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起業家精神マインドをつくるために必要な6つの姿勢

起業していくためには心構えやマインドをしっかりとつくっていく必要があります。いわゆる起業家精神と呼ばれるものです。

起業家精神をつくっていくために何が必要なのか?常日頃からどんなことに意識すればいいのか?この記事では、起業家精神とは何か、起業家としてマインドをつくるにはどうしたらいいかをまとめました。

起業家精神とは

アントレプレナーシップともいいます。新しい事業や企業を創造するために要求される態度や発想、能力を総称したものと言われます。

起業とは業を起こすと書く。つまり自分で仕事を創り出すことです。今まで世の中になかった職業をつくる。そのことにワクワク感をもって取り組む姿勢です。

新しいことをやる。常識や既成概念にとらわれない。常識的に思われていることの逆をやることもあります。すると賛否両論が出ます。批判もあります。

障壁があっても自分を持って自分を信じて前に突き進む。そんなマインドをつくることが起業家として動じない土台になります。

起業家精神が必要になる理由

起業すると決まった毎日はなくなります。収入だって固定になるものはありません。自分で動いていかない限りは稼ぎはつくれません。うまくいくときもあれば思ったようにいかないこともあります。

思ったようにいかないときにどうするのかがキモ。どんなことがあっても前へ前へ進んでいく心を持ち続けること。これが全てです。その原動力になるのが起業家精神と言えます。

なぜその仕事がしたいのかを決める

起業は自分で仕事を創り出すこと。人生の舵取りです。その仕事に対する想いをもってください。

相手に「なぜその仕事をしているのですか?」と質問をされたら、待ってました!とばかり思わずスイッチが入って熱く語れるものをつくる。だからこそ醍醐味があります。

人に見えないところで愚直にコツコツやる

成功している起業家はどんなことをしているのか?きっと自分たちにはできないようなその人の卓越した能力でやっていることがあるはず・・・そう思っていませんか?

実はそんなことではありません。一見シンプルで誰にでもできそうなことがあります。それを愚直にやり続けています。

えっ?そんな細かいことをやっているんですか?と訊きたくなるような作業だったりします。単純作業かもしれません。それを毎日コツコツやっています。

毎日の積み上げが成功という姿で現れてきます。

大人になっても忘れない真っすぐな想いを持つ

起業へ向けてはビジネスモデルの組み立てやノウハウ、技術などが必要になってきます。でもそれだけは不十分です。

起業をカタチにするには想いが根っこになります。人は大人になるにしたがっていろいろなしがらみの中、本当はこうしたい!という気持ちが薄れてしまいがちです。

子供の頃、純粋に感じていた「真っすぐな想い」。それを忘れてはいけません。

起業を前に動かす原動力は「真っすぐな想い」以外の何者でもありません。あなたの「真っすぐな想い」は何でしょう?改めて考えてみてください。

「それでご飯が食べられるの?」と言われることをやる

「そんなことやってご飯が食べられるんですか?とても仕事になるとは思えないですけど・・・」

メンバーの肩書きをみてそんなふうに言う人がいます。もしそう言われたら俄然燃えてくる自分がいます。そんなことを言っているから新しい事は始まりません。

自律的自由人は世の中にない職業を自分で創り出す人。世界でたったひとつの仕事人です。「もちろん食べていますよ!」そう言い切れるようになりましょう。

「いつも忙しそうですね・・・」と言われないようにする

「◯◯さんっていつも忙しそうですね・・・」そんなふうに言われたことはありませんか?忙しそうと言われる自分に酔っていたりしませんか?

忙しそうは一見仕事ができる人というイメージがあるかもしれません。でもそうではありません。

忙しいは心に余裕がないということ。周囲にいつも忙しそうと思われていたら次第に声も掛からなくなります。それが続くとせっかくのチャンスを逃してしまうことにもなります。

忙しいという字は「心を亡くす」と書きます。心を亡くしていませんか?起業家は常に自分を振り返る時間をもつことが必要です。

自律できる心を養う

起業したら自由を得ることになります。何をやっていようが文句を言う人はいません。

自由を得るためには一方で責任が発生します。責任は全て自分にあります。他人や世の中のせいにしても次への一手にはなりません。誰かが解決してくれるわけでもありません。

どんなことも全て自責できる考え方。自責して次にどうしていくかを行動に変えていけるマインド。起業家精神は自律から始まるといっても過言ではありません。

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