サラリーマンが副業の先に起業するときの注意点

2017.10.06 (金)

サラリーマン時代に副業に取り組む人もそれなりにいる。副業と起業はどういう関係にあるのか?副業を軌道に乗せて起業するといったながれはあるのか?単なる副業の先に起業はない。なぜなら起業の先の人生をどうしていきたいのか?自分軸が何なのかを考えるところから始まっていないから。今回は副業の先に起業を考えるときに陥る注意点を共有したい。

 

安全策ばかり考えてしまう

「起業にはずっと前から漠然と憧れがあった。そんな中副業をしてきた。株、不動産投資などサラリーマンとして一番やりやすいものを選んできた。そこそこ収入にもなった。ただ起業となると倒産したらどうしよう・・・と怖くなる。これといった専門性もないし。サラリーマンだと自分がやりたいようにできない。やったことが収入直結になるようにしたい」

 

「10年間管理職をやってきた。そこそこのポジションになった。人の管理ばかりでたのしくなくなった。時間的にも少し余裕が出たのでアパートや投資信託の副業をしてきた。事業家の手伝いもしている。いろいろやってそこそこ結果も出してきたけど好きなものがない。どれだったら商売になりそうかもわからない。3~4回転職もしてきた。転職しても同じことになりそう」

 

セミナーに参加してもらった副業をしている40代サラリーマンの話だ。どちらも現状のままでは起業へは進んでいけない。なぜか?いくつかの理由がある。まずどちらも安全な策を講じた上で起業に進もうとしているからだ。起業へ向けてこれで安全というものはない。どこかで腹を決めて動かないといけない。まず心構えが不足している。

 

起業する意味を理解していない

起業するとはどういうことなのか?起業とは自分で仕事を創り出すことだ。世の中にあることで食べていけるようになるのではない。株や不動産投資はサラリーマン副業の定番。それらは単に収入を得る手段でしかない。それをやっていること自体にワクワク感は得られない。だから途中で頓挫することになる。

 

稼ぐことにしか目がいかない

さらに収入になること、商売になることというところにばかり目が行っていること。もちろん起業したら収入を得ないといけない。ただここからだけで考えるとずっと続けていける仕事はできない。対価はお客さまのありがとうの結果だ。お客さまによろこんでもらえ、そのことに自分がワクワクできるものは何なのか?視点を変える必要がある。

 

給料を超えたら起業すると考える

「サラリーマンをしながらまずは副業、稼ぎが給料を超えたら起業する」この考え方ってどう思いますか?起業前モヤモヤ相談でこんな質問をよく受ける。答えはシンプルだ。起業することをゴールにするのなら上手くいかない。理由は「稼ぎが給料を超えたら」というところにある。

 

サラリーマンは安定収入だ。毎月給料が入ってくる。起業したら安定収入はなくなる。お金のことは一番の不安だ。だからそう思うのだろう。僕もサラリーマンの頃そう思っていた。

 

じゃあ、いつになったら稼ぎが給料を超えるのだろう?1年先?2年先?それとも???仮に超えたとして、その次の月にまた落ちたらどうするのだろう?「まだ安定してないから先送りしよう・・・」きっとそう思うだろう。こんなことを繰り返し、気がついたら会社はいまいち、でも少し副業している、そのうち仕事が忙しくなってサラリーマンの世界に戻る・・・想像できる姿だ。

 

起業してからの稼ぎは毎月変動する。たくさん稼げるときもあれば凹むときもある。大前提の話だ。だからどうやって安定した収益を得るかを日々考えていくわけだ。副業でもそれなりの満足が得られるはずだ。会社とはちがう世界で自己実現ができるわけだから。「サラリーマンをしながら副業をする」これも一つの選択肢になる。

 

ただもしあなたが起業家になりたいのなら決意が必要だ。起業スタートに必要なことは決意だ。自分がやろうと決めたらやるしかない。収入がどうこう言っているようではいつまでも副業のまま。副業はどこまでいっても副業。自分で毎日をつくっていってることにはならない。なぜ起業したいのか?起業した先にどんな人生をつくっていきたいのか?自分のハラにおとすことが先決だ。

 

副業禁止は会社の不利益

働き方は多様になったと言われる。でも実態はぜんぜん追いついていない。起業相談に来る人の中で多い質問が副業禁止にどう対策するかというものだ。相談を聞くかぎり、多くの会社はまだまだ副業禁止ばかりだ。会社にバレないためにどうしたらいいかみんな不安を抱えている。フェイスブックに投稿すると会社の人が見るかもしれないからとても不安・・・こんな話は山ほどある。

 

なぜ会社は副業を禁止するのだろう?「仕事が疎かになるから・・・」「社内のリソースが流出するから・・・」そんな理由なのかもしれない。もしそうなら全くの逆だ。社員個人は自立心をもつことでいきいき度が増してくる。モチベーションも上がる。結果、会社業務にも好影響が出てくる。

 

もし副業して仕事が疎かになるような社員がいたら会社にとって不利益になる。その見極めの策にもなる。そもそも終身雇用で最後まで社員の面倒を見ることもできないのに何の権利があって副業禁止なんて言えるのだろう。甚だ疑問だ。

 

独立する人が出てくると会社にとって損失になるから・・・こんな懸念があるのかもしれない。これもおかしな話だ。自社で力を蓄えて独立する社員がいたら、独立後はパートナーシップをつくって一緒にビジネスを拡大していけばいいだけの話だ。会社に育ててもらった恩がある。他にない強固な絆になることは間違いない。

 

大手企業にも好事例がある。ロート製薬が国内の正社員約1500人を対象に他社やNPO法人などで働く兼業(副職)を認める「社外チャレンジワーク」と名付けた制度を施行することを発表し話題になったことがある。

 

ロート製薬のホームページには、社員に多様性を持たせ、自社のビジネスを積極的に多角化したり、技術が応用できる可能性を広げたりすることで「有事の際の生き残り」という観点で強みとなる可能性もある・・・とコメントがあります。大切なのはこの視点だ。

 

副業禁止はナンセンス。社員が会社外の世界で新たな経験や視点をもつことで、社内の活性化につながる。毎日顔を合わせていると知らない間に同質の人間になっていくだけ。同じ価値観、同じ指向の人から新しい発想なんて生まれはしない。

 

これからの新しい働き方に副業禁止なんて旧態依然とした考え方は不要だ。会社はお客さまによろこんでもらうためにどうしたらいいかの共通ゴールへ向け、さまざまな立場のメンバーで知恵を出し合い、行動するチームになることこそ重要だ。

 

まとめ

今回の事例はサラリーマンで副業をしている人に多い考え方の傾向だ。自分がやりたいことを決めてそれに突き進む。その傍らで収入が得られる手段ももっている。これが理想かもしれない。ただ逃げ道をつくってばかりでは道は拓けない。ここぞと決めたら邁進する。こうなりたいという未来があって起業という手段をつかう。なぜその仕事なのかの自分軸をつくる。取り組んでみてほしい。

 
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