4月の人事異動で一喜一憂していないか?

2017.03.31 (金)

4月は新年度が始まる月。サラリーマンにとっては人事異動の季節でもある。先日有楽町界隈を昼間に歩いていた。周辺を行き交うのはサラリーマン一色。すると後ろで同僚らしき二人の話が聞こえてきた。「4月1日の体制はこうなるらしい。淡々といくしかないようなあ・・・」

 

その会話を聞いて昔を思い出した。あの組織はこうなる、今度のヘッドは◯◯さんらしい、同期はあそこへ異動になる・・・この時期は人事異動の話で持ち切りだった。そんな中自分はどうなるのか?一喜一憂していた。

 

昇格する人が優れていて、そうじゃない人はだめ人間。会社の評価が自分の評価。人生が会社の評価で決まってしまう。評価されない自分には将来がない。もうこの世の終わりだ・・・挙句にそこまで思い込んでしまう。

 

これは大きな間違いだ。会社の評価なんて一面的にしか人を見ていない。今、会社にいたらそうは思えないだろう。僕もサラリーマン時代はそうだった。サラリーマン世界から一歩外に出てわかった。人には必ず良いところがある。たまたま今の会社ではそこではなかっただけ。そんなもんだと思えばいい。

 

会社の中にある出世レース。その先にあるものって何だろう。上になって役員室をあてがってもらう。支社のトップに立って公用車を使えるようになる。部署の中で上に立って権限が使えるようになる。少しばかり給料が増える。・・・せいぜいそんなところだろう。

 

僕も当時はレースの真っ只中にいた。同期と出世トップを競っていた。ライバルが昇格し自分がそのままだと腹立たしかった。「何であいつが・・・」「俺の方がやっているのに・・・」妬んだりもした。そんなことに神経をすり減らしたときもあった。

 

今思い返すとなんてくだらないことに必死になっていたのかと思う。会社の肩書きは会社の中だけでしか通用しない。いくら大きな会社でそこそこのポジションにいても一歩外の世界に出れば何の役にも立たない。単なる一人の人間だ。一人の人間としてどうかが全てになる。

 

他人は他人、自分は自分。周囲のことを気にしたって何の意味もない。要は自分がどうありたいのか?人生をどうつくっていきたいのか?それだけだ。人事異動に一喜一憂していたら一度その場にいる自分から離れてみよう。あなたの大切な人生はそんなちっぽけなところではない場所にあるから。

 
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