独立起業失敗への不安を解消する方法

2017.07.28 (金)

独立起業へ向け一歩踏み出すとさまざまな不安が押し寄せてくるようになります。これから起業へ向けて始まる段階、何をやるかを決める段階、やることが決まってビジネスをつくる段階、準備ができてスタートしようとする段階、そして起業した後の段階・・・不安はステージで違うものがあります。このページでは、実際に1300人を超える起業志望者との相談内容、起業の学校で50人を超える起業家を輩出した経験と事例にもとづき、起業の不安を解決し失敗リスクを下げるにはどうしたらいいかを共有しています。

 

不安になる原因を理解する

 
「自分が進む方向はこれでいいんだろうか・・・」「家族にはどうやって説明しようか・・・」「こんなビジネスプランでやっていけるんだろうか・・・」「お金はどうやってまわすんだろう・・・」「お客さまはちゃんとできるのかなあ・・・」起業準備をはじめると「不安」が起こります。一度で終わるかと思っていたらそんなことはありません。進めば進むほどいろいろな不安が押し寄せてきます。

 

不安ってなぜ起こるんでしょうか?それは自分が行く先が未知の世界だから。居心地のいい家の中から真っ暗な外へ出ていくようなものです。外に出るといきなり穴があるかもしれません。獣がいるかもしれません。まだ経験したことがないことに人は不安を感じるものです。

 

じゃあ、起業の不安を解消するのにどうしたらいいんでしょう?まずは最初から不安があるものと思ってしまうことです。未経験のことにはアップダウンがある前提に立つことです。そもそもまだ見たことがない世界へ行くのだからカベはあって当たり前。

 

まず何が不安なのかを書き出してみる。不安だ不安だと思っていたら余計に頭の中は不安だらけになります。そんなときは今不安に思っていることが何なのか書いてみましょう。書き出すと意外にこれだけなんだ・・・と気がラクになります。さらに動くことです。起業の不安を抱えたまま立ち止まっていると余計に不安は増幅します。そんなときはとにかく動いてみる。実際に動いてみるとずっと不安に思っていたことってこの程度だったんだと感じます。動いたからこそ見えるものがあります。

 

起業に不安は尽きないものです。「起業の不安と付き合ってやるぞ!」そんな思いで臨んでみてください。不安の先にはあなたがまだ見ぬ「未来」が待っています。

 

不安とは付き合っていくもの

 
仕事をしながら起業準備、両立できるのかなあ・・・家族の理解を得たいけどどうすればいいんだろう・・・ビジネスをかためてきたけど買ってもらえるんだろうか・・・会社を辞める日を決めたけど、ほんとに辞めちゃって大丈夫なの・・・起業して動いているけどこれからどうなるのかなあ・・・
今月の売上はどうなるのかなあ・・・

 

起業準備、起業後はさまざまな不安にかられます。自分が置かれたステージによって不安の種類は変わっていきます。いつまでたっても、どこまでいっても尽きないものです。どうしたらいいか?

 

最初に大前提があります。「不安とは付き合っていくもの」まずその気持ちをもつことが大切です。そうしないとそのつどそのつどの不安で押しつぶされてしまいます。付き合っていくときに何をするか?自分の中にだけに溜めないことです。不安は考えれば考えるほど良い方向には進みません。一人で考えていると不安はどんどん大きくなります。

 

不安は溜めずに話してみることです。今抱える不安を外に出してみることです。そのためには不安を話せる相手をつくらないといけません。あなたの不安を真摯に聴いてくれる信頼できる仲間をつくること。定期的に不安を出せる場をつくって話を聴いてもらうこと。

 

不安を解消するには自分が前を向いて進もうという気持ちになることが必要。不安を吐き出す場があればやってみようと気持ちをつくることができます。「不安を感じているのは自分だけじゃないんだ!」当然相手にも不安があります。そのことを知るだけでも勇気が湧いてきます。

 

自分の不安をしっかりと受け止めてくれる人。否定や評論をせずちゃんと聴いてくれる人。あなたの気持ちをわかってくれる人。不安を解消するために同じ志の仲間づくり必須になります。

 

不安が頭を充満したときは?

 
「独立起業って、頭のいい優れた人がやることでは?」「果たして生活していけるんだろうか?」「事業はうまくいくんだろうか?」「資金はどのくらいいるんだろう?」「お客さんはどうやってつくっていくんだろう?」「なんとなくアイディアはあるけど、本当に自分がやりたいことなのかな?」

 

独立起業の不安にはいろいろとあります。起業の不安を解消するにはどうしたらいいのでしょうか?不安は消そう、消そうと思っても余計に消えません。ならば、いったんしっかり受け止めてみましょう。

 

まず今あなたが不安に思っていることを書き出してみてください。頭の中でモヤモヤしていても堂々巡りを繰り返すだけ。人は頭の中だけで考えられるキャパがあります。とても小さなキャパです。キャパを超えると増幅の度合いが増します。

 

モヤモヤが増殖すると、それがかなり大きくなって頭の中を支配します。いつまで経っても出口は見えません。そうなる前に書き出してみてください。書き出してみると、意外に思ったより数が少ないことがわかったりします。

 

そして次に書いたことを第三者に話すこと。話さないと次のアクションにつながらないからです。話す相手は誰でもいいというわけではありません。独立起業の不安を実体験した人です。サラリーマンの仲間には話してもムダです。なぜなら、サラリーマンと起業家ではそもそもものの考え方がまったく逆だから。何より体験したことがない人に不安の意味がわかるはずがありませんね。起業の不安は自分一人で抱えないようにしましょう。

 

話すときのコツがあります。それが「本音」と「弱音」です。こんなこと、会社ではぜったい言えないし、家族も状況がわかっていないので言えない。そんなことをはき出します。同じ志が共有できた仲間であれば心を許して話ができます。

 

「今日はなんだか日頃のわだかまりが消えた」「モヤモヤしていたものがスッキリした」「聴いてもらうだけでも効果があるんですね」本音と弱音が話せるとこんな言葉が飛び交います。一見ネガティブに見えるこの行為。でもたまにはこれが必要なんです。

 

人間、そんなに強い動物ではありません。どこかで弱音もはきたいもの。一度ネガティブを出しちゃうとあとはポジティブしかありません。こうした場を糧に次のアクションへ進んでいけばいいのです。

 

不安の反対側にはわくわく感があります。不安とわくわく感のバランスをうまくとりながら毎日を送ります。不安な時は不安でいいじゃないですか。その代わり次の日は気分一新。テンションを上げてスタートしましょう。

 

収入への不安を解消するには?

 
あなたは、起業後どうやって収入を得る計画ですか?「この事業計画で進めるから、6ヵ月後にこうなる」あっそれも大切ですがもっともっと現実的な話です。

 

結論から言います。やりたいこと一本で始めることは危険です。あなたが起業するビジネス以外に確実に収入を得る手段を用意しましょう。そうしないと、貯金を食いつぶすことになります。

 

知り合いの起業家は、3つのアルバイトを確保してからスタートしました。別の起業家は工事現場でバイトしていました。別の起業家は、やりたいことに加え、実績のあるオークション、バイトの3本で組み立てをしてもらっています。

 

そんなやりたくないことをするって起業した意味がないじゃん・・・一見そう思えるかもしれません。でも現実はこうしたことがやりながら、多くの起業家は一本立ちしていきます。そんな細かいこと、自分から言う人なんていないから表に出ない話なだけです。

 

アカデミーでは「3階建て組み立てる」ことを推奨しています。3階は、あなたが本当にやりたいこと。2階は、今までの経験からできること。1階は、生計を立てること。時間の経過とともに1階をなくしていきます。2階も減らしていきます。そして1階を柱にしていきます。起業前にはリスクヘッジが必須。収入不安は3階建て売上の具体化からはじまります。

 

こんな動機で起業を考えていいの?

 
相談に来られる方からよくある質問です。「会社で自分のやりたいことができなくなった」「一生懸命やっているのに報われない」「若手が台頭してきて自分の居場所がなくなってきた」一見ネガティブに見えます。最初はみんなネガティブです。それはそれで素直に受け止めてください。

 

大切なことはネガティブを引っ張らないこと。ネガティブだと思えばネガティブなだけです。「今、人生の転機が来たんだ!」「自分で人生を考えろと背中を押してくれているんだ!」ポジティブ思考に変換します。

 

起業には「タイミング」があります。タイミングを逸すると、人生はそのまま最後まで行っちゃいます。「このままではいけない!」そう感じているのなら、今がチャンスと考えましょう。今と違う小さな一歩、会社以外の世界。見に行こうとすることで大きく視野は広がります。

 

やってみると決める

 
不安をなくすもの、それは何かを決めたときです。実際あった事例を紹介します。

 

——————-
会社を辞めることを決めたら不安はなくなりました。根拠のない自信みたいなものがあります。やるしかないから。動いていれば必要なときに必要なことが入ってくる、そんな気がしています。これまでの決めてなかったら不安だったような気がします。決めると不思議と不安がなくなりました。
——————-

 

これは最近会社を辞める日、起業離陸する日を決めたメンバーのコメントです。起業前から起業後、不安はいつもついてきます。考えても答えは出てきません。引きこもって考えれば考えるほど変な方向へいってしまいます。そんなときには動いてみることです。

 

自分の気持ちが落ちているときほど人に会いに行く予定を入れてみることです。信頼できる知人に会って自分の話をしてみる。話すことで頭の整理もできてくる。話したことに対して気づきを言ってもらう。相手の話から刺激をもらってみる。そんな中から次に一歩が見えてきます。とにかく動いてみようというエネルギーをつくり出します。

 

決して一人で考えすぎてはだめです。そして小さな一歩を決めてみる。自分ができそうなことをやってみると決めてみる。すると心の中の曇りが一気に晴れる思いを感じることができます。ぜひやってみてください。

 

起業に踏み切るのにどうやって気持ちの整理をしたの?

 
体験談です。三宅の場合、会社員時代の起業準備期間は半年もありませんでした。40代半ばから大手企業からベンチャーの創業メンバー、倒産、失業を経て、零細中小企業へと転々としました。

 

大手ではエリートコースまっしぐら、社長への進言をもとに急降下。あげくは、札付き上司に強烈パワハラ、自暴自棄。行き場を失い一念発起して勇んで移ったネット系ベンチャーは、リーマンショックの煽りを受けわずか3ヶ月であえなく倒産。最後の零細企業にいるとき。「このままいくと、自分としての人生は台無しになる」と気づきました。

 

まずは社外の集まりに接点をもとうと平日夜に行動を開始。その後とある起業を目指す団体に所属。司会役をしたり、ミニセミナーを開催したり。起業の真似事をしていました。起業へ踏み切ったのは零細社長との衝突がきっかけ。30人の選抜に勝ち残った会社なのに1年間仕事を干されました。

 

納得がいかない日々。そんなある日、新年度からあちこち出張が入ることを指示されました。会社仕事に時間を取られて起業へ向けた準備なんてできなくなる。このままなし崩しになると一生会社の言いなりになる。その指示を断りました。もう後がない。やるしかない!これが起業離陸のときの正直な気持ちです。思いつきではなく、それまでの数年間の紆余曲折が基盤にありました。

 

その時、風が吹いたと思っています。タイミングですね。起業離陸は、ネガティブな動機でもいいです。人間なんですから。大切なのは、その先にポジティブなゴールをつくることです。

 

起業を決意するとはどういう意味なの?

 
「起業を決意したのはどんなときですか?」こんな質問をよく耳にします。決意の意味はその人が置かれた環境によって変わってきます。一方で共通の考え方もあります。わかりやすい事例を紹介します。

 

週末起業で10年近く活動をしているメンバーAさんがいます。地力はついてきているけど、なかなか一歩が踏み出せずにいました。家族のこと、生活費のこと、果たして食べていけるのか・・・いろいろな思いの中でのことでした。

 

もう一人のメンバーBさんがいます。サラリーマンをしながら起業準備を始めて3ヶ月。Bさんはいち早く会社を辞め、起業することを決めました。ある日Aさんは、「なんでそんなに早く決意ができたの?」と訊いてみたそうです。

 

するとBさんは、「自分の中ではもう会社を辞めているんです。気持ちが辞めているのに、無理矢理やってもしょうがないと思ったんです。やってみて最悪ダメだったら戻ればいいと思っています」

 

Aさんはこのひと言に衝撃を受けました。そうなんだ、その通りなんだ。自分は今まで何をしてきたんだ・・・今までの自分を振り返りました。後日Aさんはこう言いました。「6月始めに会社に退職宣言をして、9月から起業スタートします。今いる社宅には住めなくなるので、もう引越し先を決めました」この二人の会話。起業の決意とは何かが伝わってくる事例です。

 

やり切る決意、覚悟を決めるといった大事なこともあります。ただ結構忘れがちなことがあります。それは「時間がかかること」を肝に命じるということです。例えば、起業にとってもっとも大切な集客。広告費をかけずに集客をするためには、1年以上かけて地道にコツコツと記事を書き足しながら、ホームページを育てていく必要があります。

 

毎日毎日、いったい自分は何をしているんだろう・・・そんなふうに感じることもあります。でも、挫けることなくモチベーションを維持して続けていきます。もちろん広告費をかければ多少時間は短縮できます。でも起業当初そんなにコストはかけられませんよね。

 

起業したいなあ・・・では起業成就はできません。テレビをボーっとみたり、意味のない飲み会に参加したり。今の生活の延長線上に起業成功はないことを覚えておきましょう。

 

起業の成功と失敗の意味を知る

 
起業の成功とは何ですか?起業の失敗とは何ですか?この答えは人によって違います。なぜなら一人ひとりの価値観が違うからです。今の年収の3倍稼げたら成功!億万長者になったら成功!無一文になって借金に追われたら失敗。会社が倒産したら失敗。こんな感じでしょうか?

 

成功の本当の定義は「ずっと続けていること」。事業は続けていくことが一番難しいことです。ですから、続けていることが成功のものさしと思っています。その結果、家族と笑顔でたのしく毎日を暮らしていること。この状態を目指しています。失敗はその逆。事業を辞めざる得ない状況になること。家族とかなしい顔をして暮らしていること。あなたにとっての起業の成功のものさしを描いておきましょう。

 

起業準備モヤモヤ相談お申込はこちらから ≫ target=”_blank”

▼シェアをお願い致します!▼

関連する投稿

現在の記事: 独立起業失敗への不安を解消する方法

お問い合わせ・ご相談はこちら

お電話でのお問い合わせ

090-6486-1726

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

メンバー専用ページ

ログインする

ID・パスワードを忘れた方はこちら

ご入学がまだの方はこちらから

ご入学のお申し込み

必読!最速で理解できるコラム

コラムテーマ一覧

過去のコラム

⇑ PAGE TOP