起業するために必要な心構えと考え方

2017.09.30 (土)

「独立起業へ向けどんなことを意識したらいいの?」「何を準備したらいいの?」「そもそもどんな心構えで臨んだらいいの?」疑問に思うところですね。その答えは多岐にわたります。これまで7年間に渡って1500人を超えるモヤモヤ相談に応じ、300人以上の起業家育成サポートをしてきた体験にもとづきその全てを網羅しました。一度に全部マスターしようとしても難しいものがあります。今自分にとって必要なものをチョイスして確認してみてください。

 

起業のあり方を決める


 
「融資を受けて会社を大きくすることが必要!」「社員を雇い入れて規模をでかくしないと!」最近、交流会などで出会う経営者の人によく言われます。いろんなことを言われ、これからの方向性で悩みました。でも僕は会社を大きくすることより、個人でパートナーと一緒になってたのしく仕事をしていくことを選びたいです。

 

知り合いの起業家が話してくれました。会社を大きくするとか、社員をたくさん雇うとか、そういうことに価値観を求める人はそれでいいと思います。でも起業の成功をこんな価値観にはめ込んでしまうのは間違いです。なぜなら起業の先にあるものは一人ひとり違うものだから。

 

組織でしばってしまうと自由がなくなります。大きな借金を背負うと本質が見えなくなってしまいます。起業には「あり方」があります。起業のあり方は規模や売上の尺度ではありません。起業は自分の人生を自分でたのしくコントロールする生き方。起業家は自由に自分のやりたいこと、ワクワクすることを全うできるからたのしい。大きさとか成長ではありません。

 

あなたは起業の先にどんな人生をつくっていきたいですか?お金ですか?名声ですか?決してそれだけではありません。毎日がたのしく生きていける人生。最高の仲間と笑いながら仕事ができる人生。プライスレスなものです。自分サイズで自分の人生をデザインできる人にやさしい起業家。そんな働き方を目指してみませんか?

 

起業したい目的を明確にする

 
あなたが起業したい目的は何ですか?毎日満員の通勤電車にゆられ、それだけで体力を使う。会社に着くと決められた場所で決められた仕事を決められた時間内でやり、お昼のなると上司とお決まりの店で他愛のない話を聴きながら食事。昼からは結論の出ない会議に延々と付き合わされ、残業して夜遅くに帰宅する・・・こんな生活から解放されたい!そんなきっかけも多いと思います。

 

三宅の場合はこうでした。がむしゃらサラリーマンになり、毎日、会社が良くなるためにどうしたらいいかを考え行動していました。その答えはお客さまや現場から発想することでした。その核心を公式の場で進言した結果、大きく失墜しました。その間、家族を犠牲にしてきました。一生懸命やった結果がこれか・・・むなしさだけが残りました。

 

基本、自分ですべてを決めたい。自分で決めたことで行動したい。会社に属し、雇われの身だとどこまでいっても限界がある。独立する道しかない。大きく稼がなくてもいいから、家族との接点を増やし、たまにちょっとだけぜいたくもできる。自分が自分の手で毎日をつくっていける。自分の人生を自分自身の手でコントロールできる。自分がやりたいことを自分の判断でできること。自由であること。そんな人生を手に入れる。これが起業の目的でした。

 

きっかけはネガティブでもぜんぜんOK。重要なのは、そのパワーをポジティブなものに変換することです。起業は人生の転機です。あやふやな気持ちでスタートするのはよくありません。経済的自由、時間的自由を得るやりがりのある人生に変える。【起業の先にあるもの】は何なのか?しっかり見定めて起業準備に入りましょう。

 

独立起業して何を柱にするのかを決める

 
起業の軸足を決めることはとても大切なことです。でも実際やりはじめるまではどんなふうになるのかわかりません。あれもできるのでは?これもできるのでは?動きはじめるといろんな好奇心も湧いてきます。人にはこれが向いていると言われたからやってみよう・・・周囲の声にも影響されます。その結果、何屋さんなの?迷いが出てなかなか前に進めなくなります。

 

僕の場合は起業前準備が不十分だったのでこの現象が起業後にやってきました。「あれもやりたい、これもやりたい」そんな思いが頭を巡りました。「三宅さんは会うたびに言うことが変わっているね」「で、結局何が本当にやりたいの?」何度か会った人にこう言われました。

何を軸にするか悩んでいました。いろんなことに手を出しました。思いつきもたくさんありました。この間は当然稼ぎもついてきませんでした。どんな人に何をしてくれるのかが相手に伝わらないから。時間とお金のロスです。

 

試行錯誤を繰り返し今の事業にたどり着きました。その後、大好きなことを仕事にしたいと別の事業も始めました。今はこの二本柱です。明確になってからは自信をもってお客さまと接することができるようになりました。

 

やりたいことの軸足は起業前に決めることです。起業後にふらついていたらダメージが大きくなります。そのためには、起業前にできるかぎりのじぶん棚卸しを行うこと。そして適切なフィードバックをしてくれる仲間を見つけること。この2つで随分近道を進むことができます。起業した後に「自分は何はしたいんだったっけ?」こんなことにならないよう注意してください。

 

時間管理を意識する

 
サラリーマンを続けながら起業準備するとき重要になるのが時間管理です。起業へ向けた準備をしようと思っていた。でも最近仕事が忙しくなってきた。毎日の帰宅も深夜つづき。週末にやろうと思ったけど疲れがたまってできない。気づいたら余分に寝てしまった。そしてまた月曜日になって仕事がはじまる・・・仕事が忙しくてやっている時間がなくなる。実は起業準備が挫折する理由でもっとも多いのがこれです。どうしたら解決できるのでしょうか?

 

それは「空いた時間でやろうとしない」ということです。まず今一日をどうやって過ごしているかを書き出してみましょう。無駄な飲み会があったり、しなくてもいい残業があったり、ぼーっとしている時間があったり・・・書き出してみるとよくわかります。

 

会社の同僚との飲み会はそれはそれでたのしいものです。仲間との付き合いも大切です。ただこの場で会社や上司の悪口や愚痴を言っているとしたらそれは無駄です。何の解決にもなりません。言った分だけ自分がいやな気持ちになります。その分、自分にはね返ってきます。愚痴を言うということは会社に頼っているということです。そもそもそんな片手間な姿勢で起業準備に臨んでもうまくいくはずはありません。やると決めたら、自らやり切りましょう。

 

一日をどうやって過ごしているかの時間の棚卸しができたら、次は「習慣にすること」です。たとえば、メルマガは毎週金曜日朝6時に書く、そんな感じです。最初は大変です。まず3日がんばりましょう。3日ができたら1週間。1週間できたら3週間。3週間できたら3ヶ月。

 

3ヶ月続いたら習慣になると言われています。慣れてくれば、速く楽にできるようになります。毎朝、歯を磨くようになったら最高。気がつけば大変な力になっています。無理せず、コツコツ習慣づくりをしていきましょう。

 

「時間がとれないのなら会社を辞めて起業準備に集中した方がいいのでは?」こんな質問もあります。その答えは辞めないで起業準備すること。なぜなら生活にメリハリがつかなくなるから。一日中、自分の使える時間ができるとそれはそれで集中力がなくなるものです。人はラクな方へながされる動物です。最初はやる気があっても、そうそうがんばれるものではありません。これまでそういう人を何人も見てきました。大事なのは自分として意志をもって時間管理をすることに尽きます。

 

起業準備には時間が掛かるものと認識しておく

 
「ブログを3ヶ月書き続けましたが何の反応もありません」「あちこち、名刺交換をしに行きましたが売上につながりません」こんな話をききます。それは当たり前の話です。あなたが何者でどんなことができて、相手の何の役に立つのか、それを浸透するのにはコツコツやるしかありません。

 

ネットを見ていると、短期間に一気に収入ができたみたいな内容を見かけます。それは収益が上がる前にコツコツやってきた時期があるからです。誰もそんなことを表に出そうとはしません。例えばホームページにブログを書いていくとしても、最低100ページくらい書いてはじめて少し認知されるという感じです。

 

起業してみたいなあ・・・という生半可な気持ちでいたらうまくいきません。今の生活の延長線上に成功はないと思ってください。細かい話ですが、テレビをぼーっと観ている時間などは、確実に見直しましょう。毎日の小さな意識改革が大きな成果につながっていきます。

 

起業して一変する時間管理を知っておく

 
サラリーマンと起業家で変わるものにはいくつかあります。その中でも大きいのが自由な時間です。僕にも苦い経験があります。起業してすぐの頃、自宅マンションで幼稚園への送り出しをしているお母さんたちと顔を合わすことがありました。とても恥ずかしい感じがしました。

 

「あのお父さん、この時間に会うけど何やってるんだろう?無職じゃないの?」そんな変な気持ちです。こんなことを思う人は誰もいないはずです。別に悪いことをしているのではないのに、何か後ろめたい気持ちでした。これもサラリーマンの性です。当時サラリーマンを23年もやってきていました。朝出勤するのが当たり前の世界になっていたんですね。

 

時間が自由になる生活に変わることで必ずやった方がいいことがあります。それは月に最低1回、何も予定を入れずに自分を振り返る一日をつくるということです。起業当初は手帳に予定が入っていない日があるととても不安になるものです。不安を消し去るため、いつも予定がびっしりという状態を無理矢理にでもつくってしまいがちです。

 

「三宅さん、毎日お忙しそうですね」こう言われることに快感を感じていたりもしました。でも実はそれではよくありません。予定を入れすぎると目先のことに追われます。視野もどんどん狭くなります。闇雲な毎日が過ぎていくだけです。結果ビジネスは先細りになっていきます。

 

サラリーマン時代は会社のルールや上司からフォローされています。いやでもそれに従うことが必要です。でもそんな制約があるから進むものもありました。これも独立起業してはじめてわかることです。

 

起業家はたった一人です。誰もフォローしてはくれません。定期的に少し離れたところから自分自身を見つめ直す時間をつくることを意識的にやる必要があります。手帳に「この日は自分を見つめ直す日」と予定を入れてしまうことです。

 

「今の自分がやっていることで時間配分はどうなっているんだろう?」「売上はどこでつくっていきたいのか?」「将来どこへ向かって進んでいきたいのか?」「自分がやらなくてもまわる仕組みはつくれないものか?」

 

そんなふうに少し先の自分を見つめ直す時間です。もし、身近に同じような立場の起業家仲間がいたら定期的に会ってお互いの状況をシェアし合う方法が効果的です。一人で全てをやり切れるほど人間は強くありません。

 

独立起業は一か八かの世界ではない

 
独立起業という言葉のもつイメージ。一大決心をして清水の舞台から飛び降りる。失敗したら借金まみれ無一文になって人生が台無しになる。二度と元には戻れなくなる・・・「独立起業は一か八かの世界」そんなイメージをもっていませんか?僕もサラリーマンの頃そう思っていました。

 

でも実際ふたをあけるとそんなことはありません。大きな借金さえしなければ十分やっていけます。自分サイズなら個人の力を発揮して食べていくことは可能です。もちろんめげない気持ちと不断の努力は必要です。それがあれば生きていける手段です。

 

独立起業した当時、サラリーマンをやっている友人は「大丈夫か?」「生活できるのか?」と暗い心配そうな顔をして話しかけてきました。一方、起業家の仲間は「独立おめでとう!」と晴れやかに祝ってくれました。この違いです。

 

起業はもっと身近にあるものです。でも現実はそうではありません。ひとにぎりのすごい人、優秀な人がやっていること。そんなイメージが出来上がっています。これからの時代、起業に対するハードルをもっともっと下げていきたいと思っています。仕事の選択肢の一つとして取り上げられるように。

 

もちろん自分でやっていく腹決めは必要です。でもそこに価値観を求める人へ心豊かに生きる生き方を一人も多く増やしていきたいです。転職と同じくらい働き方の選択肢になるように。たった一度の人生、チャレンジせずに終わっていいですか?この世界を知らなかったらもったいないです。

 

家族の理解を得る

 
独立するといろんなことがあります。立ち上げ当初、軌道に乗るまでは特にです。一人で抱え込んでも良いことなんてありません。そんなとき一番頼りになるのはパートナーです。あなたのことを、金銭面、精神面両方でサポートしてくれる存在です。

 

起業するといろんなことがあります。それこそ一喜一憂していたら身がもちません。でも人間は弱い動物です。いつもいつも強気で前向きに過ごしていられるものでもありません。どこかで鎧を脱いで、自分をさらけ出せる場所がほしいものです。その日うれしかったこと、つらかったことを素直に話せる場。それが家庭であるのが一番です。

 

奥さんもしくはダンナさんが起業に理解をしていなかったらこんな話はできませんよね?とはいっても、いきなり理解をしてくれは難しいもの。一番の不安は収入です。独立起業してお金はどうなるの?これしかありません。まずそこをちゃんと説明できるようになりましょう。

 

そのためには、より現実的な収入の組み立てをすること。自分がやりたいこと、今稼ぐためにできること、目の前の生計を立てること。この3つの組み立てをしっかりやってみましょう。起業直後にこのバランスがどうなっているのか?起業1年後のどう変わっているのか?組み立てることで自分の頭も整理できます。

 

やりたいことだけでは食べていけません。起業直後、今の月収をどうやってつくり出すのか?当面の穴埋めはどうするのか?これとこれとこれを足し算して月収分にする。最初の半年はこうなるけど1年後にはこうする。そして2年後にはやりたいことだけで食べていけるようにする。現実的な組み立てをつくります。

 

自分がやろうとすること、これから家族にどうあってほしいのか、将来の展望や思い・・・自分の頭の中にあることをちゃんと対話をすることから始めます。なぜ起業したいのか?起業の先にどんな自分になり、どんな家族になりたいのか?現実的な組み立てと熱い思いをきちんと整理して、パートナーに話しましょう。パートナーにきちんと説明ができないようなら第三者に伝えることができません。本番入口の前哨戦のつもりで取り組んでください。

 

こんな例もあります。知り合いの起業家はシステムを販売する起業でした。そのシステムをつくり上げるまでに2年の月日がかかりました。その間、決まった収入はゼロ。家計を支えたのは共稼ぎの奥さんでした。奥さんに理解があったらからこそ成し得た起業と言えます。

 

家族に仕事をフルオープンにするという方法もあります。天職塾が始まった頃、妻と娘に受付をやってもらっていたことがありました。受付をやるとメンバーの顔も覚えます。僕がどんな人と接点をもち、どんなことをやっているかが一目瞭然です。意識的にやってきたわけではありません。気がつくとそうなっていました。でも、そのことで仕事の会話が家族でできるようになりました。現場を知っているので、理解が早いわけです。

 

起業すると家族が仕事のことを理解している必要があります。サラリーマンだと会社のことを知らなくても済みました。起業すると事業は家計に直結します。だから理解や共有が要るようになります。パートナーはあなたにとって最大の理解者です。どんなときもあなたをフォローし支えてくれる存在です。逆に理解がなかったら途中のどこかでほころびが出ます。根っこから崩れ去ります。ここをはずしての起業準備はありえません。

 

起業を考えたらパートナーとしっかり話をしてください。一度にでなく少しずつでいいです。大切なポイントは「説得ではなく理解してもらうこと」。忘れないでください。

 

家族の理解から得られた体験談

 
独立起業してよかったこと。たくさんありますがそのうちでも大きいのが家族との関係。僕は起業したことで家族との絆が強くなりました。ヨメさんとの関係。娘との関係。どちらもです。ここではその中でも息子との関係について紹介します。

 

サラリーマン時代、毎日疲れて帰って息子と話す時間なんてありませんでした。仕事ばかりで息子が何をしているかも関心もてずにいました。僕がそうですから息子もそうです。おそらく僕が何をやっているかもわからなかったはずです。週末は共に過ごしたりしましたが普通の親子関係だったと思います。

 

起業して初年度は自宅で仕事をしていました。最初の最初はリビングにパソコンがあったので、そこで仕事に関することをしていました。資料をつくったり。ときにはお客さんとスカイプをしたり。そんな僕の背中を息子は毎日見ていました。繰り返し見ているうちに僕がどんな仕事をしているのかを肌で感じたのだと思います。お客さんとどんなことをしているのかも理解していったのでしょう。

 

初年度は売上が上がらず苦悩の毎日でした。ヨメさんと苦労話をしているのを傍で聞いていました。そんな話をききながら感じたことがあったんだと思います。当時は帰宅するなり「今日はどこへ行ってたの?」「稼いだ?」「遊んでちゃだめじゃん!」

 

こんな突っ込みをしていました。おいおいよくそこまで言うなあという感じ。垣根なく僕の懐に飛び込んできます。当時息子は高校3年。かなりフランクな方ではないかと思います。息子なりに僕のことを気遣った愛情表現です。

 

息子とのこんな関係。それが得られただけでも独立起業した意味があります。起業は家族そのもの。そして人生そのもの。起業が人生に与えた影響は大きすぎます。

 

期限を決める

 
期限とは起業をスタートする日のことを言います。なぜ期限が必要なのか?サラリーマンをしていたら、毎月の給料があるからたちまちお金を稼ぐ必要がないからです。お金に必要に迫られないと優先順位は下がります。どんどん先送りになります。

 

サラリーマンをしながら起業準備するとリスクがなくなります。一方でそのままの状態で安住してしまうことにもなります。多くの人が安住の道を選び「いつか起業したい・・・」で終わっている現実を見てきています。本気で起業したいのなら、起業準備に入るタイミングでいつ起業するのかを決めることをおすすめします。

 

手順通りに取り組む

 
期限を決めたら次は手順です。起業は必要な準備を順番通りやることが重要です。準備とは何でしょうか?4つの要素があります。一つ目が「知識と経験」、二つ目が「人脈」、三つ目が「お金」、四つ目が「見込み客」です。起業離陸前にこの4つをしっかり準備できたら失敗しません。逆の言い方をすると、このうちのどれかが欠けると失敗する可能性が出てきます。

 

では優先順位の高い順番に入れ替えてみます。(1)お金(2)見込み客(3)人脈(4)知識・経験という順番です。順番を間違わないことが極めて重要です。順番を知らずに活動した結果、遠回りをしたりお金と時間を余分に使ってしまうことにつながります。

 

モチベーションを維持する

 
サラリーマンをしながらの起業準備は長い道のりです。その間どうやってモチベーションを維持していくのかは重要なテーマになります。その答えは、同じ志の仲間と定期的にリアルで会うことに尽きます。

 

起業準備をスタートすると、一人作業がたくさん出てきます。例えばブログを毎日コツコツ書いたりです。ブログは少し書いたくらいでは反応なんて出てきません。でも、くじけずにやり続けると効果が出てきます。「自分って何やってんだろう?」「こんなこと続けていて意味があるのかな?」いろいろと疑問も湧いてきます。

 

一人作業はつらいものです。まさか会社の同僚に相談するわけにもいきませんよね。そんなとき頼りになるのが同じ志の仲間。同じ志、同じ価値観、同じ方向を向いている人のつながり。そんな仲間と定期的にリアルで会うことです。

 

「最近、仕事が忙しくてなかなか作業が進んでないんだ」「あ、私もそう。でもがんばらなくっちゃね!」「そうだよね」「どんな反応があった?」「たいしたことじゃないけど、こんなコメントをもらったよ」「すごいじゃない!」

 

会えばお互いの近況の話になります。このささいな会話が大事なんです。一緒にやっている仲間がいる。いろいろあるけど前に向いて進んでいる同志がいる。起業準備のモチベーション維持をするためには同じ志の仲間が必須。今からつくっていきたいですね。

 

起業=メンタル70%✕技術30%

起業にはメンタルが必要です。精神論ですか?そう思いますよね。はい実はそうかもしれません。起業に必要なのはスキルと知識。これがサラリーマンが起業を考えるときに必ずといっていいほど考えること。たしかに技術は必要です。でも最初から技術や知識に走ってはいけません。技術や知識は行動しながらお客さまが必要とすることを学べばいいことです。

 

【起業=メンタル70%×技術30%】

 

 

まずやってみる

 
起業へ向けてやることはいろいろあります。その根っこの精神は「やってみること」です。何事もやってみないとわかりません。やらずして不安になっていても何も始まりません。

 

アカデミーでは年に一回ほしぞら商店街を開催します。ほしぞら商店街とは、メンバー一人ひとりが商店主になって自分の商品を披露する場。言ってみれば文化祭みたいなものです。この場に出展するか否か、みんな最初は躊躇します。でも思い切って出展してみたら大きな成長につながります。

 

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初めは、自分の商品が人に見せられる程、完成していないから出店するつもりはありませんでした。だけど人の勧めもあり、まず出してみて、第三者の反応を見みてみようと思い出店を決めました。出店してみて感じた事は、完成するまで人目に出さないのは遠回りであることです。完成してなくても、人目に出して、人の意見をもらうことです。必ず気づきが得られたり、自分の自信に繋がると思いますよ。
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前回は準備不足が否めませんでしたが、それでも何人ものメンバーの方が自分のブースを訪れ、PCやスマホのお悩みをお話してくださいました。そのおかげで自分の核が決まりました。今回のほしぞらでは先日もPRさせていただいたとおり、自分にプレッシャーを掛けるべくてんこ盛りの内容を考えていますが、しっかり準備したいと思いつつやっぱりかなり厳しいです(^_^;)

 

それでも「動けば動く」の精神でなんとか「やってよかった!」と思えるようにしたいと思います!ほしぞら出展者の中からすでにたくさんの起業家が生まれています。起業の登竜門「ほしぞら商店街」でお互い頑張りましょう!
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通常、自分でも良いものかどうかわからないような商品を顧客に売りつけるなんてとんでもない話です。しかし、どこかで試し売りしてみないと良いものかどうかの判断ができず永久に試作品のままです。

 

このジレンマを解消してくれる場所が「ほしぞら商店街」なんだと思います。参加者も試作品であることを前提にサービス(実際にお金は取りませんが)を受けてくれるので、気兼ねなくやりたいことを試すことができるからです。
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前回出展したメンバーの声です。起業は何事も「やってみる」精神で臨むこと。これしかありません。覚えておいてください。

 

覚悟を決める意味を知る(実話)

 
起業には「覚悟」が必要と言います。覚悟ってどういう意味なんでしょうか?僕も起業する前、先輩起業家から「三宅さん、起業には覚悟が必要ですよ」と言われてきました。正直当時はその言葉の真意がわかりませんでした。覚悟の本当の意味は、実は起業しないとわからないものなのです。

 

そんな中、とある方の相談を受けました。40代半ばです。もうこのチャンスを逃すと起業はできない・・・そう感じていました。起業への第一歩を踏み出すため奥さんに起業したい思いを伝えました。そして会社に辞意を伝えました。

 

「ずっと起業のことを考えてきました。言わないと逃げてしまいます。だから一人でも多くの人に言っちゃうことにしました」先日は会社で上司と話したとのこと。「やっていけるのか?」「大丈夫なのか?」上司は言いました。

 

「やってみないとわかりません」「大勢の中で抜け出せるとも思えません」「会社にいてもたのしいことはありません」はっきりそう答えたそうです。シンプルですが深い会話です。上司の言葉がサラリーマンの発言、その方の言葉が起業家の発言です。こう言い切れるところが覚悟。感じ取ってもらえたらうれしいです。

 

起業に必要な知識の意味を知る

 
「起業したいとずっと考えてきました。でも何も知識がないのでまず知識をつけて準備をしたいと思います。知識がないと進まないと思うのですがどうですか?」と相談がありました。そこで逆に質問をしてみました。「起業に必要な知識って何だと思いますか?」「そうですね・・・会社の成立の仕方とか税金のこととか資金調達に仕方とかそういうものだと思います」「なるほど。でもそういうのって全部手続きですよね?それぞれ手続きは専門性があります。でもわざわざ自分が勉強したり知識をつけるものではないですよ」

 

こんなやりとりになりました。会社設立なら司法書士、税金のことなら税理士、資金調達ならその道の人。それぞれ分野の専門家にきけば済むことです。もちろん、まったく無知でいいと言っているのではありません。とりあえずそのテーマの本を一冊読めば十分です。

 

多くの人が起業の知識でこういうことを考えています。そんなことに時間を費やしていてももったいないです。起業に必要な知識としてひとつだけ挙げるとすれば、それは「お客さまを集める技術」。この基本だけは学んでおいた方がいいです。ビジネスの根幹は集客だからです。でも集客もいろいろ自分で実際やってみないと本当のところはわからないものです。

 

起業に必要な知識は実際に動いてみて、お客さんと接してみて必要になるものを勉強していきます。知識やスキルがないとうまくいかない。みんな最初に思うことです。でも実践の前に学ぶものはありません。サラリーマンでいるうちは知識偏重になりがちです。決して頭でっかちにならないように注意してください。

 

自己投資をいとわない

 
起業準備で必要なことは継続です。途中であきらめないことです。継続するための現実的な解決策は自己投資です。お金をかけることです。人はリスクがないと継続できないものです。自分で身銭を切ったことなら続けないともったいないと感じます。無料のものならどうでもいいやで終わってしまいます。

 

ネットショップの廃業率は56%にも昇るそうです。なぜこんなに辞める人が多いのか?それは自己投資が少ないからです。投資した分回収しようという気持ちが起こらないからです。決してムダにお金を使えと言っているのではありません。ここぞというものにリスクをかけてやってみる。そんな心構えをもちましょう。

 

情報や他人の意見に振り回されない

 
起業は未知の世界です。だから考えれば考えるほど不安だらけになります。不安を少しでも解消したい。そこでネットで調べたり、本を読んだり、他人に訊いたりします。いろんな答えが返ってきます。いろんな情報に振り回されてはいけません。なぜなら起業は自分で道を拓いていくことだから。自分の人生は自分で決めること、忘れてはいけません。

 

例えば「起業で成功する方法」「起業して失敗しない方法」とググッてみます。すると「絶対失敗しない◯◯の法則」「失敗しない起業アイディア◯◯」「起業で失敗しない情報やノウハウ、行動方法」といった情報が出てきます。1ページ見ただけでも情報は満載です。一つひとつを読んでみると、これが大事、あれが重要と書いてあります。いったいどれを信じたらいいんだろう?と迷ってしまいます。

 

ネットではわからなくなったので書店に行ってみます。起業コーナーには起業本があふれ返っています。タイトルを見てパラパラ読んでみます。いろんなことが書いてあります。「うーん・・・」迷いの世界は広がるばかり。誰かに相談しようと他人に訊いてみます。すると訊く人、訊く人いろんなことを言います。当たり前のことです。その人の経験、考え方、価値観からの意見だからです。誰かの例があったとしてもそれが正しいとは限りません。自分に合うか否かもわかりません。情報すべてをそのまま鵜呑みにしていては事は進みません。

 

もちろんひと通りの情報収集は必要です。でも情報収集のしすぎは良くありません。頭でっかちにななるだけです。何より良くないのは行動を止めてしまうことです。今の時代、情報があふれ返っています。もし情報が何もなかったとしたらどうすると思いますか?ちょっと想像してみてください。とにかく「やってみる」ということになりませんか?起業にはこの「やってみる」という行為が大切なんです。自分で起業するなら情報に振り回されずにとにかくやってみる。肝に銘じておいてください。

 

起業準備のための準備をしない

 
「会員制ビジネスをしたいが成功事例は?」「会費の相場は?」「情報商材を売りたいが既存のシステムでなく自前でやるには?」「仕事がまわるように秘書代行をつけたいがどんな内容があるのか?」まだ何もやっていないのにこんな質問を受けることがあります。

 

結論から言います。こういったことはやりながら考えていけばいいことです。起業はやらないとわからないことがたくさんあります。なぜなら新しいことを始めるからです。自分でイチからやろうとしないこと。既存の仕組みがあるならそれに乗っかること。そうすることで理屈でなくどういう仕組みなのかもわかってきます。自分でつくろうなんて時間のムダです。

 

100%の準備ができないと行動ができない。こんな人はたとえ100%になっても行動しません。まずはやり始めること。商品をつくったらお客さまに提供してみること。そしてお客さまの声を聴き、改良を加えること。仕事がまわらなくなりそうになったら、その時考えればいいことです。仕事がまわらないなんてうれしい悲鳴です。起業準備の準備段階で足踏みするなんてナンセンスです。「6割できたら動き始める」肝に銘じておいてください。

 

起業は会社をつくることではない

 
「会社ってどうやってつくるの?」「個人と法人、どっちがいいの?」「会社の登記はどこにすればいいの?」「友人と一緒に立ち上げるのがいいの?」相談内容で結構多いのがこれです。

 

起業する=会社をつくる、そんな意識がある方がたくさんいます。起業って会社をつくることなんでしょうか?違います。会社をつくるのは手段です。会社をつくり方は手続きです。会社設立の手続きは専門家に任せればやってくれます。無知では良くないので、本一冊は読んだ方がいいです。でも、自分で会社設立の仕方を勉強してもあまり意味がありません。

 

起業という字は「業を起こす」と書きますね。生業を起こす、つまり「自分で仕事をつくりだす」という意味です。起業で必要なことは、自分で稼ぐ力をつくること。お客さまを集める仕組みをつくること。決して会社をつくることではありません。入口で間違わないようにしてください。

 

サラリーマンと起業家の違いを知っておく

 
「僕の友人で最近独立した人がいます。串カツ屋をやっています。独立前、会社では営業トップクラスの成績でした。たぶん給料もたくさんもらっていたと思います。彼がある日突然会社を辞めて独立すると聞きました。先日そんな彼に会いにおきました。なかなかお客さんが集まらなくて苦労している様子でした。でもなぜか会社にいた頃より、いきいきたのしそうにしていました。高給取りで成績優秀だったときと比べて今の方が大変なはずなのに・・・驚きました。でもなんだかうらやましかったです。」

 

車のディーラー営業マンの話です。この話をきいてどんなふうに感じましたか?串カツ屋になろうと言っているのではありません。サラリーマンの住む世界。独立起業家の住む世界。この2つがこんなにも違うということです。

 

たしかに独立起業すると固定収入はなくなります。日々お客さんをどう集めるか考えることになります。でも毎日が新鮮です。今まで出会ったことにない人にも出会えます。知らなかった世界を知ることができます。何より自分が思ったことを自分の判断で思った通りに動かせます。誰かに何かを言われることなんてありません。好きなこと、ワクワクすることを仕事にすることの醍醐味を感じることができます。

 

サラリーマンをしているとその世界しかわかりません。当たり前のことです。他の世界を知らずに人生を終えることにもったいなさ。サラリーマン生活を23年もやっていたのでこのことは声を大にして言えます。「ここにいる人は会社と違って目がきらきらしている」今までサラリーマン一辺倒の生活から起業の世界を初めてみたメンバーは同じことを口にします。

 

今あなたのできること。それは今いる会社以外にも自分の知らない世界がたくさんあること。その世界を知らずに人生を終えると後悔することに気づくこと。自分で毎日をつくりはじめると、人生の価値は100倍になります。独立起業すると、周囲の世界が一変します。

 

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大学くらいから入るランクが決まってきます。就職するときも、大学のランクで入れそうな会社になります。周囲にいるのは、同じようなレベルにいる人です。大きな視点で見ると、同じような価値観、似たような人たちばかりです。

 

そしてその後独立。すると、30代でフリーターとかコンビニの店員やっているとか今まで会ったことのない人たちと接することになりました。周囲の環境は激変でした。
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高校⇒大学⇒会社員という路線で進んでいくと、たしかにこんな感じになります。会社員を続けていたら、今までの自分と同じような人とだけ付き合います。それが世の中なんだと思ってしまいます。定年まで会社員を続けていたらそれが人生すべてになってしまいます。でも実はそうではないんですね。

 

世の中には会社員だけをやっていたら見えない世界があります。知らない人種の人たちがいます。価値観がまったく違う人たちです。そんな人たちと日々接するだけでも成長につながります。自己成長は若いときだけではありません。現に46歳で独立して以降ある意味大きく成長してきたと思います。独立起業は、あなたの世界を広げることにもなります。そんな人生を歩んでみるのも選択肢です。

 

謙虚であること

 
「起業後の心構えって何ですか?」ある時こんな質問をされました。いろいろあります。一番に挙げるとしたら「謙虚であること」です。

 

起業するとたくさんの人に会うようになります。サラリーマン時代、思ってもみなかったような人種や職業の人と会います。起業家として先輩もいっぱいです。起業したての頃は、先輩の体験談とか聴きたいですよね。心ある先輩起業家は、真剣に前に進もうとしている後輩へアドバイスをしてあげようと思います。

 

このときに必要なのが謙虚さです。「しっかり聴かせてください!」この姿勢がからだ中からあふれ出ていることです。なかには、自分が言いたいこと、聴きたいことだけを知ろうとしている人がいます。

 

起業家は人を見る目があります。そういうちょっとした態度や姿勢で相手のことを見破ります。「こいつ、ええかげんなやつやな」いったんそう思われたら、そういう対応しかしないものです。

 

アカデミーの卒業生に若手起業家がいます。彼は若干25歳。独立当初から仕事のオファーが相次ぎ、一人では手がまわらなくなりました。そしてついに起業後わずか1年で法人設立を果たしました。彼が貫いていることが「謙虚さ」。ものすごく低姿勢。一生懸命をメモをとりながら、相手の目を見て話を聴きます。彼をみていて、謙虚さが成長につながることを改めて学びました。

 

話は変わりますが世の中でビッグと言われている人の多くは、ほぼもれなく謙虚です。えっ?この頭の低い人があの有名な○○さんなの?そんな経験をしたことはないですか?謙虚であること。起業家にとってとても大切なスタンス。ということは起業前からそうありたいということになります。

 

本気を継続する

 
本気度は、姿勢やモチベーションのことです。もっと強い意志のことを意味します。「やりたいことが見つからない」「不安ばかり増していく」「家族の理解が得られない」「アイデアが出てこない」「商品がうまくできない」「相談できる人がいない」起業へ向けて動き始めたら、いろんなことが起こります。独立起業したらさらにたくさんのハードルが待っています。たしかに凹むこともあります。

 

でもやっているのは自分です。サラリーマン時代と違って文句を言うところはありません。すべて自分の責任です。どんなことがあっても前へ前へ向かう気持ち。決して後は振り返らない。終わったことを振り返っても何の意味はありません。これから先の未来をどうしていくのか、ワクワクするものを見つけていきます。

 

次に大切なのが「継続」すること。この難易度が高い。一時の本気は誰もが持ちます。重要なのは本気を継続することです。継続のためにはワクワク感が要ります。お金儲けだけですすめていたら気持ちは続きません。そして「仲間」の存在。「自分は本気でやっている!」その気持ちを第三者に話すことです。話すことで自分を律していきます。

 

「本気度をどうやって出すんですか?」「その事例を教えてください」「精神論を方法論にするにはどうしたらいいですか?」こんな質問も受けることもあります。残念ながら方法論なんてありません。本気の継続はノウハウになるものでもありません。ある人はこうやっている・・・そんな事例はあるでしょう。でもそれがあなたにあてはまるものでもありません。あくまで自分自身をコントロールしていくしかありません。

 

起業という道を選ぶのなら、自分のことは自分で管理する。自立とは自律。どうしたらできるのか?どうしたらたのしくなるのか?そんな問いかけを繰り返しながら毎日を送っていく心構えをつけていくことが必要です。

 

考え尽くして動く

 
起業はやってみないとわからない。だからとにかくチャレンジすることだ・・・こんなふうに言われることがある。一理があるが一方で誤解を生む表現でもある。無から有を生むプロセスが起業。やってみないとわからない、売ってみないとわからないは正しい。

 

一方で忘れてはいけないことは、動くまでに十二分に考え尽くすというプロセスだ。何も考えることなく思いつきで動いても成果は出ない。あらゆる角度から正しい手順で思考を重ねていくこと。それがあってはじめて行動が生きてくる。現役経営者にどうしたらいいか訊いてみる。すると「とにかくやってみろ」と答えるだろう。その言葉の裏には十分練り込んだことが前提にある。表面の言葉だけで判断しないでほしい。

 

「考え尽くして動く」と隣り合わせにあるもの。それが「考えすぎて動かない」というもの。実は起業準備をしている人の多くに起こる現象だ。起業活動を鈍化させるかなりやっかいな症状だ。

 

商品の組み立てをするとき。競合はたくさんチェックした。市場もそれなりに調べてきた。相場をみて価格も吟味した。現時点でもうこれ以上できることはない。そこまでやった。でも本当にこんな商品が売れるのだろうか?不安が募ってきた。不安を解消するために周囲の人にきいてみる。「そんなの無理じゃない」「きびしいと思うよ」否定的な意見が出てきた。「やっぱりだめかも・・・もう一度考え直そう」例えばこんな感じだ。

 

この悪循環に入ると出口は見えなくなる。ずっとその時点で止まってしまう。最悪の場合は「やっぱり起業なんて無理かも?」と断念してしまうケースすらある。それまで一生懸命にやってきたことは何だったのか?時間とコストの無駄になる。これをやってはいけない。

 

周囲の人は無責任なものだ。それまで必死で考えてきたことなんて知るすべもない。その場の思いつきで答えていることも多い。真剣度が違う。振り回されてはいけない。そもそも売ってもいないのになぜダメと言えるのか?そんな未来予測ができる人がいたら商売なんて全部うまくいくはずだ。やってみないとわからないからたのしい。それが起業だ。

 

「60点とれたらやってみよう!」起業準備をする人にいつも伝えている。60点の意味は自分なりに考え尽くしたということだ。いくら考え尽くしても100点にはならない。なぜならビジネスには相手つまりお客さまがいるからだ。答えはお客さまにしかわからない。

 

「動けば動く」これまでたくさんの起業家をみてその瞬間を目の当たりにしてきた。まちがいない事実と言える。ただ結果を出すには動く前に考え尽くすというプロセスがあってのこと。地に足ついた起業をしたいのなら必ず憶えておいてほしい。

 

サラリーマン時代の特権を利用する

 
起業準備期間中に今いる会社のリソースを活用しない手はありません。起業離陸つまり会社を辞める直前の日まで、会社にあるリソースをすべて手に入れるくらいのつもりでいてちょうどいいくらいです。例えば研修の場合。「こんな忙しいときに研修なんてやめてほしいよなあ・・・」こんなことを考えがちです。

 

でもそれって間違いです。もし2泊3日の外部研修を受けようとしたら100万円くらいのお金がかかったりします。これって個人ではそうそう出せない金額ですよね?その費用を会社が払ってくれて、しかも給料をもらいながら研修を受けられるのです。こんなありがたい話はありません。研修の内容、講師の話し方、プログラムのつくり方などすべてを吸収するつもりで受講しましょう。

 

毎日の仕事で他部署との関わり方もあります。経理や広報といった業務は、独立すると自分でやらないといけません。そうした部署の人とは仲良くなることです。そしていろいろと教わっていきましょう。そこそこの規模の会社なら各部門ごとの専門家がいます。単に仕事をこなすだけでなく、自分が起業した後のことも考えながら、彼らと付き合い、情報を集めていくことが大切です。会社は自分が起業したときに役立つリソースの宝庫。「何が得られるだろうか?」頭を切り替えて毎日を過ごすことで今までにはない充実感が味わえます。

 

情報発信の重要性を知る

 
「資金融資と事業計画書の書き方を教えてください。初めてなものですから」たまに相談を受ける内容です。事業計画には、独自性、収益性、実現可能性など必要な要素をひと通り説明をしました。「何でこのビジネスがしたいんですか?」いつもの質問をしました。「自分自身が苦労した経験があり、そういう人を助け、社会貢献したいからです」「なるほど。情報発信はしないんですか?」「えっ?」

 

その後、情報発信の重要性をアドバイスしました。自分がもっている「体験談」の重要性を説明しました。その体験談こそオンリーワンであることを。起業でとにかく必要なことは情報発信です。情報発信して自分が何者なのかを世に広めることです。

 

情報発信すると人が集まってきます。共感してもらえる人を集めていくこと。その中に見込み客になる人、見込み客とつながる人、ビジネスパートナーとしてやってくれそうな人が出てきます。何より、熱い思いを自ら世に問うハートが重要です。

 

起業したらまず自分のことを知ってもらうことが先決です。いくらすばらしい商品を持っていてもそのことを知る人がいなかったら意味をなしません。情報発信はネットとリアル両方でやっていきます。じゃあ何から始めればいいのか?起業前のサラリーマン時代から情報発信はできることを共有します。

 

まずやるべきはネットでの情報発信です。情報発信することにメリットがあります。それは「アタリ」をつけられること。そもそも自分が発信する情報に価値があるのかないのか、答えはやってみないとわかりません。ネット情報発信することで相手の反応をみることができます。最初からこれはイケる!にはなかなか巡り会えることはありません。方向を決めるためには情報発信を続けながら試行錯誤していく必要があります。情報発信には時間を要します。だからサラリーマン時代から始めるわけです。

 

一方で重要になるのがリアル活動です。弊アカデミーでは一人ひとり講義の気づきと学びそして一番最初にやることを発表してもらう場があります。学びの中で多くの人が言っていたことは「ネットだけでは完結しなくてリアルで人と会っていくことが必要」ということでした。

 

一見情報発信というネットを駆使してやるもののように思えるのでしょう。でも実際は違います。ネットで情報発信しながらも、日々人と会ってつながりをつくり、そこから見込み客を見つけていくという泥臭い活動が必須です。【仕事は人が連れてきてくれるもの】これが究極です。

 

独立起業後すぐにリアル活動ができるよう、サラリーマンでハイブリッドキャリアをやっているうちにネット情報発信の基盤を作り込んでしまいましょう。独立起業したら、日々のリアル活動にも追われ、なかなかネットインフラに手が及ばなくなるからです。今サラリーマンでいるうちから始める情報発信、覚えておいてください。

 

大量発信&大量行動を意識する

 
起業して行動するとき意識してほしいこと、それが情報を大量に発信するということです。これはリアルでもネットでも言えることです。

 

現在第一人者の地位をつくったメンバーがいます。彼が起業当初にやっていたことです。毎晩のようにビジネス交流会に足を運びました。フェイスブックには、毎晩赤ら顔をした彼がアップされていました。「今日も飲んでます」これがお決まりの言葉。たしかに毎日飲んでいたようです。でも毎日飲んでいるということは毎日人に会っているということ。

 

また参加者である一方、地元で起業家交流会や朝活を主催しました。参加者から主催者への立ち位置を変えたことでファンづくりを加速していきました。彼はとにかく一定期間は集中して人と会うと決めていました。そして自分という人物を一人でも多くの人に知ってもらう。そのことに徹していました。

 

その後出会った人から仕事を受注しています。あちこちで紹介が紹介を呼び、一気に人気講師にのしあがりました。彼が実践していたのがまさにリアルの大量行動。起業して必要なことは大量行動。スマートにお客さまを獲得するなんてことはできません。意識していてください。

 

他人に任せる前に全て自分でやってみる

 
起業相談の中には、アフィリエイトで稼ぐ仕組みをつくる、宣伝や紹介は関係をつくったところでやってもらう、出版をして販売はすべて外部へ任す、お金の回収も自分ではやらずに済む仕組みをつくる、といったことを考えている人にたまに出会います。

 

「仕組みをつくる」という発想はとても大事なことです。ただ最初からこれとこれをつなぎ合わせればうまくいく、自分は何もしない、そんなスタンスで臨んでいるのなら大間違いです。表面上、仕組みがきちんとできているビジネスもそこに至るまで泥臭い活動を重ねています。

 

それが表立って話題に出ていないだけです。ビジネスはそんなに甘いものではありません。自分が1から10まで手を汚しながら築き上げるもの。お客さまの反応をダイレクトに受け止めてはじめて見えるものがあります。

 

最初から他人をあてにしていてはだめです。自分がわかってないと、他人に任せてもボロが出ます。別に起業にかかわらずすべてに言えることだと思います。まずは自分ですべてをやる気で取り組んでみましょう。

 

何はさておき必要な健康管理

 
起業家へ向けて一番大切なものって何だと思いますか?ビジネスに必要な知識、相手に信頼を得る力、新しい発想力、行動力、情熱、たゆまぬ努力、くじけない心・・・いろいろとあります。すべて必要なことです。

 

でも実は一番は「健康」です。どんなに情熱をもっていても行動力があっても健康を害したら進めなくなってしまいます。独立起業するとサラリーマン時代のように定期的な健康診断はなくなります。自己管理しないと誰も何も言ってくれなくなるんですね。

 

会社で健康診断を受けているときは、仕事が忙しいのに余分だよなあ・・・なんてくだらないことを考えているときもありました。会社の福利厚生ってこんなとこが優れているんだなあ・・・あとになって実感したりします。

 

健康を害したら何もできなくなります。次はこんなことをしていきたい、あれもしたい、これもしたい、売上が上がらない、集客がうまくいかない・・・そんな次元の話はぶっ飛びます。今さら言うまでのこともない当たり前の話です。でも起業家は全て自己管理です。サラリーマン時代以上に自分の健康には意識を置かないといけません。

 

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