独立開業で失敗するリスクを半減できる9つの方法

2017.04.27 (木)

「独立開業して自分の店を持ちたい」起業を考えるときに出てくる選択肢だ。何から始めたらいいのだろう?インターネットで調べてみる。「夢の独立開業ができる」「自分のお店をもって夢を叶える」「未経験者でも◯◯が開業できる」「手に職をつけて第2の人生を手に入れる」「初心者からでも年収1000万円以上が稼げる夢のある職業」「自宅で手軽に開業できる」独立開業支援のページにはその気にさせるキャッチコピーが並んでいる。

 

パン屋、ラーメン店、ピザ屋、クレープ屋、すし屋、お好み焼き店、焼きとり屋、そば屋、カフェ、バーといった飲食店関係。農業、伝統品制作、家具づくり、靴修理、服飾ファッション、クリーニング、整体、マッサージといった多岐にわたる職種。世の中にはさまざまな開業講座やパッケージが存在する。今回はそんな独立開業支援サービスを受講するときに「これだけ知っておけば失敗リスクが軽減する」ポイントを紹介したい。

 

 

独立開業と起業は似て非なるものと理解する

「独立開業」して店舗をもつ。一見自分の足で立った感じがする。本当にそうだろうか?例えばフランチャイズで店舗をつくったときを想像してみてほしい。開業ノウハウが詰め込まれた中で立ち上げるのは何もない状態からよりははるかにやりやすい。ただあくまでそこにあるのは既存のパッケージ。誰かが敷いたレールの上に乗っかっていることになる。実際に店舗運営を始めるとワクワク感がなくなっていく。本部の指示まで飛んでくる。「会社を辞めたけど結局誰かに言われて動いているような気がする・・・」そんな気持ちになると何のために開業したのかわからなくなる。

 

一方「起業」とはどういうことをいうのか?起業とは呼んで字のごとく「自分で仕事を創り出す」ことだ。自分で創り出していく過程がめちゃくちゃたのしい。試行錯誤は大変だがだからこその醍醐味がある。誰かが敷いたレールの上に乗っかっていて心からたのしいと思えるだろうか?独立開業支援講座はあくまで自分が主体となって材料を得るところでしかない。そのまますべてを鵜呑みにしてやっても意味がない。「そうは言っても自分でゼロから立ち上げるなんてそんなことはできない・・・」もしそう思っているのならサラリーマン脳が残っているということ。まず起業家脳をインストールしていく必要がある。

 

単に興味がある程度で始めたらNG

飲食店は外からだと一見たのしそうに見える。「こんなお店を自分も持てたらたのしそうだなあ・・・」そんな想像をしたことがあるだろう。ここが最初の落とし穴だ。「料理は未経験。パンを食べるのが大好きでなので作るのにも興味があった。だからパン屋さんをやってみたい」「ものをつくることに興味がある。自分で作ったものを店舗で売ってみたい」よくあるケースだ。

 

ちょっと面白そうだけで始めるのはNG。事業にはずっとやり続けていく覚悟がいる。そもそもなぜパン屋なのか?ラーメン屋をやりたいのか?靴修理を通して何をしていきたいのか?店舗をもった先に自分がありたい未来はどんなものなのか?「なぜその仕事を選んだのか?」その理由を明確にしておくことが最優先課題になる。

 

仕事を選ぶ理由は一時の思いつきだけで考えてはいけない。自分の人生を振り返って心の内側から湧き出してくるものは何か?じっくりと掘り下げていく。そしてそれとリンクするものを自分軸にする。生半可な気持ちで事業をやり続けていくことなんて絶対にできない。「そのことを考えていたら居ても立っても居られない」「四六時中、頭の中にある」「気がついたら熱くなっている自分がいる」「ワクワクが止まらなくなる」そんなテーマを見つけること。ビジネスは継続してはじめて成功という。「細く長く」がキーワードだ。

 

開業資金◯◯万円から夢の店がもてる!の裏側にあるものを知る

「開業資金100万円から低いリスクでできる!」こんな謳い文句に踊らされてはいけない。よくあるフランチャイズ方式だと加盟金+保証金で100万円といったものがある。でも実際はこれ以外に店舗の敷金、家賃、光熱費、仕入れ、人件費、広告費など店舗運営に伴う諸費用が発生する。何より忘れがちなのが当面の生活費だ。起業したら3年はまともに食えなくても仕方ないくらいの気持ちがいる。その間どうやって生活していくのか。蓄えや収入を得る手段を考えておく必要がある。

 

開業時はできるだけお金を掛けない

開業1年目で40%が廃業するという統計がある。このほとんどは開業費用を掛け過ぎているのが理由だ。「1年で数千万円の借金を抱えたまま廃業する人がごろごろいる。見るに堪えない状況。この現実を何とかしたい」知り合いの商工会議所経営相談員は話していた。創業塾では資金調達の仕方を教えていたりする。ここに落とし穴がある。金融機関はお金を貸すのが仕事。融資が通るか否かが成功のポイント・・・なんて考えていたら今すぐ改めることだ。

 

箱でなくお客さまを集めることを先に考える

Aさんは大のジャズ好きだ。大好きなジャズをながすカフェをつくりたい!そんな思いで郊外にジャズバーをオープンした。内装にはこだわった。自分なりのオリジナル設計で600万円程度を投じてリフォームした。これ以上の空間はないという代物だ。ところがオープン後は閑古鳥が鳴いた。「ビラ配りとかイベントとかやってみたらどうなの?」周囲の人はアドバイスした。「そんな必要はない。最高の空間をつくった。ジャズ好きなら来てくれるはずだ・・・」アドバイスに聴く耳を持たずAさんは動かなかった。半年後、お店は廃業に追い込まれた。Aさんの手元には多額の借金だけが残った。

 

一方でこんな事例がある。フィットネスジムを開設したメンバーがいる。「お店を持ちたい!」彼が開口一番に出した言葉だった。最初は物件をどうして見つけていったらいいか、融資を受けるのに手続きはどうなるのかといった相談をしていた。たしかに店舗を構えるのに必要な段取りはある。でも本当にそこから始めるのでいいのかを説明した。「まずはお客さまだ!」そのことに気づき方針変更することにした。それからホームページを徹底的に育てていくプロセスが始まった。その傍ら、実際のレッスンは町の施設を借りて行うことにした。

 

こうして始めた集客活動。日々継続する専門家コラムを読んだ人がファンになり、ジム開設時にはランニング費用をペイできるほどお客さまを確保することにつながった。その後も毎日コラムを書き続けることでホームページを営業マンに育て上げ、今では行列ができるお店になっている。「あの時いきなり店舗を構えていたらどんなことになっていたか・・・考えただけで怖ろしくなる」彼の後日談だ。

 

実店舗を構える前に商品サービスを試してみるのも一手。週末イベントで感触を得てみる、ネットショップで売ってみるなど方法はいくらでもある。いきなり店舗を構える前に手を打てることに最善を尽くす。その中でも一番注力すべきはお客さまを集めていくこと。当たり前のようだがこれができない人があまりにも多い。しっかりおさえておいてほしい。

 

まずは先人の型を徹底的にパクる

世の中にはたくさんの情報があふれている。「このセミナーではこんなことを言っていた」「別の講座ではこんなことを教えていた」「本にはこう書いてあった」ツギハギの情報をつなぎ合わせてやろうとする人もる。事業を興していくときは自己流ではうまくいかない。まずは先人の型をそのまま学び、素直に実践することが大切になる。

 

ここで一つ注意点がある。講座の中には講師自身が成功経験をもたずに「こうすれば成功する」と理屈だけを並べているものもある。そういう類は単なる儲け目的の講座ビジネスでしかない。講座を見極める際、講師に実体験があるのか否かを見定めるようにしてほしい。

 

型をつくったら、自分流のオリジナリティを加えていく

成功実績をもっている人から型を学び、素直に実践する。その次にやってほしいことが「自分らしさ」「個性」を追加していくこと。自分らしい店づくりとは何か?どんな人にどうしていきたいのか?それはどんなことから始まったのか?自分のお店ならではのストーリーが生まれてくる。

 

茶道、武道、芸術関係の師弟関係のあり方に[「守破離」という考え方がある。まず師匠に言われた型を「守る」ところから修行が始まる。次に型を自分と照らし合わせて研究して自分に合ったより良いと思われる型をつくり既存の型を「破る」。最終的には師匠の型と自分がつくり出した型の上に立脚すれば、型から自由になり「離れ」て自在になることができるというもの。これがいわゆる独自性だ。独自性のないビジネスは生き残れない。憶えておいてほしい。

 

学ぶべきは技術だけでなく集客ノウハウ

「おいしいラーメンをつくれるようになった」「修理技術を完全にマスターした」「施術ができるようになった」といったところで、お客さまがいなかったらビジネスはまわらない。開業講座に通うと技術や知識のみを教えているケースが大半だ。でもそれだけでは片手落ちになる。何より重要なことは集客できるノウハウを身に着けること。単に広告費をかけるということではない。広告費頼りになるといずれ資金破たんにつながる。これまで成功している人がどんな集客方法を行ってきているのかを学ぶ努力をしてほしい。

 

ビジネスは「だれが」「どうなる」が軸

あなたのお客さまはだれですか?商品サービスを買ったらお客さまはどうなりますか?「顧客と提供価値」この2つが明確に決まっていないビジネスは上手くまわることはない。まずどんな人にお店に来てほしいのかを具体的に考えることが第一歩。とにかくいろんな人に来てほしい・・・これではNG。いろんな人に来てほしいでは結果誰も来ないことになる。お客さま像は具体的であればあるほど良い。なぜなら具体的にしないとその人の欲求がわからないからだ。商品サービスはお客さま個々の欲求を受け止め、こうなりたいを満足させるもの。ビジネスの2つの軸を組み立てることを忘れないようにしてほしい。

 

独立開業はお金を使えば誰でもできる。意識を置かないといけないのは開業した後のことだ。事業として継続できるか否か、これが最重要テーマになる。開業時の華やかさだけに惑わされてはいけない。あとで大変な事態を招くことになる。

 
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