起業のタイミングをいつにするかを知る7つの方法

2017.10.10 (火)

「起業のタイミングっていつですか?」「どうなったら起業しようと踏み切ったのですか?」よくある質問だ。その答えは自分がやろうと決めたときだ。「えっ?そんな答えなの?」と思ったかもしれない。起業はメンタルが勝負。誰かが何かを言ったからとかそういう話は一切関係ない。すべて自分で決めていく。「自分で決めるのはわかっているけど何かがないと前に進めない・・・」そんな時どうしたらいいのか?今回は自分で決めるための背中を押すものの材料をいくつか紹介したい。

環境変化をきっかけにする

「人事異動を言い渡された」「予期せぬ転勤になりそうだ」「事業整理がはじまった」・・・こんな出来事がきっかけになる。「もうこのままサラリーマンは続けられない」「会社を辞めたい」きっかけはネガティブなことでもいい。でもここで忘れてはいけないことがある。それはネガティブを引っ張らないことだ。きっかけはネガティブでもやると決めたらそこから先は前しか見ないこと。「今、追い風が吹いたんだ!」そう思うことで道は拓けていく。環境変化を自分の良いように使う。タイミングのつくり方の一手だ。

 

期限を決める

起業のタイミングは自分で決めた「期限」だ。この日が来たら起業すると決めること。期限が決まれば時間も決まる。その間にできるだけの準備をしようと考えるようになる。例えば1年先に会社を辞めると決めたとする。決めると会社から吸収できることはすべて吸収しようという気持ちに変わる。自分が独立起業するために毎日やっていることで役に立つことはないかと考える。するとムダなものはほとんどなくなっていくのがわかる。

 

もしくだらない上司、腹の立つ上司がいたとする。何もなければ顔を合わすものイヤなただうっとおしいだけの存在だろう。ストレスの源になっているかもしれない。ここで何かの役に立たないと考えてみる。すると会社の人間関係のブログネタにならないかとか、反面教師として材料にできないかと発想転換できる。

 

会社帰りに飲みに行くときもひと工夫したい。いつものように同じ部署の人間と愚痴はき大会をやるより、自分が独立した後も個人として付き合ってくれそうな人に声を掛けてみる。独立起業後、会社仲間を自分の人脈にもっていることは売上をつくる上で重要な要素になるからだ。

 

会社という組織には成り立ちから現在に至るまでに、いろいろなノウハウや財産が蓄積している。起業するということはこれを自分がゼロからつくっていくことになるわけだ。であれば会社からもらえるものは全部もらって卒業した方がどれだけ得かがわかるだろう。

 

人と会う。情報発信していく。発信を始めると自分に共感や関心をもった人が集まってくる。集まった人の先に人がつながっていく。「たまたまあの人に会ったことが今の自分を形づくっている」こんな話がたくさんある。人との出会いがタイミングになることがある。出会いはあなたの行動から生まれることを忘れないでほしい。

 

知識や経験ができてからはナンセンス

「起業スタートは知識がちゃんと身についてからにしたい」「必要な知識ができてから起業しようと思います」こう考える人もたくさんいる。知識が不足していると不安になるからだ。じゃあ起業するために必要な知識って何だと思いますか?質問をしてみる。すると、会社設立の仕方、資金調達の方法、事業計画書の書き方、税金のことなどという答えが返ってきたりする。

 

「知識を得ないと独立なんてできない、だから資格を取ろう」「この資格だけでは足らないから別のスキルも得よう」「まだ足らないから・・・」資格取得に走る人に多い傾向だ。気がついたら複数の資格を手に入れていた。でもいつまで経っても実践には向かっていない・・・よくあるケース。準備のための準備、資格オタクと呼ばれる状態だ。

 

手続きはそれが必要になったタイミングで専門家に相談すればいいことだ。自分で学ぶべき知識ではない。磨くのは自分が専門家として名乗る分野についてだ。専門分野の知識量に不安があっても問題はない。専門家だと名乗る以上、当然勉強もする。勉強し続けることにもなる。

 

何より重要なのは実際経験してみることだ。最低限の知識を習得したらあとは実際にやってみること。まずはお客さまに対面してみる。そうするとお客さまから反応が返ってくる。質問をされることもある。目の前にお客さまがいるから迅速に対応しないといけない。緊張感や責任感も生まれる。知識を吸収するスピードは格段に上がる。

 

ビジネスに必要なことは、実際に経験しないとわからないことばかり。仕事をしながら、新しい人と話しながら、また一つそしてまたひとつと知識と経験を増やしていく。最低限の知識を得たらあとは走りながら考える。「経験から知識へ」これが基本スタンスだ。起業のタイミングは知識と経験ができたときと思っていたら大間違い。頭でっかちにならないようにしてほしい。

 

お金ありきにこだわらない

「どのくらいの収入が得られたら起業に踏み切っていいの?」一番気になるところかもしれない。サラリーマン時代の年収は最低限ほしい・・・一つのものさしにしたいところだろう。

 

でも多くの場合、起業初期にサラリーマン年収を確保するのは難しいのが現実だ。もちろん起業後、稼ぎをつくれば収入は上限なしになる。「起業準備中に月収を超えたら起業していい」といったアドバイスをする人もいる。もちろんそれに越したことはないだろう。でもこんな考えか持たない方がいい。

 

大切なことはサラリーマン収入を超えたらに固執しすぎないことだ。収入を第一の条件にするといつまで経っても起業離陸はできない。知り合いにもサラリーマンと同じ収入を得ているのに起業していない人がいる。そういう人を見ていると実力は十分あるのになぜ起業しないんだろう?と不思議に思う。そのままサラリーマン副業のままいくのではないかと感じる。

 

ひとつ言えることは、年収ありきにこだわる人は起業しない方がいいということだ。そもそもサラリーマンと起業家を収入のみで比較すること自体ナンセンスな話だ。なぜなら全く価値観も住む世界も異なるものだからだ。自分がやりたいことをすべて自分の判断で道を切り拓いていくのが起業家。あなたが起業して実現したいことは何なのか。いつからやりたいのか。起業タイミングの尺度はここしかない。

 

「たまたま」「偶然」を大切にする

タイミングはある日突然やってくる。何に意識していたらいいのだろう?それは「たまたま」を大切にするということだ。「今日のセミナーの参加はどうやって決めましたか?」と質問すると「たまたま空いていた日程と合って都合がついたので」とか「たまたまサイトの一番上に出ていたので」と答える人が結構いる。この「たまたま」だ。

 

世の中には星の数ほどセミナーがある。その中で一番今の自分に合ったものを選び尽くして参加するのがベストだろう。でも現実そんなことは不可能だ。「たまたま」目に留まったセミナー。それには意味がある。「たまたま」は「偶然」とも言う。「たまたま」をそのまま受け流していたら何も起こらない。「たまたま」は今の自分につながることなんだと思ったら意味のあることに変わっていく。

 

「計画された偶発性理論(プランドハプンスタンス)」と言われる理論がある。スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が提唱したものだ。「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」という意味。その偶然を計画的に設計して自分のキャリアを良いものにしていこう考え方だ。

 

世の中で成功している人の言葉や文献には「たまたま」や「偶然」がたくさん出てくると言われる。みんなその時その時に意味を感じ大切に生きているということだと思う。起業で成功できる人は「たまたま」を自分のために引き寄せられる人だ。「たまたま○○だった・・・」を口にしたらそれはチャンス。それこそが起業のタイミング。日々意識してみてほしい。

 

覚悟を決める実例

クライアントさんの大いなる決断の話を紹介しよう。先日セッションを行った。開口一番、
「妻に了解を得ました。その後、会社に辞めることを伝えました」「えっ?」あまりの行動の速さだった。その時の会話。彼の語録がすべて。一読してほしい。

 
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上司には猛反対をされました。でもサラリーマンだけをやってきた人にはわからないことです。最後はやりますと言いました。不安です。不安をなくすには動くしかありません。会社に行きながらでも準備はできます。でもそれではスピードが上がりません。だから辞めることにしました。

 
寝ても覚めても考え続けました。最後は自分と家族で決めるしかありません。困っている人を助けたい。やりたいことにブレはありません。覚悟を決めました。収入は減るかもしれません。もしどうしようもなくなったら別の方法で稼げばいいと思います。甘い考えかもしれません。でも人生たのしくやってみたいと思います。
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セッション翌日に届いたメールだ。
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団長、ありがとうこざいます。自らワクワク環境をつくっていく。寝ても覚めても考えて、行動して、考え直して進めていく。何があるかわからないですからね。これからが本番ですがそんな気持ちです!よろしくお願いします。
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32歳。奥さんと小さなお子さんが2人。彼の相談相手となり背中を押し支えになる。そして燃料満タンで起業離陸をしてもらう。課せられた使命だ。

 

まとめ:本気度がどこまであるのかが全て

起業に踏み切るタイミング。いくつかの視点で見てきた。「自分が思ってみない部署へ異動を命じられた」「会社が悪い方向へ向かっている」「ずっとあたためてきたので年度末で辞めると決めた」起業を決意するときにはいろいろな出来事が重なる。

 

一見ネガティブに見える出来事もある。でもそのことをバネにポジティブに変換する。スタートダッシュをかけることで階段を駆け上っていく。途中で困難は何度もある。でもやると決めたのだから後ろは見ない。成功軌道にある起業家の共通点だ。

 

僕の場合、起業の引き金になったのはサラリーマン仕事に振り回される異動を言い渡されたときだった。ここで異動を受けるとサラリーマン人生のまま終わってしまうと感じた。もちろんこのことだけではない。それまでの数年間の出来事が積み重なっての決断だった。「今追い風が吹いているんだよ。そう思って進むことだよね」起業を決意したとき自分より少し前に起業した仲間に言われた言葉だ。

 

起業するのにこれがベストというタイミングはない。起業準備にも完璧なんてこともない。いくら準備しても不安が尽きない。今そういう時なんだと感じること。周囲に起きていることを起業のための材料として受け止めることが大切。「The BestではなくMy Best」の考え方だ。

 

起業のタイミングっていつなのか?その答えは自分がやろうと決めたときだ。起業のタイミングと対極にあるのが起業離陸の期限。いつまでにする!これがないといつか起業したいの願望のまま月日は過ぎていってしまう。起業はどこまで「本気」になれるかが勝負。本気にならないかぎり起業は離陸できないと心得ておこう。

 

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