阪、広島と各地に拡大した。

 

そんな中でも「仕事が忙しくて時間がとれない」と月1回の集まりに来れない人がいる。わずか月1回の場に参加する時間がないというのは時間をつくろうという気持ちがないからだろう。自分の中の優先順位が違うところにあるからだと思う。そもそもやる気の問題だ。そんな気持ちで人生の舵取りができるはずがない。一生会社に縛られて生きていく道を選んだ方がいい。

 

サラリーマンをやっているあなたにはきびしい言い方かもしれない。でも本当に起業を目指したいのなら、どこかで不退転の気持ちをつくっていく必要がある。会社の完全コントロール下から少しずつ抜け出していこうという行動力が要る。中途半端に起業準備活動をしてもそれは単なる起業ごっこにしかならない。起業したいと言っている自分に酔っているに過ぎない。

 

「仕事が忙しくて活動に参加できない」「土日も仕事で身動きとれない」「予定がうまっていてイベントに参加できそうにない」だから起業へ向けた活動ができない。こんなふうに言う人がいる。そういう人は今今会社がイヤだから起業してみたいという単なる憧れでしかない。起業はうまくいかないのでやめておいた方がいい。

 

これからもずっと会社に縛られて不平不満ばかり言い続ける。気がついたらこんな年齢になっていた・・・となるのか?それともどこかで区切りをつけて小さな行動を起こしていくのか?それを決めるのは他ならぬあなた自身だ。起業は人生の舵取り。甘い考えで成就するものでは決してないことを覚えておこう。

 

忙しいとは心を亡くすこと

「忙しくて時間がない」といつも嘆いている人がいる。その人に「じゃあ何時間あれば忙しくなくなるの?」と質問してみる。おそらく答えに窮することだろう。「忙しい、忙しい」といつも口に出している人の行動を客観視してみる。その人は時間管理ができていない人だ。さらに言うと他人に時間管理を任せている人ということだ。

 

逆に「あの人どうやってあんなにたくさんの仕事をこなしているんだろう?」「めちゃくちゃ忙しそうなのにいつ本を読んでいるんだろう?」「いつ会っても平静に見えるのは何でなんだろう?」そんなふうに見える人がいる。その人は時間の大切さをわかっている人だ。時間が何より大切だとわかっているから自ら時間をコントロールしている。けっして他人に振り回されたりしない。

 

時間をないからと深夜まで作業したり睡眠時間を削る人がいる。これでは長続きしない。睡眠時間を削っても頭がもうろうとするだけ。仕事の効率も下がる。それよりもちゃんと睡眠をとって一定の時間に集中した方がいい。

 

起業家は心のあり方、人間関係、仕事・・・自分ですべてをコントロールしていく。時間はその中でも最たるもの。本当に起業したいのなら他責にしても何もはじまらない。自ら時間をつくりだしていこう。忙しいという字は心を亡くすと書く。日頃から心を亡くさないように心がけたいものだ。

 

起業したら今以上に時間がなくなる

起業する前に絶対準備すべきことは何か?独立起業したらできなくなることをやるというのが答えだ。独立起業したらできなくなることは何か?それは自分のビジネスについてじっくり考える時間をつくるということだ。起業準備中にどれだけじっくり考えられるか、考えたことを作業に移せるかがキモになる。

 

なぜそうなるのか?独立起業したら時間がなくなるから。日々とにかく売上のことを考えないといけない。人との関係づくりをどうするかを考えないといけない。収支がどうかを気にしないといけない。目の前の資料づくり、請求や支払いなど日々の作業をこなさないといけない・・・と頭はいっぱいいっぱいになる。

 

サラリーマン時代も時間がないだろう。でも時間がないの意味が違う。サラリーマン時代は何もしなくて給料が入ってくる。独立起業したら何もしなかったらお金が入ってこない。だから常に動いていないといけない。動き続けるのでしっかり時間をとって自分やビジネスを見つめ直すことができなくなる。

 

時間をとらないとできないことにはこんなことがある。例えば競合を調べる作業。自分がやろうとするビジネスと同じようなことをやっている人を見つけ、どんな組み立てをしているのかをつぶさに見ていく作業のことだ。この作業はひたすら検索の連続になる。検索作業はやるとわかるがとんでもなく時間が掛かる作業。やり始めて気がついたら数時間・・・なんてことはざらだ。

 

独立起業するとこういう作業ができなくなる。なぜならこの間の作業が直接的にお金を産み出さないから。そんなことをしているくらいなら人と会って一つでも売上を上げたい!気持ちはそっちに向かう。でもきちんとした調査のもと組み立てていないビジネスを動かしても結果は出てこない。

 

事前の調査が不十分だったためになかなかお客さまにヒットしない、挙げ句は方向性を変えないといけないという事態にまで発展していく。起業後にこんなことになると痛手はとても大きくなる。

 

競合調査は一つの例に過ぎない。ビジネスの要になる集客や販促といったものはきちんと組み立てないといけない。思いつきでやってもだめ。こんなふうになると次はこうしてこんなながれになる。そうじゃないときはああするといったシミュレーションをしていきたい。そして実際に時間をとって作業を積み上げていく必要がある。

 

アツアツの料理をその場でおいしく食べてもらうためには、下ごしらえをちゃんとして段取りを決めておかないといけない。起業も同じだ。起業したらじっくり考えたり作業する時間がなくなる。だから起業準備中にコツコツやっておく。覚えておこう。

 

時間をつくり出すコツ

本当に起業していきたいのなら自分で時間をつくりだすしかない。誰も自分のために時間をつくってくれたりはしない。じゃあどうしたら時間をつくることができるのか?それにはいくつかのステップがある。

 

まず起業準備にどのくらいの時間が必要かを考える。平日最低30分、週末8時間、1週間で○時間、1ヶ月にすると○時間。こんなふうに具体的に割り出してみる。このとき忘れてはいけないことがある。それは余った時間でやるのではなく、先に必要な時間を天引きするということだ。

 

次に今使っている時間の棚卸しする。朝起きて夜寝るまでどんな時間の使い方をしているのか?頭で考えるのではなく、紙に書き出してみる。「テレビをボーっと見ている」「同僚と飲みに行っている」「付き合い残業をしている」書き出した中にムダなものが出てくる。出てきたムダな時間を起業準備に充てる。

 

小出しの時間も積み重ねたらそれなりの時間になる。頭を使うときには集中力が必要になる。物事に集中するにはまとまった時間よりスキマの時間の方がいい。会社に行く時間までのリミットの中で作業をやる。お尻が決まっていると集中力が倍増する。

 

週末自宅でやっているとダレてしまうときがある。そんなときも時間を切って作業すること。「今から1時間11:45までにこれをやり切る!」そう決めて作業に掛かる。今日は時間があるからゆっくりやろう・・・そんなことを思っているとあっという間に夕方になってしまう。人は時間があってもなくても同じことに陥る。逆に限られた時間しかないからこそ集中力が高まるものだ。

 

ムダな時間を見直しても削る時間がなかったとする。そういう場合は通勤時間を使う。満員電車の中だと何もできないのでいつもより少し早い電車に乗る。周囲の人の様子をうかがう。釣り広告を眺める。ぼーと景色を見る。アイデア出しやブログのネタだしは机の上でうーんうーん考えるより電車の中の方が思いつくものだ。

 

時間の棚卸しができたら毎日やることの型をつくっていく。朝起きたら30分でブログを書く。トイレに入っているときに新聞からネタをさがす。毎日決まった時間に決まった作業をするようにする。毎日毎日ひたすら繰り返す。だんだんと定着してくる。これを習慣化という。毎日が習慣にできたら自然にながれるようになる。これをやらないと気持ちが悪いというところまで行けばベストの状態だ。

 

朝時間を有効活用していきたい。朝はゼロスタートなので脳が活性化する。集中力も倍増する。起業家には朝型の人が多い。その理由はここにある。遅くまでだらだら起きるクセがあるのなら朝型に切り替えていこう。

 

時間に対する価値の考え方

時間に対する価値を持っている人は起業してもうまくいく。うまくいかない人は時間に対する価値がない人だ。その差はどんなところに現れるのだろうか?いくつか例を挙げてみよう。

 

先人に個別相談したいと思ったときを想像してほしい。「今度、個別相談に乗ってください」と伝える。申し入れる前提として対価を払おうと思っている。そしてレクチャーを受けたら正当なお金を払う。これが起業がうまくいく人だ。料金を聞いてそれは高いのでやめる。ちょっとの時間だから無料でやってもらおうとする。これが起業がうまくいかない人だ。

 

セミナー開催が間近に迫った。でも自分にはパワーポイントの知識がない。かといって本を読んで覚えている時間ももったいない。ならば知っている人に教わった方がいい。そこでパワポのことをよく知っている人に直接指導を受けることにした。そして数時間のレクチャーに謝礼を払った。教えてもらった人はその道の専門家というわけではない。でもその人の貴重な時間を使わせてもらったということで対価を払う。こんな人が起業がうまくいく人だ。起業にうまくいかない人はこのくらいならタダで教わろうとする。

 

タイムイズマネーと言う。先人は相手に教えられるところに到達するまでにあらゆる仕入れをしている。仕入れにはそれなりの時間とお金が掛かっている。そのことをわかっていたらタダで受けようなんて気持ちにはならないはず。自分が相手の立場になったときどう感じるかを想像してみよう。

 

何でもかんでもタダでもらおう、お金を掛けずに受けようと、自分のことばかり考えている人は起業はうまくいかない。その人がどれだけの時間とお金を費やして今日あるのかを考え、自分がその立場になったらどうしたらいいかを考える。時間に対する価値を知っておく。大切な起業家マインドの一つと言える。

 

まとめ

時間管理は起業だけにとどまらず多くの人が抱える課題だ。みんな一様に忙しいのも事実だろう。一方で与えられた24時間もみんな同じ。一番は自分としてどうしていきたいのか?人生をどう形づくっていきたいのかが全て。自分が主導権を握ることで時間は自分中心に回り始める。あきらめることなく取り組んでいこう。

 

ゼロからはじめる自分サイズ起業の学校とは? ≫

体験授業に参加してみる 漠然と起業にモヤモヤしたあなたが、30分で自分サイズ身の丈起業を学べる 無料小冊子プレゼント

関連する投稿

現在の記事: 起業がうまくいく人、起業がうまくいかない人の時間管理の習慣

▼お役に立ったらご紹介シェアをお願いします▼

お問い合わせ・ご相談はこちら

お電話でのお問い合わせ

090-6486-1726

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

メンバー専用ページ

ログインする

ID・パスワードを忘れた方はこちら

ご入学がまだの方はこちらから

ご入学のお申し込み

必読!最速で理解できるコラム

⇑ PAGE TOP