起業することで得られた家族との副産物

2017.11.21 (火)

起業するとどんな生活になるのか?サラリーマン時代には考えもつかなかった世界を見ることができる。誰も干渉しない。すべて自分のペース、自己裁量。自由で自分らしく責任をもった毎日を送ることができる。自分で人生をコントロールできる。起業には本当にたくさんの醍醐味がある。

 

もちろんこれらは何者にも代えがたいものばかり。一方で起業したことで得ることができた副産物がある。そのうちで大きなものの一つが子供たちに父親としての生き方を伝えることができたことが挙げられる。

 

自分の働き方を伝える

独立起業して得たことはたくさんある。その中でも大きなものは、家族とくに子供たちに自分の働き方を伝えることができたことだ。

 

サラリーマン時代は猛烈サラリーマンだった。全国規模のプロジェクトを任されやりがいに満ちていた。早朝から出社し帰宅は深夜。いつも仕事のことが頭にあった。当時子供たちは小学生と幼稚園。朝早く家を出て、夜遅くに帰ってくる。平日は子供たちと顔を合わすことも少ない毎日だった。

 

お父さんって会社に行って何やってんだろう?あとできくとそんな感じだったみたいだ。会社では一生懸命に社命に向かって働いている。いろいろなストレスも抱えている。でも家族には何をしているのかわかってもらえない。サラリーマンはさみしい性分だ。

 

その後、独立起業。最初のうちは自宅をオフィスに。リビングにパソコンがあったのでそこで仕事をしていた。ときにはお客さんとのやりとりもそこでやることがあった。もちろんヘッドホンをしているので相手の声は聞こえない。そんな風景を当時中学生の息子は見ていた。まさに僕のうしろ姿を見ていた感じになる。

 

天職塾FAAが少し軌道に乗ってからは妻と娘に受付を頼んだ。手が足らないのが一番の理由だった。結果として妻も娘も僕がどんなことをやっているのか、どんな人たちと一緒に毎日を送っているのかを目の当たりにした。何にやりがいを感じているかもわかったはず。

 

自分がどんな「働き方」をしているのか?ひいてはどんな「生き方」をしようとしているのか?人生のうちで仕事が占めるウエイトは大きい。働き方そのものが生き方につながると言える。

 

家族は僕の「働き方」を知っている。僕の「生き方」を理解してくれている。そして日々応援してきてくれた。家族と本当の意味での一体感。独立起業で得られる大きな副産物の一つと言える。

 

娘との関係性

「初心忘るべからず」定期的に思い出したい言葉だ。意識していないとできないことだ。先日娘と二人で焼肉を食べに行った。娘は今年4月から社会人。勤め始めて半年というところだ。家で少しは話すことはあるが二人だけで場所を変えてゆっくり話すのは久しぶりのことだった。

 

しばらく他愛のない会話をした後、娘の仕事の話になった。娘は今営業職をやっている。毎日お客さんのところへ出向いて提案活動を繰り返しているようだ。事務職にはなりたくないと言っていた。「営業の仕方を教えて」とか訊いてくることもあった。果たして営業でもつかなあ?と内心心配していた。

 

「社会人っていいよね。学生の頃は何も考えず毎日をたのしんでいただけ。今は営業なのでそれなりに自分で時間が管理できる。お昼ごはんもみんなと一緒じゃなく自分の時間で食べられるし。それに社会人になったら目標みたいなものができた。目標があるからやり甲斐があるし、毎日きつくても会社に行こうという気持ちになるよ」

 

「それってすごいことやなあ」

 

「よくわからないけどそんな感じ(笑)パパが今やっていることってすごいと思う。だって周りに自分で会社やっているお父さんなんてそうそういないから。でもお休みが少なくて大変だよね?」

 

「いやそんなことないんだよ。パパは今やっていることを仕事と思ったことがないから。何て言うか仕事をしているというより自分で考えたことで毎日を過ごしている感じ。自分がやりたいことをやりたいようにやっているからかな?誰も文句言う人なんていないし。サラリーマンやっているときは考えられなかったけどね」

 

「へえ~そうなんだ・・・いろいろ言われるのはわかる気がする。うちの会社でもそうだから」

 

こんな会話をした。後日妻にこの話をすると「朝早くからパソコンに向かっていたり、クライアントさんとスカイプしたり、そういう姿を見てきているからじゃないの?子供たちって結構親のこと見てるものよ」みたいなことを言っていた。

 

学生時代はポワンポワンしながら何も考えることなく友だちと過ごしていた娘。そんな娘の成長ぶりに驚いてしまった。同時にその前向きな姿勢をみて、起業した最初の頃の想いが蘇ってきた。これからも子供たちが胸を張っていられる。そして誇らしいと言われるような存在でありたい。改めてそんな想いにさせられた。

 

息子との関係性

先日もこんな出来事があった。大学3年になる息子。高校時代からバンドに明け暮れる毎日を送っている。そんな息子がいつもお世話になっている場所で合同ライブを企画した。複数のバンドに声を掛けてイベントに仕立てたもの。

 

「ここまで来れたのは仲間のおかげです。自分が好きなことはまだ見つかっていません。でもそれを必ず見つけて突き進んでいきたいと思います。音楽とは何らかの形で付き合っていくつもりです」演奏の最後に出てきてボーカルの合間にこんなコメントをしていた。

 

渾身のステージだった。その一生懸命さに自分の息子ながら心を動かされた。コメントに共感もした。もしサラリーマンをしていたらきっとこんな素直な気持ちにはなれなかっただろう。親としての立場だとか体裁のようなものが邪魔をしたような気がする。それ以前にこうした場に足を運ぶことに躊躇していただろう。やれ仕事に追われているとかそんなくだらない言い訳をして。

 

起業してからは全てにシンプルになった。良いことは良い、素晴らしいことは素晴らしい、感動は感動とそのままを表現するようになった。それがたとえ息子であろうと誰だろうと。サラリーマンだった父親が起業して変わった。息子にもきっとそんな空気が伝わったように思う。息子のメッセージにもそんな背景を感じられた。

 

意識的に伝えようと思ってしたことではない。子供たちが僕が日々やっていることを見ながら自然に感じてくれたことだと思う。起業がもたらす家族との新たな関係。インターネットラジオ(第63回)ではそんな話にふれている。

 

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