起業へ向けブログ初心者が知っておくべき6個の心得

2017.09.26 (火)

「起業を目指すのならとりあえずブログを発信しないといけない、そんなふうに言われている。でも今まで文章を書いたことなんてないし、どんなことを書いたらいいかわからないし・・・」このページではそんなブログ初心者が最初に知っておいてほしい心得を共有しました。

心得1:ビジネスとして書くブログの目的を明確にする

 

「起業準備でブログを書いた方がいいと聞きます。とりあえず興味のあるものとか毎日の出来事とかからでも書いていけばいいんですか?」こんな質問を受けました。答えはNO。ビジネスとしてブログを運用したいのなら思いつきはNGです。

 

起業家は専門家になることです。あなたが「○○の専門家」「○○の第一人者」と言われるものになると決めることです。そして決めた専門分野を必要とする人に役立つ情報を提供していきます。

 

専門家というと何やら大げさにきこえるかもしれません。実はそうではなく、ニッチで狭い分野を探してそこでの専門家を目指していきます。手間がかかるとか費用対効果が合わない理由で大手が決して手を出さないような分野です。「えっ?そんなことに専門家なんていたんだ・・・」そんなふうに言われるものこそGOODです。

 

次に決めた専門分野でビジネスプランをつくっていきます。ビジネスプランとは「だれを」「どうなる」という2つの軸を決めることです。だれをは「顧客ターゲット」、どうするは「提供価値」と言います。

 

ビジネスブログで情報発信するには、この「専門分野」と「だれがどうなる」が決まっていることが前提です。思いつきで発信しても誰の心にも響かないし、そもそもブログを見つけてもらうことすらありません。

 

起業本を読んだり、起業セミナーに参加してブログを書くことが必要だと聞いて、とりあえず3ヶ月ブログを続けてみよう・・・そんなふうに思う人がいます。その人はしばらくしてブログを止めてしまいます。「毎日少しずつブログを書いてみたけど何の反応もないし面倒になっちゃった・・・」「ブログでビジネスなんて無理」ほぼこんな感想を言います。

 

専門分野とビジネスプランを決めずに、思いつきでブログを始めるとこうなります。無駄な労力だけでモチベーションを下げるだけです。意味のない行動になります。行動には目的とブレない軸が必要です。これらを逸してテクニックだけに走ってはいけません。

 

そもそも論ですが、あなたが読み手の立場で考えてみると答えはわかります。自分がほしい情報でもなく、ただどこの誰だか知らない人の日常が書いてあるものを読みますか?読まないですよね?自分が発信する側にまわるとついつい忘れてしまう落とし穴です。

 

自分がお客さまになってほしい人は誰なのか?その人はどんなことを知りたがっているのか、そのことに対して自分オリジナルでどんな情報提供ができるのか?これがすべてです。とりあえずや思いつきに走らないようにしてくださいね。

 

心得2:ブログ(コラム)を書くメリットを理解しておく

 
目的をおさえたら次はブログを書くメリットを理解しておきましょう。ブログ効果が出てくるまでにはそれなりの時間を要します。書いた先にどうなっていくのがわからないとやる気が出ませんよね?ここでは4つのメリットを共有します。

1つ目は「見込み客を集めていくこと」です。ビジネスで最終目指すところは自分の「ファン」をたくさんつくっていくことです。あなたがお客さまになってほしい人へ向けその人が役立つ情報を発信していきます。それが見つかるようになると自然にお客さまが集まってくるようになります。これが一番の基盤です。

 

2つ目が「取材オファー」。ブログ、コラムを書いているとそれを目にしたメディア編集者からある日電話が掛かってきたりします。突然なので最初はびっくりします。日々メディア業界の人はそのときのトレンドにはまりそうなネタを探しています。インターネットで検索しているわけですね。取材がきっかけで社会的信用もアップすると同時に知名度が広がることにもつながります。

 

3つ目が「企業からのオファー」。僕がやっている一般社団法人 日本焚き火コミュニケーション協会の記事をみて、とある大手企業から引き合いがありました。これもある日突然問い合わせがあったわけです。小さな会社が大手といきなり接点をもつなんて正攻法ではなかなかできないことです。そんなときホームページを介して接点をもつことにつながります。コラムでしっかりとした内容を書いておけば大手企業でも信用してくれるわけです。

 

4つ目が「出版オファー」。ちなみに拙著「絶対成功!好きなことで起業できる」も編集者にコラムを見つけてもらったのがきっかけです。出版不況といわれる中、出版社は売れそうなネタが書けるとんがった著者を探しています。編集者もインターネットで検索しているわけですね。とんがっていても本が書けるか否かは別問題です。コラムを継続して書けていたらその能力があると判断されるわけです。

 

専門家コラムを執筆することにはこんなふうにたくさんのメリットがあります。ただ少しやった程度では効果は出ません。毎日地道にコツコツ積み上げていきます。挫折することなく、けっしてあきらめることなく、やり続けることで必ず成果につながります。僕は専門家コラムのおかげで4つのメリットをすべてクリアしました。だから自信をもって言い切ることができます。早速トライしてみましょう。

 

心得3:言語化できる力をつけていく

 
起業するならサラリーマン時代からブログを書いていくことをおすすめしています。ブログを書き始めると、ネタがない、時間がない、続かないなどいろいろと壁にあたります。そんな中にあってもとにかく継続していきます。起業準備でブログを書くのはいくつかの理由があります。今日はその中でも「言語化できる力」について説明しますね。

 

起業するには、自分の存在を一人でも多くの人に知ってもらう必要があります。いくら良いことをやっていても自分のことを知っている人がいなければ宝の持ち腐れです。知ってもらうには自分の事を情報発信していかないといけません。

 

情報発信には、会って直接伝える方法があります。これが一番伝わりますね。でもこの方法だと会える人数に限りがあります。もっと多くの人に知ってもらいたいですよね?なのでもう一つの方法としてインターネットを活用します。ネットなら一度の情報発信で不特定多数の人に伝えることができます。

 

ネットで相手に伝えていく方法は文字情報です。自分の考えや想いを文章にして伝えることになります。今こうしてコラムを読んでいただいていることそのものです。と言ってもサラリーマン時代にそんなことはやったことがありませんよね?だから練習を始めていくんです。

 

文章が上手く書けるとかそういうことはまったく関係ありません。小説家になるわけではありませんから。まずは自分の頭の中にあることがテキストに落とせるになるかが大事。これができるようになるのは正直慣れです。もちろんノウハウとかもありますが、まず書き慣れることが一番です。毎日毎日書いていくことでだんだんとできるようになっていきます。

 

せっかく練習するんだったら、同時にその情報を世の中に発信していこうというのがブログです。ネットで見つけてもらえるようになるにはまずある程度の情報量を貯めないといけません。ちょっと書いたぐらいでは話になりません。情報はそれなりに蓄積していく必要があります。

 

起業家は、自分が何者なのか?どんな人のどんな困り事解決に役立つことができるのか?を伝えていかないといけません。「言語化できる力」は、起業家にとって不可欠なスキルをサラリーマン時代から磨いていきましょう。

 

別の視点でもブログについて説明した映像があります。よかったらご覧になってみてください。
 

 

心得4:ブログネタの見つけ方を知っておく

 
「毎日のブログネタをどうやって見つけているんですか?」「さあ、今日は何をブログで何を書こうか?とその場で考えているんですか?それとも何かに事前にまとめているんですか?」たまにこんな質問を受けます。ブログは情報発信の要です。量と質と継続が必要です。ネタ集めなしでは続かないですよね。

 

結論から言うと、「いつも自分の専門分野にアンテナを立てていて、降ってきたときその場でメモを残す」というのが僕流のやり方です。とにかく日頃の生活の中で自分の起業ネタにくっつけられることはないか、いつも頭の片隅を置いてください。

 

歩いているとき、人と話しているとき、新聞を読んでいるとき、地下鉄の中刷り広告を見ているとき、本を読んでいるとき・・・いろんな場面で「起業について」は頭の片隅にあります。起業×○○で組み立てられないかなあ・・・と意識の中にあります。そうするとふとしたことでキーワードが降ってくるときがあります。そんな時はできるだけその場でキーワードをメモで残します。不思議なもので一度降ってきたものは二度と降ってこないからです。

 

例えば起業ネタが「アウトドア」だとします。アウトドアにまつわることを頭にセットします。テント、ファッション、雑貨、ブランド、キャンプ、ショップなどいろいろと浮かぶものから記事ネタを考えていきます。いつもそのことが頭にあると電車の吊り広告をみていてもふっと思いつくことが出てきたりします。

 

あなたの起業ネタ対する思いもしっかり書いていきましょう。読者との「共感」がキーワードです。なぜ○○の専門家になろうとしたのか、それには子供の頃のこんな実体験があるから・・・といった感じ。これは誰にも書けないオンリーワンの情報です。

 

次にネタの収集源です。まず本があります。本は新しい情報を仕入れる格好の場です。セミナーとか講演会に行かないと情報インプットができないと思ってしまいがちです。それなりに価値のある情報を得たいと思ったら、それなりの参加費を払う必要があります。その点、本は魅力的です。なぜなら本は著者の考えをギュッと一冊にまとめたものだからです。1500円前後でその人の考えを学ぶことができる。後から何度も確認することができる媒体なんてそうそうないですよね。

 

知り合いの講師は、新しいセミナーや講演プログラムを作るときに、共通キーワードの本を最低5冊読んでエッセンスを集め、自分の言葉にアレンジするという作業をしています。5人のその道の専門家の講義を受講したのと同じです。これも本からノウハウをつくるコツです。

 

逆の言い方をしたら、パソコンの前で何を書こうかとうなっていても全く手につきません。何か別のことをしているとき、身体を動かしているときの方がネタは降ってきます。おそらく脳が開放されているときの方がアイデアを出すのに適しているからです。

 

ビジネス現場や日常生活の中で相手と話しているときに出てくるネタがあります。僕の場合は相談を受けているときです。なかでも「質問があったこと」には意識を集中します。人はわからないことがあったらグーグルに質問しますよね?その答えの一つとして自分のコラムを見つけてもらうことが入口です。いくら内容の濃いコラムを書いても見つけてもらわないかぎりビジネスにはなりません。質問のキーワードこそネットで見つけてもらうためのカギになるものです。

 

グーグルアラートというサービスもあります。あなたの起業ネタをキーワード登録しておくと関係する情報をグーグルが毎日提供してくれます。便利な機能です。情報発信ネタ集めとして活用してみてください。

 

ネタを考える上で忘れてはいけないことが重要なことがあります。【自分が書きたいことを書くのではなく相手が読みたいものを書く】です。まずは自分のことを見つけてもらうことが入口です。見つけてもらわないとその先はありません。見つけてもらうためには、相手がほしい情報を提供する必要があります。自分が書きたいものではありません。当たり前のことですが、書き始めるとついつい陥ってしまう落とし穴。これが意識できたら書き方が変わってきます。

 

天職塾FAAではブログと言わず「専門家コラム」と呼んでいます。起業家は専門家になることです。自分が専門家になるための基盤がブログ。なので専門家コラムです。自分がたのしんで面白がってつくる仕事です。たのしんで面白がって発信ネタを集めていきましょう。義務感でブログを書いても続きません。根本がここです。

 

心得5:著作権についての考え方を知っておく

 

ネタを探そうと思ったら他人の情報を活用したくもなる。そんなとき気になるのが著作権の問題です。「ブログに他人の文章をいれると著作権ってどうなるの?」心配なところですね。ブログを書くときの著作権に関わる部分について共有します。

 

他人の著作物内容を自分の文章に盛り込む場合、著作権を侵害するかどうかは「転載」か「引用」かがポイントになります。他人の著作物をそのまま掲載すると「転載」となり著作者の許諾を得なければならなくなります。「引用」するだけであれば、許諾を得る必要はありません。引用とは自説の主張のために必要となる部分を使用するという意味です。引用に該当するポイントは次の通りです。

 

(1)他人の著作物を引用する必然性があること
(2)カギかっこをつけるなど、自分の著作物と引用部分が区別されていること
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)
(4)出所の明示がなされていること

 

実際の場合は、引用するものより自分の文章の方がボリュームがあることが必要になります。逆の場合は引用とは言えません。引用に該当するか否かの明確な線引きは難しいです。不明点が出たら下記のような機関に問合せをしてみるか著作者の許諾を得ておくのが無難です。

⇒公益社団法人 著作権情報センター

 

著作権の問題とは別の次元でもっと重要なことがあります。それは自分がやろうとするビジネスの独自性です。誰かのものを引用ばかりしているうちは独自性があるとは言えません。独自性をつくるには、あくまで自分自身の実体験から付加価値をつけブランディングしていくことが必要になります。

 

検索エンジンで評価を得るためという視点でもこの考え方が大切です。検索エンジンは質量ともにユーザーに有益な情報を評価する傾向が強くなっています。以前のようにキーワードが入っていたらOKといったやり方は一切通用しません。オリジナルコンテンツが評価の対象になっています。その意味でハードルはどんどん上がっていると思ってください。(2017.9現在)

 

世の中に溢れんばかりの情報は入り乱れている今。本やセミナーで学んだことの受け売りなんてユーザーが求めるはずがありません。大切なのは、自分自身が実体験し、お客さまと実際対峙して得たものです。それこそが独自性であり、他にないオンリーワンコンテンツと呼べるものになります。

 

法律をある程度知っておくことは重要です。知らなかったでは済まされないからです。ただそこに深い知識を持ってもしょうがありません。概要さえおさえておけばいい話です。それよりも著作権のウラにはビジネスとして重要な要素があることを忘れないようにしてください。

 

心得6:継続できる習慣をつくる

 
起業へ向けた活動の中で重要なのが「情報発信」。情報発信はネットとリアル両面でやっていきます。ネットはホームページを徹底して育てていく必要があります。育てていくにはブログ(コラム)を更新し続けていかないといけません。

 

とはいえ実際に書き始めると行く手を阻むものが出てきます。継続していくのは乗り超えないといけないハードルがあります。「なかなか筆が進まない」「いざパソコンの前で書こうとすると頭が真っ白になる」「どこから書き始めたいいかわからない」最初はこんなカベにあたります。

 

このカベを乗り超えるコツは「構えないで書くこと」です。力んではだめです。力むと続きません。ブログ一本書くのに2時間かかった・・・最初の頃よく聞く話です。一本に2時間もかけていたら続くはずがありません。

 

読んでもらうために格好をつけていては進みません。文章なんて少々おかしくたって大丈夫です。
とにかく気軽に書き始めることです。書くことを続けるとだんだんと慣れてきます。文章の最初から書こうとする必要はありません。書けるところから書いてあとで順番を変えていけばいいのです。「構えないで書く」覚えておきましょう。

 

「書き始めたけど続かない、継続は大事とわかっているけど・・・」3日坊主現象です。ブログを継続するコツは書く時間を決めることです。時間は朝がおすすめです。朝は脳が活性化しています。それに会社に行くおしりの時間が決まっているので集中せざるをえません。タイムリミットを決めてやると自然に進んでいきます。ちなみに起業家は朝時間をうまく使う人が多いです。サラリーマン脳から起業家脳へ切り替えるためにも朝時間は大切です。「ハミガキをするようにブログを書く」覚えてください。

 

最後にどうしたら継続してブログが書けるようになるのか?チェックポイントをまとめてみました。いくつ丸がつくかやってみてください。今やるべきことが見えてきます。

 

★ブログを継続して書き続けるコツ(順不同)
☑常にアンテナを立てる(身の回りにあるもの、出来事、時事ニュースと専門分野をひもづける)
☑ブログを書くではなく、コラムを執筆するという意識をもつ
☑コラムは飯のネタ、それができないのなら専門家失格と思う
☑そもそも好きな仕事での話、たのしんで書けるようになる
☑読み手は誰かを常に意識する
☑パソコンの向こうに相手がいるつもりで話しかけるように書く
☑タイトルを先につくる(見込み客の悩み事から)
☑記事タイトルには必ず検索キーワードを入れる
☑1記事1テーマにする
☑書けるところ、思いついたところから書く、前後を入れ替えて編集して仕上げる
☑1日10分10行の取っ掛かりで習慣をつくる
☑歯磨きと同じようにする(磨かなかったら気持ちが悪い)

 

 

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