脱サラして起業するときに陥りがちなパターン

2017.06.27 (火)

脱サラという言葉。最近はあまり耳にしなくなった。サラリーマン世界を抜けたいという思いが入っている。「今の仕事の延長線上で起業したいのですが・・・」脱サラ的な人に多い考え方だ。この選択肢はどうなのか?今回は今の仕事の延長線上で起業することについて考えてみたい。

 

これまでの経験は何者にも代えがたい。長年かけて仕事で得たものは間違いなく大切にしたいものだ。どんな職種であっても必ず財産として生きている。経験がある分野、人のつながりがある分野での起業はゼロから始めるより近道と言える。稼ぎも早くつくれる可能性がある。

 

ただそれだけでは不十分になる。ビジネス成功のために必要なことは「継続」だ。起業して進んでいく先にはたくさんの困難が待っている。一つひとつの壁を乗り越えて初めて見える景色がある。どんな苦労があってもとにかく続けていくことが全てだ。

 

困難とセットになるものが不安だ。困難に遭遇すると不安を感じる。不安が充満してくると人は行動が止まってしまう。続けていくためには何度も押し寄せてくる不安を払拭できるメンタルが必要だ。どうしたらメンタルができるのか?それはワクワクと情熱だ。そのことを考え始めたらワクワクが止まらない。知らない間についつい熱く語ってしまう。そういう種類を言う。

 

今の仕事の延長線上にワクワクと情熱はあるだろうか?多くの場合それがないから起業したいのではないか?独立して自分で食べていけるよになるだけが起業ではない。今までの生活と何を変えたいのか?どうなりたいのか?それを未来と言う。まず実現したい未来があって、それを具体化するために起業が手段としてあるだけのことだ。

 

途中でやめたら起業は失敗。続けていたら成功。とてもシンプルな答えだ。シンプルだからこそ深いし価値がある。仮に今の仕事の延長線上で起業してずっと続けていけるだろうか?毎日たのしく仕事ができるだろうか?起業の先に求めるものは何だろうか?もし自己実現を求めるのなら単なる今の仕事の延長線上ではないはずだ。

 

「今の仕事の延長線上で起業する」一見正しいやり方のように思える。でも一度よく考えてみてほしい。そうすることで本当にしあわせな人生が歩んでいけるのか否かを。起業家とは「心からたのしいと思える仕事を自分でつくりだす人」。心に留めておいてほしい。

 
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