フリーエージェントが実現する新しい働き方「自律的自由人」

2017.10.02 (月)

自由で自分らしく責任をもって自分サイズをつくる。この働き方をフリーエージェントと言う。フリーエージェントは自律した働き方だ。働き方は生き方だ。生き方を変えるには働き方を変える必要がある。ここでは真のフリーエージェントとは何なのか?これから新しい時代の働き方とはどういうカタチなのか?そのいくつかを共有したい。

 

固定のオフィスは持たない

 
サラリーマン時代、大手企業に22年在籍した。毎日毎日オフィスに通っていた。決められた時間に出社し定時を超え残業するまでずっと事務所にいるという感じだ。会議と言えば時間をかけて作った資料を全員で読み合わせるといった具合。それが当たり前の日々だった。

 

その後ベンチャーの立ち上げ創業に関わった。ベンチャーでは一応オフィスはあったもののデスクで朝から晩までいるなんてことはほとんどなかった。上司が部下に指示を出すなんてそうそうない。みんな余裕がない状態だ。一人ひとりが自分で考え自分で動かないと会社が動かない。そんな空気感があった。

 

そして起業家になった。起業の世界はまさに誰からの指示もない。すべて自分で決め自分で動く。何時にどこへ行って誰と会うか、どんなチームをつくっていくのがいいか、そのときそのときの発想、ヒラメキ、判断で動いている。

 

長きにわたり大企業での働き方を経験してきた。小さなベンチャー立ち上げも体験した。そして完全独立型のフリーエージェントしての働き方が現在進行形だ。そこで感じることは毎日オフィスに集まる必要はないということだ。みんなパソコンに向かい合って黙って作業をしているに過ぎない。

 

そんなことのためだけにオフィスに時間と労力をかけて通勤するのなら、自宅でやれば済む話だ。その方が時間と労力を有効活用できる。事務所にいても景色は変わらない。いつも顔合わせするメンバーも同じ。そんな環境で新しい発想なんて広がるはずがない。外に出て開放的な気持ちになって歩いてみる。公園で青空を見ながら頭をやわらかくする。カフェで周囲の人の動きをみながら発想する。そんなときの方が断然アイデアは湧いてくる。

 

もし集まるのなら、顔を合わせて話さないといけないことがあるときだけで十分だ。今はスカイプといったものがある。オフィスにわざわざ行かなくてもいいような案件もたくさんある。大勢の社員が集まる受け皿を高い家賃を払ってつくるようなことに意味はない。

 

会議ひとつとっても、ただ資料の読み合わせだけのためのならメールで共有すればいい。新しいものを生み出していくのなら場づくりの意味はある。ただ単に情報共有するために時間と場所をつくるなんてナンセンスだ。未だに会社には会議を開くことが仕事と勘違いしている風潮がある。時代錯誤も甚だしい。

 

でもこれらはみんなが当たり前と思っている働き方だ。だからこそシンプルに考えてみてほしい。そうすれば無駄なことがたくさんあることに気づく。オフィスや社員を固定化する必要なんてない。必要なときに必要な場所で必要なメンバーがチームをつくって仕事をする。自分たちがやりたいことが最短最速かつたのしく達成できる。それでいい。旧態依然とした日本の働き方を抜け出そう。フレキシブルでいきいきとしたフリーエージェントの働き方を創造していこう。

 

商店街のように人と人がつながる

 
八百屋、肉屋、魚や、鍛冶屋、靴屋、乾物屋、金物屋・・・昔は今よりたくさんの種類のお店がありました。当時一人ひとりがいきいきと生活をしていた。たのしいこと、苦しいこと、いろんなことがあるけどたくましく生きる。

 

稼ぎはそんな大金ではないかもしれない。でもお客さまに「ありがとう!」と言ってもらう。そのことにやりがいを感じる。そして仕事以外でも人間関係ができてくる。きっと毎日が輝いたものだったはず。まさに一人ひとりがいきいきと自律した生き方だ。

 

笑いと涙の中で人と人がつながり、お互い協力し合って毎日を送っていた。商店街はまさにその形だ。その後、大企業ができ大型スーパーが出店していった。時代のながれとともにそういった細かな仕事がひとまとめになっていった。

 

商店街もすたれていった。シャッター街と呼ばれるようになった。世の中がアナログからデジタルに移行していった。いつの日か人と人とが直接ふれあう温もりが減っていった。義理人情とかそういう世界もなくなっていった。とてもさみしいことだ。

 

こうした仕事の形態を自営業と言う。個人事業主、個人商店と呼ばれるものだ。一方でアメリカから来たフリーエージェントという働き方。それに古くから日本にある良さをプラスする。自由で自分らしく責任をもって自分サイズのしあわせをつかむ。これこそ「新しい自営業」だ。個人商店が新しい形になって現れてくる、そんなイメージを具体化していきたい。

 

人と人とがしっかりつながる。お互い困ったときは助け合う。でも一人ひとりはちゃんと自立している。人にやさしい起業家があふれる。そんな社会がつくっていけたら。新しい自営業づくりをしていきたい。心に熱いものを感じている。

 

下請け仕事はしない

 
世の中にはフリーランスという働き方がある。フリーランスとフリーエージェントは全く違うものだ。例えば出版社があったとする。そこには何種類かのフリーランスが仕事として入っている。カメラマンやライターといった人たちだ。彼らは出版社からの発注にもとづき仕事をする。ある意味「下請け」仕事だ。

 

仕事を発注する側が不況になると仕事は一気になくなる。それだけを頼りにしていると生活自体が成り立たなくなる。最悪の場合、廃業に追い込まれてしまう。現実にそういうフリーランスの人がたくさんいると聞く。

 

こんなふうにフリーランスで下請けをやっていると、日々お金のためだけに仕事をすることになってしまう。「独立して自由になったけど、サラリーマンやっているときとあまり変わらない。むしろサラリーマンの方が給料もらえるからラクかも・・・」こんなふうに思うようになったら本末転倒だ。

 

起業とは「自分で仕事を創り出すこと」だ。単なるカメラマンやライターではない。カメラマンやライターは世の中に星の数ほどいる。そもそもそれだけで食べていくのは至難の技だ。写真撮影を通じてこんな価値を提供できる、ライターという技術でこんな人をこうできる。「◯◯の専門家」にならないといけない。これがフリーエージェントという働き方だ。

 

もう一つ肝に銘じてほしいことがある。それは「たのしく仕事をする」ということだ。人に指示を受けてやる仕事なんてたのしいはずがない。こんなことをやってみよう!あんなことがあったらいいな!やりたくてしょうがない!いてもたってもいられない!それをすぐ形にできるのがフリーエージェントだ。自分で仕事を創ることの醍醐味がここにある。

 

起業してすぐの頃は食べていくのに必死になる。だから仕事も来るもの拒まずになる。それはそれでやむを得ない。でも数年経ってそこそこビジネスがまわるようになったら下請けはやめることだ。自分がたのしく仕事をするためにフリーエージェントになる。根っこのところを忘れないでほしい。

 

自分らしく働くという意味を知る

 
自分らしく働きたい!そう思うだろう。とても大切なことだ。自分の個性をなくして毎日仕事をするほどつらいものはない。個性を埋没させて目標を定めて仕事をするようなやり方では組織は活性化しない。一人ひとりの個性にフォーカスするからこそ良いチームに育っていく。

 

では自分らしい働き方ってどんな働き方なのだろう?自分が思うように自分のやりたいことをやりたいように自由にやれること・・・こんな感じだろうか?自分らしさは個性だ。その人にしかない魅力だ。尊重し掘り下げてスポットライトをあてる。だからと言って好き勝手にやればいいという話ではない。

 

チームに所属する一人ひとりが誰かのために貢献したいというゴールをもつこと。そして自分を律することができること。この2つがあることが条件だ。つまり自由でありたいなら責任をもとう、責任をもつことで本当の意味での自分らしさを生かした働き方ができるということだ。

 

自律とは「他からの支配や制約を受けずに、自分自身で立てた規範に従って行動すること」だ。逆に他律とは「自らの意識によらず、他からの命令や強制によって行動すること」を言う。常に「自分を律する」ことができるか否かはフリーエージェントにとってとても重要な要素だ。そこには自分が立てた行動規範が必要になる。

 

「自らの果たすべき貢献は何かという問いからスタートするとき人は自由となる。責任を持つがゆえに自由となる」ドラッカーはこう伝えている。自由と責任は一体のものだ。責任のない自由は単なるフリーターでしかない。誰かの役に立ちたいという想い。そのことに対する責任。これが掛け合わされてはじめて自律した自由人になる。

 

こうした生き方を「自律的自由人」と呼んでいる。フリーエージェントは自律的自由人だ。あなたも自律的自由人への道を歩んでみないか?その一歩を踏み出すだけで毎日がいきいきわくわくに変わっていく。

 

フリーエージェントとして生きる決意(実例)

 
「自律的自由人」フリーエージェント。弊アカデミーがゴールに置くライフスタイルだ。どういうものをいうのか?2週間に1回セッションで向き合うKさんから近況の思いを聴くことができた。そのイメージがわかりやすい湧いてくる内容として共有したい。

 

Kさんは大手サービス業に入社。いくつかの主要プロジェクトを担当、その全てに結果を出してきた。ある日知り合い社長から自社参画を打診され転身。危機にあった事業を再生するための功績を残した。ところが予期せぬ突然の解任劇に見舞われる。いったい何だった・・・疑心暗鬼に陥った。その後もベンチャーを渡り歩きいくつか支援。「このままでいいんだろうか?」「自分が本当にやりたいことは何なのだろう?」40歳にして立ち止まった。

 

覚悟を決めるため会社を辞めた。そして自分の会社を設立した。何をやるかはじっくり決めようと考えた。特にこだわるのは自分軸。これからの人生で確固たる軸になるものを定めることだ。今はそれを一緒に創り出している。そんな彼の毎日の話だ。

 

——こうして自宅に一日います。今までと大きく違うものに気づいています。一番は家族との会話。朝昼夜とにかくたくさん会話をしています。子供たちの今、成長も手に取るようにわかる。庭に小さな家庭菜園があります。朝と夕方、面倒をみるのは僕と子供たちの役割です。「こんな大きなきゅうりができたよ」「水やりしておくね」子供たちとのやりとりがたまらなく心地良いです。

 

そんな毎日を営むことでわかったことがあります。僕が求めていたものはこの暮らしだったのだと。妻もこんな日が毎日続くといいねと言ってくれています。今までとは真逆の生活。でも真逆を経験したからこそわかったのだと思います。それを実現するために全力で走っていく。それだけです——-

 

会社を大きくする必要なんてない。大きくなれば社員を雇うことになる。そうなれば社員一人ひとりに責任をもつことになる。自分が本当にやりたいことができなくなることもある。自分がたやりたいことは周囲がどうとかでなくすぐに実行したい。

 

オフィスなんて持たなくていい。眉間にシワを寄せて満員の通勤電車に乗るなんてナンセンス。余分なコストも掛かる。しかも固定費だ。自宅で仕事をしていたらそんな心配はない。何より家族が近くにいる。たくさんの時間が共有できる。これに勝るものはない。

 

自由になれたらいい、自分さえ良ければいいだけではない。相手とのことも考えながら周囲とつながって生きていく。人は一人では生きていけない。気の置けない仲間が一人またひとりと増えていけば最高だ。自律とは自分を律すること。自分なりの行動規範を持って生きていくことだ。家族と社会に責任を持って毎日を送る。責任があって自由がある。自由になるには責任を持たないといけない。「自律的自由人」フリーエージェントとはそんな生き方だ。

 

まずは自分自身がこの生き方を実践する。それで生きていけることを形にする。こんな生き方に共感してくれる仲間と一緒に仕事ができるようなプラットフォームを創っていきたい。Kさんの話を意を新たにすることができた。感謝したい。

 
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