フリーエージェントは形にとらわれない新しい働き方

2017.09.13 (水)

起業するということは会社をつくることだ・・・そう思っている人が多い。そんなことはない。会社なんてつくらなくても起業できる。会社をつくるとは法人を設立するということだ。事業の形態をどうするかだけの話。法人でなくても個人事業主という選択肢がある。

 

今回は形態ではなくたのしく仕事をするための新しい働き方について共有したい。会社をつくらない起業家とは社員を雇わない起業家という意味だ。会社をつくることの中に社員を雇うという要素が入っている。社員を雇うと身動きがとりづらくなる。だから社員は雇わない。

 

社員を雇うと彼らが仕事ができる環境を用意しないといけない。人数に合わせた規模のオフィスが必要になる。それには高い家賃を払わないといけない。デスクや椅子といった什器も要る。光熱費も発生する。福利厚生もしなければならない。仕事を気持ちよくやってもらうために社員のサポートもしなくてはいけなくなる。

 

何より社員がいると自分がやりたいことが即決できなくなる。自分としてこれがやりたい!と思っても社内調整とか下手したら根回しみたいなものまで出てきて無駄な労力が掛かる。本来やりたいことへ注ぐべきパワーが調整みたいな周辺のものに分散してしまう。これってサラリーマン時代と一緒じゃないか・・・そんなふうに思うときがやってくる。世の中で言われるマネジメントと呼ばれる類のものだ。

 

長年大きな組織の中でサラリーマンをやってきた。「お客さまにとっては今はこれがベスト。すぐにやるべき」「前例はないけど今進めるべき」そんな場面がたくさんあった。でもそのたびに、やれ根回しだ稟議だとくだらないことに振り回された。会社の指針と違うから取り下げと言われ何も変わることはなかった。「こんなことをを繰り返しているから時代のながれに置いていかれるんだ・・・」そのたびに悔しい思いをしたことを思い出す。

 

世の中にとってこれが正しい。今すぐやることに価値がある。そう思ったことが即実践に移せる。それがしたくて起業家になった。起業家は自分がやりたいと思ったことを自分が思った通りに自分の決断ですぐに実現できるのが醍醐味です。会社をつくってしまうとそれができなくなる。自分ですべてを決めて即動けることを目指していたのに、ふたをあけたらできなくなっていた・・・そんな本末転倒状態もあり得る。

 

だから僕はフリーエージェントを志向する。フリーエージェントは個人だ。自分の足で自律している。社員や会社のしがらみもないのでいつも即断即決している。でも一人でできることには限界がある。例えば大きな会社の案件をとっていくときは仲間とチームをつくる。一つの会社である必要はない。相手にとって価値が提供できればそれでOK。案件ごとのプロジェクトチームを編成する働き方がある。お互いがフィフティで役割と利益分担し合うチームだ。

 

会社をつくって起業したいのか、会社をつくらない起業家になりたいのか?それはあなたの価値観だ。これからの時代、会社をつくらない起業家が増えていくと世の中はもっと元気になるだろう。その方がシンプルだしワクワクたのしく仕事ができる。「自由で」「自分らしく」「責任をもって」「自分サイズのしあわせをつくる」フリーエージェントという働き方。もっともっと拡げていきたい。

 
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